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家族と資産形成とマラソンに人生を捧ぐパパのブログ

新米開業医の独白|開業1年目を迎えた現状と課題

 

 

開業医と勤務医ってどっちが大変なのかな・・・

開業に興味があるけど、実際に開業した人の経験談を聞きたいなぁ・・・

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 医師歴:16年目
 ✅ 略歴:初期2年→勤務医10数年→開業
 ✅ 家族:妻 子供2人(一姫二太郎:6歳と5歳)
 ✅ 趣味:ランニング 読書 株式投資
 ✅ フルマラソンベスト:2時間51分10秒)
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことだけが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡開業1年目を迎えた現状と課題
 ✅ 患者数:1日約60人で増加傾向
 ✅ 売上:増加傾向でやっと黒字経営化
 ✅ 課題:待ち時間とスタッフ雇用と自身の健康

 

 

 

勤務医が開業医になってみて1年たった現状と課題

 

 

気がつくと開業して1年になります。

 

開業前も、

 

  • 土地探し(約2年かかりました)
  • クリニック設計
  • 融資の相談
  • 医療機器選定
  • スタッフ雇用
  • 借地契約の交渉
  • 医療機関への挨拶回り
  • 内覧会の準備

 

などでてんてこ舞いではありしたね。

 

しかし、最近は忙しさは自身の健康問題にまで影響を及ぼしかねない程になっています。

 

私の開業スペックはこちらの通りです。

 

🖌筆者の開業スペック
 ✅ 医師歴:16年目
 ✅ 開業場所:地元(地方都市)
 ✅ 開業スタイル:落下傘
 ✅ スタッフ:院長(私)副院長(妻)看護師3名 事務2名
 ✅ 診療科目:泌尿器科など計4診療科
 ✅ 開業時期:2023年冬

 

開業1ヵ月目、4ヶ月目、9月目の現状については、こちらの記事をご参照ください。

maoyoshi-papa.com

 

maoyoshi-papa.com

 

maoyoshi-papa.com

 

 

今回は、勤務医が開業医になって1年たった現状と課題をリアルに示した記事になります。

 

  • 勤務医を辞めたいと考えている方
  • 開業医になろうと考えている方
  • 開業医の生活に興味がある方
  • 開業して間もない方

 

等々、兎にも角にも開業医に少しでも興味がある方にとって、何かしらの気づきがあれば幸いです。

 

 

患者数

 

落下傘での開業ということもあり、開業当初は多くても1日20人程度だった患者数。

 

開業して1年程たち、1日の患者数は平均で約60人となり、多いときは70名程来院されます。

 

  • 道路看板の設置
  • 新聞広告と記事掲載
  • フリーペーパーの定期広告

 

などを開業4ヶ月目頃から増やした影響が出てきている印象です。

 

一方、ホームページやグーグルの書き込みを見て来院される方も増えており、やはりインターネット対策は非常に重要と感じる次第です。

 

来院される患者さんの訴えは、

 

  • 高血圧や糖尿病などの生活習慣病
  • 発熱(コロナ、インフルエンザ、溶連菌など何でも)
  • ワクチン(肺炎球菌から子宮頚癌まで何でも)
  • 慢性咳嗽
  • 排尿の悩み
  • 男性更年期
  • 性感染症
  • 睡眠のお悩み
  • 皮膚のトラブル
  • 便秘や下痢など
  • 頭痛や肩こりや冷え

 

など多種多様です。

 

来院される方も小さなお子様からご年配の方まで来院され、時間帯によっては小児科のクリニックのような状態になっています。

 

患者数の増加要因については、

 

  • 宣伝広告によるクリニック認知度の向上
  • 内科標榜による患者層の裾野拡大

 

といった要因が相乗効果を生み出し、患者数増加に寄与していると考えます。

 

しかし、一番の患者数が増加した要因は、以前の記事でも書いたとおり「クチコミ」で間違いないありません。

 

  • 友人から「ここのクリニックがいいよ」と聞いて来院した
  • 家族が「ここの先生やさしかったから」と紹介され来院した
  • 知り合いから「ここなら丁寧に診てくれるよ」と言われ来院した

 

という声を生で聴くと、目頭が熱くなります。

 

一方、

 

  • 「〇〇クリニックで、ひどい対応を受けた」
  • 「□□医院で、ろくな診察をされず薬だけ出された」
  • 「△△病院で、検査結果の説明を全くされなかった」

 

という声も聞くと、逆のことをしっかりする大切さを身にしみて感じます。

 

 

売上

 

患者数の増加に伴い、売上も当然ながら増加しています。

 

しかし、あくまでも「利益=売上ー経費」です。

 

最近になりやっと経費が売上を下回り、黒字経営にはなりました。

 

しかし、まだまだ多額の借金が残っており安心は全くできませんね。

 

経費の中でも大きいのは、

 

  • 人件費(スタッフ給与)
  • 減価償却費
  • 医療材料費

 

になり、とくに人件費が一番ウェイトが高くなります。

 

バランスシートや損益計算書を理解し、どこにどの程度の資金を割り当てるかを考慮する際に、やはり簿記の知識は欠かせません。

 

税理士さんと面談する場面でも会話がスムーズになりますし、クリニックの経営状況を自分自身で把握するにも簿記知識は最低限必要です。

 

売上や利益を高めることは、クリニックを長く運営する点で欠かせません。

 

しかし、売上や利益を追い求めるばかりに、不要な検査や治療を行うことはあってはなりません。

 

そして、何よりも大切な「信用」を失うことになりかねません。

 

とある経営者の言葉です。

 

借金や赤字で会社はつぶれないが、信用を失ったら会社はつぶれる。

 

信用は一度失うと取り戻すことは非常に困難です。

 

 

課題

 

患者数の増加で問題となっているのが、待ち時間です。

 

待ち時間対策として、

 

  • 時間予約システムの導入
  • LINEお友達登録で混雑状況の周知

 

などを行いましたが、なかなかそう簡単には解決できそうではありません。

 

  • 飛び込みで来られる患者さん
  • ふらっと立ち寄りできた患者さん
  • ネットを使用できない高齢者の患者さん
  • 時間予約で時間通りの診察希望の患者さん

 

多種多様の患者さん全員に都合がよい予約システムがあればベストではありますが、このようなシステムは残念ながら存在しません。

 

あれば誰か私にこっそり教えて欲しいくらいです。

 

幸い私には副院長(妻)という相談相手がいますが、一人でクリニックを運営されている方は日々の決断だけでも大変苦労されているのだろうと想像します。

 

スタッフ雇用もクリニック運営では重要課題の一つに上げられますが、現状ではスタッフ雇用では特に問題はありません。

 

クリニックのホームページに「現在スタッフ募集はしていない」旨を公開していても、採用希望の電話がかかってくる次第であり、雇用の点については本当に恵まれていると感じています。

 

そして、自身の健康問題です。

 

忙しい日ですと昼食は当然取れませんが、水分やトイレ休憩も間々なりません。

 

そして、帰宅も遅いと21時を過ぎることもあり、そこから家事等を終えてからの夕食となりますので、健康的な生活とはほど遠い状況です。

 

なんとか睡眠時間は確保できていますが、睡眠まで脅かされるようになると、診療制限等も考慮すべきかと考えています。

 

なんと言っても健康が何よりの土台であります。

 

血色の悪くフラフラな院長が運営しているクリニックに、誰も受診したくないでしょうし、スタッフも一緒に働きたくないでしょう。

 

様々な課題があるだけでも幸せなことと考えながらも、家事の残りをこなして、夜ご飯を食べながら課題に対して暗中模索する毎日です。

 

 

まとめ

白い木製のテレビラックに黒いフラットスクリーンテレビ

 

 

まとめにはいります。

 

 

💡開業1年目を迎えた現状と課題
 ✅ 患者数:1日約60人で増加傾向
 ✅ 売上:増加傾向でやっと黒字経営化
 ✅ 課題:待ち時間とスタッフ雇用と自身の健康

 

 

勤務医から開業医になって1年。

 

勤務医時代と比較しても仕方ありませんが、ストレスの種類は異なりますが、ストレスの大きさで言えば、開業医になってからの方が大きいですね。

 

医師という臨床業務のみならず、

 

  • 経営者
  • 雇用者
  • 管理者

 

という様々な立ち位置からクリニックを俯瞰する必要に迫られます。

 

それに加えて、

 

  • 年子の子育て
  • 掃除洗濯などの家事
  • 臨床医としての研鑽
  • 趣味のランニングと株式投資

 

に使う時間も限りがありますからね。

 

ヘトヘトになって帰路につく毎日ではありますが、充実している証拠だとも言えますね。

 

主体的に自らが選んだ人生を生きているからこそ、このような感情が心の底から生まれてくるものだと感じています。

 

このような毎日を過ごす中で、感謝の念を忘れずにしたいものです。

 

  • 来院してくださる患者さんとご家族
  • 一緒に働いてくれるスタッフ
  • サポートしてくださる各企業の方々

 

本当に頭が上がりません。

 

そして何よりも、

 

  • 両親
  • 家族

 

には言葉にできないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

 

診療報酬の引き下げや働き方改革など、医療従事者にとって逆風が吹き荒れそうな雰囲気が漂う昨今です。

 

そのような時だからこそ、

 

「良心に恥じぬことだけが、我々の確かな報酬である」

 

という座右の銘を肝に銘じつつ、

 

  • 父として
  • 夫として
  • 医師として
  • 経営者として

 

そして何よりも一人の人として、これからも精進していく所存であります。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

「人を動かす」、「ファンベース」等々、開業前に様々な経営論関連の書籍を読みましたが、自分の中で最も参考にしている書籍です。新品ではなく中古でしか在庫がない状況かつ、高額ではありますが、個人事業主としての人生の一歩を踏み出そうとしている方は必読の書籍と考えます。

 

 

開業のリアル経験談|新規個別指導への対策方法とは?

 

 

開業したら個別指導ってなんかヤバいのがあるらしいんだけど・・・

個別指導への対策方法ってあるのかなぁ・・・?

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 本職:某零細クリニック院長
 ✅ 家族:妻(共働き) 年子2人(6歳と5歳)
 ✅ 趣味:読書 マラソン 株式投資
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡開業のリアル経験談|新規個別指導への対策方法
 ✅ 行った診療内容を全てカルテに書く
 ✅ 病名をつけたら転帰を必ずつける
 ✅ 加算内容に対する記録をしっかり残す 

 

 

 

実録|新規開業個別指導を受けた結果と対策方法

 

開業医に対する新規個別指導に関して、一般的な内容を解説した記事はいくつか見受けられます。

 

しかし、個人の体験談はほとんど見かけることはありません。

 

開業スタイルも診療科も人それぞれですので、私の経験が一概に新米開業医の方の役にたつわけではないと考えます。

 

それでも、新規個別指導で苦い思いする開業仲間が減ることを祈願して、今回の記事をお届けします。

 

 

開業医に対する新規個別指導とは

 

開業をしたら誰しもが通る登竜門。

 

それが新規個別指導。

 

ざっくり言いますと、

 

「ちゃんと保険診療のルールに沿って診療してますか?」

 

「ルールに沿って診療してなかったら、お咎めを受けていただきますよ!」

 

という正に新米院長泣かせの一大イベントという感じです。

 

 

私自身のリアル経験談

 

開業して9ヵ月経ったある日。

 

ついに恐れていた郵便物がクリニックに届きました。

 

厚生局から新規開業の個別指導の案内という封筒。

 

個別指導の日程は、開業後10カ月目にあたる日でした。

 

入会している医師会から、個別指導対策として個別指導2週間前に懇談会を開催していただきました。

 

その場で、先輩開業医の方々から個別指導時の注意事項などを教わることができ、非常にためになりました。

 

この場をお借りして、医師会とご指導頂いた先生方に陳謝いたします。

 

 

さて、個別指導に持っていくものを列挙します。

 

  • 10人分の診療録(いわゆるカルテ:1〜3号)
  • 血液検査や画像データ
  • 紹介状や返書
  • 看護記録
  • リハビリテーション関係書類
  • デイケアなどに関わる関係書類
  • 特定保険医療材料および薬剤などの購入納品伝票(1年分)
  • 審査支払期間からの返戻・増減点通知に関する書類(1年分)
  • 薬剤情報提供に係る文書
  • 院外処方箋を発行している場合は処方箋の用紙
  • 患者ごとの一部負担金徴収に係る帳簿、患者ごとの内訳のある日計表(1年分)
  • 診療費請求書および領収証(1年分)
  • 保険医療機関の現況(個別指導10日前までに郵送)
  • 保険医に係る出勤簿など

 

所属する厚生局によって多少の差はあるかもしれませんが、だいたい以上のようなものを準備する必要があります。

 

この準備だけで、心身ともにヘロヘロになりました。

 

さらに、指導対象の患者リストが個別指導の1週間前にしか届かないので、急ピッチでの準備が必要になります。

 

当院の事務さんにも大変頑張っていただき、なんとか書類一式は個別指導前日に準備完了。

 

 

そして、いよいよ個別指導当日を迎えます。

 

個別指導には、開設者・管理者(私)、保険医(副院長)、請求事務担当者(事務さん)の3人で出席しました。

 

約束の時間15分前に到着し、持参した大量の資料を提出。

 

数分後、厚生局担当者3名(うち1名は司会役)が来られ、いざ個別指導開始。

 

まず当院に関して様々なことを質問されます。

 

具体的には、

 

  • 従業員の数や構成
  • 診療科目と担当医師
  • 使っている電子カルテのタイプ
  • 院内のネットワーク環境について
  • 電子カルテのパスワード更新頻度(1-2ヶ月毎が必須)
  • 院内掲示の有無(特定疾患加算や時間外加算などについて)

 

などです。

 

こちらについては、院内管理を誰かに任せきりの院長でなければ、即座に答えることができる内容ばかりでした。

 

 

続いて、患者個別毎のカルテ内容について指導を受けます。

 

注意を受けた点や請求取り消し(=お金返すこと)になった点を列挙します。

 

  • 左右がある場合は左右を必ず入れる(例:尿管結石)
  • 症状病名は入れない(例:全身倦怠感 腹痛など)
  • 紹介状には既往歴、家族歴など必ず書く(ないならなしと書く)
  • 特定疾患管理料については指導した内容を書く(書いていないと☓)
  • 創傷処置をした際は傷の大きさ場所範囲を細かく書く
  • 安易に腫瘍マーカーを測定しない(特にPSA)
  • 検査した所見は必ず書く(エコー検査など)
  • 病理検査や培養検査などは患者に説明したことを書く(書いていないと☓)
  • 病理検査の結果に基づいて何をしたかを書く(書いていないと☓)

 

のび太くんがジャイアンにボコボコにされるような事態を想定していましたが、思ったほどメッタメタのギッタギタにはされませんでした。

 

  • かれこれ言われるが
  • まま全く反論せず(ここ重要)
  • あやまり続けた個別指導

 

約1時間で終了しました。

 

一旦10分ほどの休憩入り、その後に総括を受けます。

 

指導の結果については、

 

  • 概ね妥当
  • 経過観察
  • 再指導
  • 要監査

 

に分類され個別指導から1ヶ月後に郵送されてくるようです。

 

概ね妥当になることはほぼないそうで、経過観察になれば合格。

 

再指導となれば、1年後ほどにまた個別指導を受ける必要があります。

 

また要監査となれば、監査に入られ最悪の場合は保険医取り消しもありえます。

 

 

私としては経過観察になれば御の字と考えています。

 

 

兎にも角にも、個別指導が終わった後の開放感はたまりませんでしたね。

 

 

新規開業される先生へのアドヴァイス

 

新規開業個別指導にあたって、こらから開業される先生や開業して間もない先生へアドヴァイスを送ります。

 

  • 検査した内容や行ったことは正確に書く
  • 検査結果を説明したという事実を書く
  • 傷の大きさなど点数が変わる処置についても細かく書く
  • 特定疾患管理料についてはどのような指導を行ったか細かく書く
  • 紹介状は既往歴や内服薬なども空欄にせず必ず書く

 

要は、普段から真面目に診療して真面目にカルテを書くということに尽きますね。

 

私自身は1日の診療が終わった後、すべての患者さんのカルテをもう一度チェックして、抜けがないかを開業した日から継続しています。

 

それでも抜けがあって指導で指摘された点も多々ありました。

 

普段からのカルテ記載については、勤務医のとき以上に神経を使う必要がありますね。

 

また、カルテ記載のみならず紹介状の記載や医学管理料を算定する際の同意書や計画書などもしっかりカルテに残しておく必要があります。

 

面倒ではありますが、管理を怠ると痛い目にあうのは自分自身です。

 

 

まとめ

テディベア, 病気, 聴診器, 負傷者, Arztbesuch, 回復します

 

今回は新規開業個別指導を受けた個人の体験談とこれから個別指導を受けられる予定の方へのアドヴァイスをまとめました。

 

普通に真面目に診療し真面目にカルテを書いていれば、個別指導で大変な目にあう可能性は低いと思います。

 

何事も日々の小さな積み重ねが肝要と痛感した新規個別指導でした。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

やや古い書籍ではありますが、開業を考えたらまずこちらの書籍がおすすめです。開業までと開業してからの大まかな流れをつかむことができます。

 

 

 

 

 

【関連記事】

仕事と家庭と株式投資を両立しながら生活するコツを解説した記事です。

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令和6年1月1日に起きた能登半島地震。その日に考え行動したことをまとめた記事です。

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医師が副業としてブログ運営にチャレンジして3年。そのリアルな結果を公開した記事です。

maoyoshi-papa.com

 

新米開業医の独白|開業9ヶ月目の現状と課題

 

 

開業に興味があるけど、なんか大変そうだなぁ・・・

開業ってリスクが高そうだけど、大丈夫なのかなぁ・・・

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 医師歴:16年目
 ✅ 略歴:初期研修2年→勤務医10年→フリーランス2年→開業
 ✅ 家族:妻 子供2人(一姫二太郎:6歳と5歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソンベスト:2時間51分10秒)
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことだけが我々の確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡開業9ヵ月目の現状と課題
 ✅ 患者数:1日約50人で増加傾向
 ✅ 売上:増加傾向も赤字経営は続く
 ✅ 課題:待ち時間短縮とスタッフ雇用

 

 

 

新米開業医の独白|開業9ヵ月目の現状と課題

 

 

開業して気がつけば9ヵ月が過ぎていました。

 

開業前も、

 

  • 土地探し(約2年)
  • クリニック設計
  • 融資の相談
  • 医療機器選定
  • スタッフ雇用
  • 借地契約の交渉
  • 医療機関への挨拶回り
  • 内覧会の準備

 

などで大変は大変でしたが、最近は忙しさが指数関数的に上昇しています。

 

私の開業スペックは次の通りです。

 

🖌筆者の開業スペック
 ✅ 医師歴:16年目
 ✅ 開業場所:地元(地方都市)
 ✅ 開業スタイル:落下傘
 ✅ スタッフ:院長(私)副院長(妻)看護師3名 事務2名
 ✅ 診療科目:泌尿器科など計4診療科
 ✅ 開業時期:2023年冬

 

開業1ヵ月目と4ヶ月目の現状については、こちらの記事をご参照ください。

maoyoshi-papa.com

 

maoyoshi-papa.com

 

今回の記事は、新米開業医が9ヶ月目を迎えた現状と課題をありのままに記した内容です。

 

開業医に対する世間の見方は様々かと思われますが、いち開業医のリアルな現実をこの記事を通して知っていただければ幸いです。

 

 

患者数

 

落下傘での開業ということもあり、開業当初は多くても1日20人程度だった患者数。

 

開業して9ヵ月が過ぎ、1日の患者数は平均で約50人となりました。

 

  • 道路看板の設置
  • 新聞広告と記事掲載
  • フリーペーパーの定期広告

 

などを開業4ヶ月目頃から増やした影響が、じわじわと出てきている印象です。

 

内科を標榜していることもあり、来院される患者さんの訴えは、

 

  • 高血圧や糖尿病などの生活習慣病
  • 発熱(コロナ、インフルエンザ、溶連菌など何でも)
  • ワクチン(肺炎球菌から子宮頚癌まで何でも)
  • 慢性咳嗽
  • 排尿の悩み
  • 男性更年期
  • 性感染症
  • 睡眠のお悩み
  • 皮膚のトラブル
  • 便秘や下痢など
  • 頭痛や肩こりや冷え

 

など多種多様で、「専門外だから診ません」ということは基本していません。

 

しかし、緊急性が高い疾患であれば、即座に近隣の総合病院へ紹介しています。

 

  • 宣伝広告によるクリニック認知度の向上
  • 内科標榜による患者層の裾野拡大

 

二つの要因が相乗効果もあいまって、患者数の増加に寄与していると考察しています。

 

それでも、一番の患者数が増加した要因は「クチコミ」と確信しています。

 

  • 友人から「ここのクリニックがいいよ」と聞いて来院した
  • 家族が「ここの先生やさしかったから」と紹介され来院した
  • 知り合いから「ここなら丁寧に診てくれるよ」と言われ来院した

 

という声を聴くと、本当に胸が熱くなりますね。

 

後述しますが、患者数の増加に伴い課題となる診療待ち時間。

 

丁寧な診療を継続しながら待ち時間を減らし、患者さんの満足度をどうしたら高められるのかというのが、直近では一番の悩みですね。

 

 

売上

 

患者数の増加に伴い、売上も当然ながら増加しています。

 

しかし、あくまでも「利益=売上ー経費」です。

 

まだまだ経費が売上を上回っている状況であり、赤字経営は続いています。

 

経費の中でも大きいのは、

 

  • 人件費(スタッフ給与)
  • 減価償却費
  • 医療材料費

 

になります。

 

前立腺肥大症に対する日帰り手術を開業4ヶ月目から導入しましたので、医療材料費が経費の中でもウエイトを占めるようになりました。

 

クリニック経営を理解するにあたり簿記の知識が欠かせないことは、開業して9ヵ月が過ぎても実感しています。

 

税理士さんと面談する場面でも会話がスムーズになりますし、クリニックの経営状況を自分自身で把握するにも最低限の簿記知識は必要になります。

 

先輩開業医や個人事業を営んでいる方々の話を聞いていると、経営が軌道にのって安定するには約3年かかるとのこと。

 

少しでも早く経営を安定させたいという思いはありますが、ここで慌てても仕方ないとも考えています。

 

確かに売上や利益を向上させ安定させることは、クリニックを長く運営する点において間違いではありません。

 

しかし、売上や利益を追い求めるばかりに、不要な検査や治療を行うことはあってはなりません。

 

逆に、不当な診療を行うことで、医療機関にとって何よりも大切な「信用」を失うことになりかねません。

 

患者さん、患者さんのご家族、そしてクリニックに関わる全ての方が心穏やかな日々を通じて豊かな人生を送る一助になること

 

自分自身で考え抜いて導き出した当クリニックの理念。

 

この理念を診療前に暗唱し、襟を正して診察室に向かうように私はしています。

 

 

課題

 

患者数の増加で問題となっているのが、待ち時間の延長です。

 

これに対しては、予約システムの導入なども検討していますが、飛び込み患者さんとのバランスやシステム導入に伴うコストなど、様々な点で検討すべきことがあります。

 

幸い私には副院長(妻)という相談相手がいますが、一人でクリニックを運営されている方は日々の決断だけでも大変苦労されているのだろうと想像します。

 

また、スタッフ雇用も課題の一つです。

 

スタッフ増員を検討していますが、人件費と利益面でのバランスや人材がすぐに集まらないという点が課題です。

 

人材派遣サービスを利用する方法もありますが、これらも非常にコストがかかるので、なんとかハローワークやSNSなどを利用して、人材確保に動いているところではありますが、一筋縄ではいかないのが現状です。

 

課題があるだけでも幸せなことと考え、毎日子供を寝かしつけてから課題に対して答えを探している現況です。

 

 

まとめ

切り絵のハートを持つ二人

 

 

まとめにはいります。

 

 

💡開業9ヵ月目の現状と課題
 ✅ 患者数:1日約50人で増加傾向
 ✅ 売上:増加傾向も赤字経営は続く
 ✅ 課題:待ち時間短縮とスタッフ雇用

 

 

クリニックの院長となって9ヶ月。

 

医師という臨床業務のみならず、経営者としての仕事も増えています。

 

それに加えて年子の子育てもあり、家事や夕食を済まして、勉強や少しのブログ執筆を終え、ベッドに倒れ込むという毎日です。

 

しかし、人生でこれほど充実し幸せな時間はないと感じています。

 

そう感じられる理由は、主体的に自らが選んだ人生を生きているからだと思っています。

 

そして、数あるクリニックの中から自分のクリニックを選んで来てくださる患者さん、そして一緒に働いてくれるスタッフの皆様には本当に頭が上がりません。

 

また、いつも支えてくれる妻や家族や両親にも、感謝の言葉をどれだけ重ねても足りないくらいです。

 

診療報酬の引き下げがニュースで話題になっており、開業医のみならず医師に対する風当たりが弱くなる気配はありません。

 

逆風が吹き続ける今だからこそ、

 

良心に恥じぬことだけが、我々の確かな報酬である

 

という座右の銘を胸に、

 

  • 父として
  • 医師として
  • 経営者として
  • ブロガーとして
  • 個人投資家として
  • 市民ランナーとして

 

これからも邁進していく所存であります。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

開業前に様々な経営論などの書籍を読みましたが、自分の中で一番参考にしている書籍がこちらです。新品ではなく中古でしか在庫がない状況かつ、かなり値段も高くなってはいますが、個人事業主として人生を歩もうとされている方は、自分の軸を形成する上でも必読の書籍です。

 

 

新米開業医の告白|開業4ヵ月目のリアルな現状

 

 

開業医って実際どんな生活を送っているのかなぁ?

実際に開業している人の生の声って聞けないのかなぁ?

 

 

こんなレアなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 医師歴:約15年目
 ✅ 経歴:初期研修2年→勤務医10年→フリーランス2年→開業
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソンベスト:2時間51分)
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡開業4ヵ月目のリアルな現状
 ✅ 患者数:緩やかに増加傾向
 ✅ 売上:緩やかに増加も赤字
 ✅ 戦略:広告増加と丁寧な診療

 

 

 

新米開業医の告白|開業4ヵ月目のリアルな現状

医者, 医者のオフィス, 練習, 待合室, 車椅子, 待つ, 疾患, 健康

 

 

開業は開業してからが本当の始まり

 

 

開業して4ヵ月が過ぎ、改めてこの言葉の重さを感じている毎日。

 

 

とは言うものの、開業するまでも正直大変でした。

 

  • 土地探し(2年かかりました)
  • クリニック設計
  • 外装・内装デザイン決め
  • 融資の相談
  • 大型医療機器の選定と購入
  • スタッフ雇用の面接面談
  • 借地契約のやりとり(価格交渉)
  • 近隣医療機関への挨拶回り
  • 内覧会準備

 

ざっと挙げただけでもこれだけで、細々したものを含めると本一冊書けるレベルです。

 

私の開業スタイルは次の通りです。

 

🖌筆者の開業状況
 ✅ 医師歴:16年目
 ✅ 開業場所:地元
 ✅ 開業スタイル:落下傘
 ✅ スタッフ:院長(私)副院長(妻)看護師3名 事務2名
 ✅ 診療科目:泌尿器科など計4診療科
 ✅ 開業時期:2023年冬

 

開業1ヵ月目の現状については、こちらの記事をご参照ください。

maoyoshi-papa.com

 

 

さて、今回の記事は新米開業医が開業して4ヵ月が経過したリアルな現状を報告した内容になります。

 

株の記事が続きましたので、箸休め程度に肩の力を抜いて読んで頂ければ幸いです。

 

 

患者数

 

落下傘での開業ということもあり、開業当初は多くても1日20人程度だった患者数。

 

開業して4ヵ月が過ぎ、平日では約30人の患者数となり、土曜日や休日明けでは40人以上来院される日も出てきました。

 

開業して2ヵ月目あたりで、クリニック自体の存在が認知されていないことを感じ、

 

  • 看板設置
  • 新聞広告と記事掲載
  • フリーペーパー広告

 

といった広告を大幅に増やした影響とも考えています。

 

 

私の専門は泌尿器科ではありますが、これまでの臨床経験を活かす上でも内科も標榜しました。

 

内科の標榜効果もあってか、

 

  • 高血圧や糖尿病などの生活習慣病
  • 発熱(コロナ、インフルエンザ、溶連菌など何でも)
  • ワクチン(肺炎球菌から子宮頚癌まで何でも)
  • 慢性咳嗽
  • 男性更年期
  • 性病(特に梅毒)
  • 不眠などのお悩み
  • 皮膚のトラブル
  • 便通のお悩み
  • 頭痛や肩こり

 

など多種多様な訴えをもった患者さんがクリニックを訪れてきます。

 

  • 宣伝広告による認知度の向上
  • 内科標榜による裾野の拡大

 

が患者数の増加に寄与していると推定している一方で、個人的に一番大きな要因は、

 

  • クチコミ

 

と感じています。

 

  • 友人から紹介された
  • 家族から紹介された
  • 知り合いから紹介された

 

という声を患者さんから聴くと、「有り難き幸せ」という気持ちで胸がいっぱいになります。

 

ちなみに、妻(副院長)もクリニックで別診療科を標榜して働いています。

 

自由診療が中心なので、そこまで患者数は増えていません。

 

しかし、自由診療の単価が非常に高いため、「自由診療って利益が出やすいのだなぁ」と横目で見ている状況です。

 

 

売上

 

具体的な金額は公表できませんが、患者数の増加に伴い、徐々に売上も増加基調です。

 

 

しかし、

 

  • 利益=売上ー経費

 

であり、経費が売上をまだまだ上回っている状況、いわゆる赤字運営は続いています。

 

経費の中で一番大きいのは、スタッフの給与になります。

 

雇用する立場になって、雇用される側がどれだけ守られているかを日々痛感しています。

 

4ヵ月が経過して赤字運営が続いているとは言え、開業された先輩方の話を聞いていると、

 

  • 患者さんを大病院から大勢引き抜いてきた
  • 近隣のクリニックがたまたま廃院した

 

等の例外を除き、クリニック運営がたった数ヶ月で黒字化することは稀とのことです。

 

慰めのためにやさしい嘘をついてくれてるのかもしれませんが、この言葉を聞いて少し安心しているのが正直なところです。

 

売上や利益の向上はクリニック運営において重要課題の一つではあります。

 

しかし、医療機関と他の営業分野では少し目線が異なるように感じています。

 

利益ばかり追い求め、不要な検査や投薬などを行うことは本末転倒であり、それこそお金をいくら積んでも得られない信頼を失うことになりかねません。

 

患者さん、患者さんのご家族、そしてクリニックに関わる全ての方が心穏やかな日々を通じて豊かな人生を送る一助になること

 

自分自身で考え抜いて出したクリニックの理念。

 

これを毎日の診療前にに暗唱しています。

 

そうでもしないと、赤字という数字にプレッシャーに押しつぶされそうになるからです。

 

ちなみにですが、売上等の計算は顧問税理士さんに依頼して月次報告を作成してもらっています(もちろん有料)。

 

とは言え、月次報告に必要な資料をまとめるのは院長の仕事。

 

  • 日報(日々の患者数や売上)
  • 預金口座の出納帳
  • 国保および社保毎の診療報酬
  • スタッフの給与や税金
  • 様々な支出台帳(医薬品費、消耗品、広告費など)

 

毎日少しずつ整理しておかないと、本当に地獄をみます。

 

これから開業や個人事業主になろうと考えている方へ。

 

まずは家計簿をしっかりつける練習を強くオススメします。

 

そして、可能であれば簿記3級レベルの知識は必須です。

 

 

戦略

 

開業当初と根本的にクリニックの運営戦略は変更していません。

 

兎にも角にも、

 

  • 来院された患者さんに丁寧な診察と対応をする
  • スタッフを含めクリニックを支えてくれる方々へ日々感謝する
  • 毎日必ず診療を振り返る

 

ということを日々続けているのみです。

 

もちろん、医師としての技術向上を怠るわけにもいきませんから、スキマ時間で英語医学雑誌のPodcastを聴いたり、オンラインセミナーを聴講したりということは継続しています。

 

小さな子ども2人を育てながらではありますので、本当に時間の捻出には苦労しています。

 

言い訳がましいですが、今こうやってブログを書いている時間も減らさざるを得ない状況になり、更新頻度も落ちてしまっています。

 

貴重な読者の皆様方には、大変申し訳なく思っております。

 

まとめ

 

まとめにはいります。

 

💡開業4ヵ月目のリアルな現状
 ✅ 患者数:緩やかに増加傾向
 ✅ 売上:緩やかに増加も赤字運営
 ✅ 戦略:患者さん・スタッフを大切に

 

 

人生でもクリニック運営でも必ず成功するという方法はないと常々考えています。

 

そもそも、「成功」をどのように定義するかは個々人で異なるため、一概にクリニック運営を論ずること自体が無理と考えています。

 

あくまでも、今回の内容はとあるクリニックの現状であり、どのクリニックも同じ状況ではありません。

 

しかし、開業医という立場のみならず、個人事業主として今まさに一歩を踏み出そうとしている方や既に踏み出したばかりの方々にとって、何かしらの気づきがわれば本望です。

 

今日も最後までありがとうございました。

 

【おすすめ書籍】

開業前に様々な経営論などの書籍を読みましたが、自分の中で一番参考にしている書籍がこちらですね。新品ではなく中古でしか在庫がない状況かつ、かなり値段も高くなってはいますが、これから個人事業主として人生を歩もうとされている方は、自分の軸を形成する上でも必ず役にたつ書籍と断言します。

 

 

娘が行方不明になりかけた実話

 

 

娘が行方不明になりかけた実話

 

当ブログの記事の割合が、

 

  • 株:80%
  • マラソン:19%
  • 家族:1%

 

という有様。

 

「ブログタイトルを変えた方がよい」という声が、パプアニューギニアの人口を超えたので久しぶりに家族に関する記事を書きます。

 

箸休め程度に気軽に読んで頂ければ幸いです。

 

 

学童保育に行くはずが・・・

 

今年の春から小学校1年生になった私の娘。

 

早生まれということもあり、ランドセルがずいぶん大きく見えます。

 

共働き家庭であるので、小学校の授業が終わった後は学童保育のお世話になっています。

 

しかし、とある日なぜか学童保育ではなく、集団下校のグループに入れられ帰宅することに。

 

何も知らない本人は、自宅にパパとママが待っていると思い、うきうきして帰宅。

 

しかし、いざ自宅に到着するも玄関には鍵が掛かっており、誰も家にいないことに気づきます。

 

僅かな記憶を頼りに歩き出す

 

自宅に入れず、泣き出した娘。

 

「パパとママが働いているクリニックに行けば、パパとママに会える」

 

幼いながらそう思ったのでしょう。

 

小学1年生の足で約40分以上かかるであろう、私の職場に向かって歩き始めました。

 

しかし、途中で大きな国道があり、横断歩道もなく路頭に迷います。

 

 

奇跡の出会いで間一髪

 

小さな女の子が一人で泣いている様子を見かけた、ある男性。

 

娘に話しかけ、どこの学校か聴き、学校へ連絡。

 

学校から妻に緊急連絡が入ります。

 

仕事そっちのけで、妻が娘の元に向かいました。

 

娘の無事を目の当たりにした妻は泣き崩れ、私も顛末を知り涙が止まりませんでした。

 

 

当たり前は当たり前ではない

 

一歩間違えていれば、車に轢かれたり、誘拐されていてもおかしくない状況でした。

 

このようなことがあって以降、当たり前の毎日が当たり前ではないことを強く感じるようになっています。

 

人生がいつ終わっても後悔せぬように、二度と戻ってこない今この瞬間をより大切にしなくてはなりません。

 

終わりに

 

不透明な未来に不安を抱き、それに対して備えることも大切ではあります。

 

しかし、何よりも大切なのはやっぱり今なんです。

 

今の繰り返しが、過去や未来を作っていくのであれば、やはり今を丁寧に過ごしていくことが人生をより豊かにするのでしょう。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

やや古い書籍ではありますが、非常に有名な書籍です。生き方に関して迷いがある方は、ぜひご一読をおすすめします。

 

 

開業医が1ヵ月目に直面するリアルな問題|実体験に基づく実録レポート

 

 

開業医って実際どんな生活を送っているのかなぁ?

実際に開業している人の生の声って聞けないのかなぁ?

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 名前:まおよしパパ
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソンベスト:2時間51分)
 ✅ 本業:某クリニックの院長
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡開業医が1ヵ月目に直面するリアルな問題
 ✅ 増えない患者数
 ✅ 減り続ける資金

 

 

 

 

開業医が1ヵ月目に直面するリアルな問題

 

  • 開業医の年収は?
  • 開業医は儲かるのか?

 

この手の情報は、グーグル検索かChat GTPに聞けば平均的な回答は出てきます。

 

しかし、開業1ヵ月目のリアルな状況や問題に関する生きた情報は皆無です。

 

私自身の概況はこちらのとおりです。

 

🖌筆者の開業状況
 ✅ 医師歴:16年目
 ✅ 開業場所:地元
 ✅ 開業スタイル:落下傘
 ✅ スタッフ:院長(私)副院長(妻)看護師3名 事務2名
 ✅ 診療科目:泌尿器科など計4診療科
 ✅ 開業時期:2023年冬

 

 

開業医に限らず、個人事業主になって日も浅く、同じような境遇で奮闘している同士の方にとって、わずかでも参考になることがあれば・・・。

 

今回の記事を書こうと思い立った一番の理由です。

 

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

開業医の1日

 

朝6時前には起床。

 

年子の通学および通園準備から1日が始まります。

 

  • 朝食やお弁当の準備
  • 着替えの準備
  • 洗濯物取り込み
  • 部屋の掃除
  • 食器洗い

 

毎朝が慌ただしく、朝食をとる時間もありません。

 

上の子が小学生に進学したばかりなので、学校まで一緒に歩いていきます。

 

上の子を学校へ送り届けた後、一旦自宅に戻り残った家事を済ませクリニックへ移動。

 

幸い自宅とクリニックは徒歩圏内の距離。

 

とはいえ、朝だけで合計40分以上歩きますね。

 

妻(副院長)は下の子を保育園へ車で送り、そのままクリニックへ。

 

 

クリニックに着くと、さっと着替えをすませ診察室へ。

 

スタッフと共に、医療機器の電源を立ち上げなど開院準備にとりかかります。

 

8時40分からスタッフミーティング開始。

 

連絡事項や1日の流れなどをスタッフ皆で確認し共有します。

 

8時50分に解錠し9時から診療開始。

 

ポツポツと来られる患者さんを診察しているとすぐにお昼。

 

12時から14時までは昼休憩時間となり、スタッフにはしっかり休んでもらいます。

 

週に1日ほど、薬の説明会などを昼休憩中に行うこともあります。

 

12時頃になると業者さんが訪問されるので1人1人対応します。

 

業者さんとの面談が終わり次第、ランニングへ。

 

約10km走り終え、5分でシャワーを浴び、午後からの診療に備えます。

 

朝食もそうですが昼食もとりません。

 

我ながら省エネの身体だと思っています。

 

ご飯を食べる暇があれば、ランニングをしたり身体を動かしていたい。

 

健康のためというより、完全にランニング中毒。

 

14時から午後の診療を始め18時に診療が終わりとなります。

 

診療終了後、スタッフと共に掃除を行い事務さんと日計表や出納の確認。

 

明日の予約状況やカルテチェックを終え、19時頃にクリニックを出て自宅へ。

 

自宅に着くのはだいたい19時過ぎになります。

 

家族揃って夕食を取れることもありますが、状況(子供の気分とお腹の空き具合)によっては子どもとお風呂に入り、寝かしつけてからの独りぼっちでの夕食。

 

洗濯、風呂掃除、食器片付けなどをしていると、時計の針は22時をゆうに過ぎています。

 

メールチェック、自己学習、ブログ執筆などを行い0時頃に就寝。

 

平日はほぼこのような1日を過ごしています。

 

 

木曜日、祝祭日、日曜日はクリニック休診日ではありますが、診療時間が子どもの相手時間に置き換わるだけで、1日の流れは平日も休日もほとんど変わりません。

 

 

増えない患者数

 

事業計画では、開業1年目の1日患者数は30名程度で、開業3年後には50名程度。

 

開業して1ヵ月目の現状としては、患者数は1日平均10人程度です。

 

1日1人しか来院されなかったこともあり、その日は流石に落ち込みましたね。

 

落下傘での開業であり、患者数が少ないことは重々覚悟をしていましたが、現実として目の前に現れると正直つらいものがあります。

 

患者数が増えない状況を知ってか知らずか、

 

  • 集患対策のために・・・
  • ネットでのSEO対策を・・・
  • クチコミ対策として〇〇を・・・

 

という言葉を巧みに操る営業電話が毎日のようにかかってきます。

 

営業電話の相手に対して誠心誠意をもって対応することも院長の仕事ではありますが、精神的なストレスが蓄積するだけです。

 

 

ネットや書籍で紹介されている集患対策としては、

 

  • 新聞広告や看板等でクリニックの認知度を上げる
  • ホームページが検索上位に出るようにする(SEO対策)
  • SNSやインスタグラムを活用する

 

などがあります。

 

とはいえ、広告費もタダではなく資金にも限度があるので、闇雲に広告を出すわけにもいきません。

 

広告を出すこと自体も大切ではありますが、とにかく今は目の前の患者さんに対して真摯に丁寧な診療を続けることが肝要と自分自身とスタッフへ言い聞かせています。

 

ネットでの評価も大切ですが、生のクチコミがもつ影響力は非常に大きいです。

 

良いクチコミが徐々に広がり、患者数が少しずつ増えていく未来を信じて、日々の診療を続けています。

 

 

減り続ける資金

 

クリニックの主な出費を供覧します。

 

  • 光熱費
  • 水道費
  • 通信費(電話とネット)
  • 広告費
  • 薬品仕入費
  • 備品購入費
  • 借地代
  • 消耗品費
  • 外注検査費
  • スタッフ給与
  • 社会保険料負担金
  • 福利厚生費
  • 医療機器リース料
  • 医療機器保守点検料
  • 電子カルテ管理費
  • ホームページ管理費
  • 税理士顧問料
  • 社労士顧問料
  • 定期的な清掃やメンテナンス費
  • 火災保険料
  • セキュリティー管理費

 

きりがないので、ここらへんで止めておきます。

 

勤務医の頃のように、毎月安定した給料がもらえるなんてことはありません。

 

さらに、開業後2ヵ月間は診療報酬(いわゆるレセプト)が入ってこないため、患者さんの自己負担分や自費診療分しか手元に残りません。

 

結論としては、開業1ヵ月目の現状は大赤字で、預金残高がナイアガラの滝のごとく凄まじい勢いで減っていきます。

 

数ヶ月分の運転資金を貯蓄などで準備して開業しましたが、いつか資金が底を着くのではという不安が消えることはありません。

 

 

まとめ

湖, 橋脚, 日没, 日の出, シルエット, ドック, 桟橋, 反射, 水, 空, 雲, 自然, 海洋, 海

 

 

まとめにはいります。

 

 

💡開業医が1ヵ月目に直面するリアルな問題
 ✅ 増えない患者数
 ✅ 減り続ける資金

 

 

ここまで読んで頂いた方の多くの感想は、「開業なんてやめておいた方がいいな・・・」という感じでしょう。

 

開業してまだ1ヵ月ではありますが、「開業してよかった」と私自身は感じています。

 

様々な問題や不安はありますが、自分のクリニックで患者さんを診療して、患者さんから感謝される瞬間は他の何にも代えがたい感動があります。

 

また、開業して患者さんにより近い立場で診療できるようになって、「自分は臨床が好きなんだなぁ」とつくづく感じています。

 

そして、こんな状況の中でも真面目で前向きな姿勢で働いてくれるスタッフには頭があがりません。

 

 

 

最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

私自身が開業する前、経営学の知識をつけるために読んだ書籍の中でおすすめできる3冊を紹介します。

ノウハウ的なものではありませんが、根本的な考え方や姿勢の基礎を学ぶ上で、非常に参考にしています。

 

 

 

 

 

 

子供の自殺が過去最多|親として今何をすべきか

 

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 名前:まおよしパパ
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
 ✅ 本業:医療従事者(某クリニック院長)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン28回完走) 
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

先日、このようなニュースが目に飛び込んできました。

 

www3.nhk.or.jp

 

 

記事を読みながら、自然と涙が流れ落ちました。

 

 

きらきら輝いた眼をした子どもが、なぜ自殺してしまうのか?

 

 

心が弱いから?

 

誰も助けてくれないから?

 

未来に希望をもてなくなったから?

 

 

我が子が自殺という道を選ばぬよう、親として何をすべきか。

 

 

ここ数日ずっと考えてみました。

 

 

結論は、やっぱり「愛」かなぁと。

 

 

どんな命でもかけがえのないこと。

 

今生きていることは当たり前ではないこと。

 

朝起きて、

ご飯を食べて、

早く着替えなさいと怒られて、

保育園へ送り迎えする何気ない日々が、

 

とても愛おしい存在であること。

 

 

泣いていても、

 

笑っていても、

 

怒っていても、

 

どんな時でも、

 

あなたが愛おしく大切な存在であること。

 

 

「大好きだよ」と言葉に出して、寝る前にぎゅっと抱きしめてあげること。

 

 

親という文字は「木の上に立って見る」という象形文字。

 

ではありますが、木から下りて子どもに寄り添うことも大切です。

 

 

 

今日も最後までありがとうございました。

光コラボ勧誘電話にひっかかった時の対処法

 

NTTから連絡が来て「光コラボ」っていうのに乗り換えたんだ!電話料金が安くなるんだって!

え・・・。それって大丈夫?詐欺じゃないの?

うそ・・・。もう契約しちゃったけど、どうすればいいの?

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 名前:まおよしパパ
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
 ✅ 本業:医療従事者(某クリニック院長)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン28回完走) 
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡光コラボの勧誘にひっかかった時の対処法
 ✅ 消費者ホットライン(188)に連絡→対処法を聞く
 ✅ NTTに契約情報を確認→転用承認番号の上書き
 ✅ 光コラボ事業者に連絡→契約キャンセル(契約後8日以内)

 

 

 

 

光コラボ勧誘電話にひっかかった時の対処法

 

  • ネズミ講
  • オレオレ詐欺
  • 暗号通貨投資詐欺

 

世の中には数多の詐欺が存在します。

 

「自分は詐欺になんかひっかからないよ」と思っている人ほど、詐欺にひっかかるようですね。

 

例にもれず、私もこれまでに幾度か詐欺にあいました。

 

 

今回の記事は、光コラボの勧誘電話に騙された際に私が実際に行った具体的な対処法を解説します。

 

  • 光コラボをよく分からず契約してしまった
  • NTT関連事業者と名乗る業者とよく契約してしまった
  • 家族が知らずに光コラボと契約してしまった

 

このような方にとって、何かしらの参考になれば幸いです。

 

 

光コラボの営業電話がかかってきた

 

クリニックを開業して数日がたったある日の午後。

 

疲れがたまり気味だった私の元に、一本の電話がかかってきました。

 

 

事務さん:「院長先生、NTT関連業者〇〇からお電話です。」

 

私:「ふーん、NTTから何の電話だろう・・・。」

 

と思いながら受話器を受け取る。

 

光コラボ業者:「こちら、NTT光コラボ事業者〇〇の△△と申します。この度は、光電話の件で契約内容のご変更につきましてご連絡させて頂きます。」

 

私:「へ〜、契約が変わるんですね・・・。」

 

光コラボ業者:「そうなんです。ちなみに契約変更に伴い、電話料金が月々1,000円程お安くなります。」

 

私:「そうなんですね。では契約の変更はどうすればよいのですか?」

 

光コラボ業者:「承知しました。お近くにパソコンはございますか?」

 

私:「はい。目の前にありあす。」

 

光コラボ業者:「それでは、NTT西日本・転用承諾番号と検索してください。」

 

私:「はい。なんかNTT西日本のページが出てきました。」

 

光コラボ業者:「はい。では・・・。」

 

 

その後、業者の指示に従い転用手続きを進めること約10分。

 

 

私:「以上で終わりですか?」

 

光コラボ業者:「はい。では後日、契約書が届きますので、よろしくお願いいたします。何か不明な点がございましたら、□□□(電話場号)の△△(電話担当社の名前)にご連絡ください。」

 

私:「はい。承知しました。」

 

 

NTT関連業者と信じて契約

 

という流れで、電話で光コラボを契約してしまった私。

 

契約したその日は、深く考えずに「NTT関連業者だから大丈夫だろう」と考えていました。

 

 

契約翌日何かおかしいと気づく

 

ところが、翌日になり投資歴15年の嫌な胸騒ぎが起こります。

 

 

これって詐欺じゃないのか?

 

 

よくよく調べてみると、光コラボに関する勧誘電話やトラブルが横行している様子。

 

さらに、NTT西日本の転用承諾番号ページを再度見てみると、このような申し書がありました。

 

(引用:NTT西日本ホームページ)

 

 

心配になり、診療にも手がつきません。

 

 

光コラボ事業者に折り返し電話連絡

 

 

契約した際に教えてもらった、光コラボ事業者の担当者の電話番号にかけ直します。

 

 

「ガチャッ・・・ 現在こちらの番号は使用されておりません」

 

 

はい。

 

騙されました。

 

 

消費者相談ホットラインに連絡

 

即座にネットで対処法を調べたところ、消費者相談ホットライン(188)にまず連絡すべしとのこと。

 

188に電話をかけて相談したところ、「クリニックのような事業所と光コラボの契約トラブルは取り扱っていないんです」とのこと。

 

 

OMG。

 

 

目の前が真っ暗になります。

 

 

しかし、「事業所の場合は、今からお伝えするところに相談してみてください」とのアドヴァイス。

 

教えて頂いた相談先がこちら。

 

 

電気通信事業者協会の相談窓口に連絡

 

早速、電気通信事業者協会の相談窓口に連絡。

 

  • NTT関連業者と信じて光コラボと契約してしまった
  • 契約したのは昨日のこと
  • 折り返し電話をしたが担当者と電話がつながらない

 

など、ありのままを伝えました。

 

非常に丁寧に対応頂き、次の対処法を教えてもらいました。

 

①:NTT西日本に連絡し契約状況を確認

②:NTT西日本と契約が切れていなければ転用承諾番号を再取得

③:転用承諾番号が再取得できなければ光コラボ事業者の相談窓口に連絡

④:光コラボ事業者の相談窓口で契約のキャンセルをする

 

 

NTT西日本に連絡

 

ということで、NTT西日本の相談窓口に連絡。

 

NTT西日本との契約は解消されていませんでしたが、契約手続き変更の依頼が光コラボ事業者から届いていると。

 

  • 現時点では転用承諾番号の再取得はできない
  • NTT西日本が光コラボ契約を勝手にキャンセルはできない
  • 光コラボ事業者に連絡したら契約がキャンセルできる

 

という内容を教えてもらいました。

 

 

光コラボ事業者の相談窓口に連絡

 

勧誘電話をかけてきた担当者にはつながりませんでしたが、光コラボ事業者の相談窓口には電話がつながりました。

 

今回の光コラボ契約をキャンセルしたいという旨を率直に伝えました。

 

色々言われて引き留めにあうのかなぁと思っていましたが・・・。

 

相談窓口:「承知しました。ではキャンセルさせて頂きますね。」

 

と、あっさり契約がキャンセルできました。

 

後日、NTT西日本に再度連絡し契約が切り替わっていないことも確認しました。

 

 

まとめ

 

 

まとめにはいります。

 

 

💡光コラボの勧誘にひっかかった時の対処法
 ✅ 消費者ホットライン(188)に連絡→対処法を聞く
 ✅ NTTに契約情報を確認→転用承認番号の上書き
 ✅ 光コラボ事業者に連絡→契約キャンセル(契約後8日以内)

 

 

契約キャンセルによって、違約金などは発生しませんでした。

 

一般的には、契約から8日以内であれば契約は無償でキャンセルできる【クーリングオフ制度】というものがあります。

 

何はともあれ、「変な契約をしてしまった」と気がついたらすぐに行動を起こしましょう。

 

そもそも、このような勧誘にはじめからひっかからないことが肝心要ではあります。

 

しかし、人間がちょっと油断した隙を悪徳業者は常に狙っています。

 

 

最後に今回の教訓でございます。

 

  • お得になる話は向こうから勝手にやってこない
  • 本当によいものはわざわざ宣伝する必要がない
  • 大手メーカー関連と名乗る業者をはなから信じない

 

 

みなさまもどうかお気を付けください。

 

 

一点だけ補足させてください。

 

光コラボ事業者の全てが悪徳業者ではありません。

 

しっかりとしたサービスを提供している事業者もあります。

 

光コラボを契約されている方の不安を煽るつもり毛頭ございませんので、その点はお見知りおきください。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

「地政学」と聞くと拒否反応を示す方にこそ、手にとってもらいたい書籍です。核兵器はどこに隠しているのか、なぜテロは起きるのか、中国がなぜ南シナ海周囲の国を狙っているのか、などなど世界のニュースがより理解しやすくなります。

 

 

クリニック開院を明日に控えて今想うこと

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 医師歴:15年目
 ✅ 略歴:勤務医12年→フリーランス医師2年→開業医
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
 ✅ 趣味:マラソン・株式投資・読書
 ✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

3月1日、いよいよクリニック開院当日を迎えました。

 

新米院長の想いを赤裸々に綴ります。

 

 

 

感謝

 

先日行った内覧会。

 

約140名の方にご来場頂きました。

 

  • 来場頂いた方
  • 来場できずお祝いを送ってくださった方
  • 内覧会の準備をサポートしてくださった方
  • 友人
  • 家族
  • スタッフ

 

本当にありがとうございます。

 

 

みなさまのおかげで、不甲斐ない私ですがスタートラインに立つことができそうです。

 

 

不安

 

  • 患者さんは来てくれるのだろうか?
  • 準備し忘れたことはないだろうか?
  • 待ち時間が長くなりすぎないだろうか?
  • 医療機器の連動はうまくいくだろうか?
  • スタッフの不安を解消できるだろうか?
  • 患者さんが怒り出さないだろうか?
  • 借金は返済できるだろうか?

 

不安を列挙していたら、少し気持ちが落ち着きました。

 

 

最初にとばしすぎると長続きしない

 

 

マラソンバカらしい発想で不安を払拭します。

 

 

覚悟

 

ここまで来たら、やりきる覚悟が肝腎かと。

 

最初から100点満点の運用ができれば、誰も苦労しません。

 

失敗を繰り返してきたこれまでの人生。

 

 

成功の秘訣は最速で失敗を繰り返すこと

 

 

この言葉を胸に刻み、院長初日を迎えます。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

開業を10日後に控えた新米院長の心境

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 医師歴:15年目
 ✅ 略歴:勤務医12年→フリーランス医師2年→開業医
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
 ✅ 趣味:マラソン・株式投資・読書
 ✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

 

開業を10日後に控えた新米院長の心境

 

開業を思い立ってから約3年が経ちました。

 

振り返るとあっという間でしたね。

 

いよいよ10日後に開業を控えた新米院長。

 

そんな私の心境を包み隠さず語ります。

 

お金にまみれた記事が続きましたので、箸休め程度に読んで頂ければ幸いです。

 

開業を検討されている方にとっては、何かしらの参考や気づきがあれば、なお幸いです。

 

ただただ感謝

 

  • 家族(妻・両親・子どもたち)
  • 友人
  • 親戚
  • これから共に働いてくれるスタッフ
  • 元職場の方々
  • 建築会社の方々
  • 設計士さん
  • 税理士さん
  • 社会労務士さん
  • 医療機器の卸さん
  • 大工さん
  • 行政関連の方々
  • 医師会関連の方々
  • 融資をしてくれる金融機関
  • 近隣の同業者
  • 近隣の他施設経営者

 

挙げ出すときりがありません。

 

兎にも角にも多くの支えがあって、ようやくここまでたどり着きました。

 

しかし、ようやくスタートラインに立ったに過ぎません。

 

全ての人への感謝を忘れず、手と目の届く範囲のスピードでスタートをきりたい。

 

本番はこれからです。

 

 

理念を忘れない

 

患者さん、患者さんのご家族、そしてクリニックに関わる全ての人々が、安心して穏やかな日々を通して、豊かな人生を送る一助になること

 

これがクリニックの理念です。

 

ありきたりといえばありきたりかもしれません。

 

それでも私なりに熟慮を重ねて導き出した理念です。

 

今後どれだけ辛いことが待ち受けていようとも、この理念だけは曲げずに貫き通す。

 

その覚悟ができているからこそ、開業という道を選択できたと感じています。

 

 

まとめ

 

契約書や口座引き落としの書類を作るだけで1日の大半が終わってしまう現状。

 

話には聞いていましたが、

 

  • 院長になるということは経営者になるということ

 

を痛感させられる毎日です。

 

それでも、スタッフの皆が自主的に楽しそうに開業準備をしている様を見ると、院長になってよかったなぁと感じさせられます。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

普通の医師が経営者という視点を持つ上で、私自身が何度も読み込んだ書籍を2冊紹介します。

 

 

 

開業を1ヵ月後に控えた医師の現状

 

開業準備って大変って聞くけど本当かなぁ?

開業前の忙しさってどの程度なのかなぁ?

 

 

こんなお悩み(?)に対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 名前:まおよしパパ
 ✅ 家族:共働き妻 年子2人(5歳と4歳)
 ✅ 趣味:ランニング マラソン 株式投資
 ✅ 本職:医師(15年目)
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡開業を1ヵ月前に控えた医師のリアル
 ✅ 開業準備:忙しさが指数関数的に上昇
 ✅ 精神面:期待と不安が交錯

 

 

 

 

開業を1ヵ月後に控えた医師の現状

 

開業を思い立ったのが、2020年1月某日。

 

気がつけばそれから3年が経ち、1ヵ月後に開業を控えています。

 

  • 地元の建築会社へ開業相談
  • 開業場所探しと決定に費やした2年
  • 建物設計の度重なる修正
  • 医療機器の選定
  • 税理士さんと資金繰りの相談
  • 外装内装の選定
  • スタッフ面接
  • 社労士さんとスタッフ待遇の相談
  • 近隣のクリニックへ挨拶回り
  • ホームページ作成会社とのやりとり

 

挙げ出すときりがないので、これくらいにしておきます。

 

とはいっても、まだまだ開業に向けた準備は現在進行形です。

 

 

  • 開業を考えている方
  • 開業に興味がある方
  • 開業前の医師の現状を知りたいマニアックな

 

 

にとって何かしら参考になれば幸いです。

 

開業準備

 

これまでも決して暇ではありませんでした。

 

しかし、いざ開業1ヵ月前になり建物引き渡しが先日終わった頃から、忙しさが指数関数的に上昇しています。

 

  • 大型医療機器の搬入
  • 備品の調達
  • スタッフ研修
  • 採用薬の決定
  • 電子カルテのセット組み
  • 院内マニュアルやルール作り
  • 内見会の準備(ちらしやDM)
  • ホームページの最終仕上げ
  • 予約システムなどの検討
  • 近隣医療施設への挨拶回り

 

今ブログを書きながら頭の中にあるのは、ざっとこんなもんです。

 

とは言っても、

 

  • 1つ片付いたら3つやることが出てくる

 

という状況ではあります。

 

それでも、

 

  • 共に開業する妻(医師)
  • 子供の相手をしてくれる両親
  • 建築および設計事務所
  • 医療機器の卸
  • 薬の卸
  • 医療機器メーカー
  • 薬品メーカー

 

様々な方面からの手厚いサポートのおかげで、今のところ準備は順調に進んでいます。

 

頼ることの大切さと頼れることのありがたさ。

 

日々日々痛感しています。

 

 

精神面

 

患者さんご本人、患者さんのご家族、当クリニックに関わる全ての方が、心穏やかな日々を通して、豊かな人生を過ごしていただくことを目指す

 

これが私のクリニックの理念です。

 

クリニックに医療機器が搬入されると、自分がこの場で診療している姿が想像しやすくなりますね。

 

まさに「期待が膨らむ」とはこのことかとひしひし感じています。

 

一方で、もっぱら一番の不安は「患者さんが来てくれるのか」という点です。

 

いわゆる落下傘での開業なので、今まで診てきた患者さんを引き込むということはできません。

 

最初は患者数も少なくて苦労すると十分に想定しつつ、より丁寧な診療を心がけたいと考えています。

 

なんのせ、クリニックを受診するかどうかの一番の決め手は「口コミ」のようですからね。

 

個人的には、テレビを含めたCMを全くしない「スターバックスのマーケティング」を真似したいと思っていますが、果たしてどうなることやら・・・。

 

 

まとめ

 

まとめにはいります。

 

 

💡開業を1ヵ月前に控えた医師のリアル
 ✅ 開業準備:忙しさが指数関数的に上昇
 ✅ 精神面:期待と不安が交錯

 

 

兎にも角にも、前に進むしかないと自らに言い聞かせながら毎日を過ごしている現状です。

 

最初からうまくいくことなんてありませんから、致命傷を負わない程度に躓きながらもしぶとく起き上がり、少しずつ理想のクリニックに近づけていければと。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

時間の使い方というより、時間に対する捉え方を根本的に見直すきっかけになった書籍です。毎日忙しく過ごされている方は、いったん目の前のタスク消化を止め、本書籍を読んでみてはいかかがでしょうか。今という時間をより大切に愛おしく感じるはずです。

 

 

フリーランス医師の開業計画|開業3ヵ月前のリアル

 

 

開業準備ってどれくらい大変なのかな?

普通に働きながら開業準備ってどうするのかな?

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 医師歴&投資歴:15年
 ✅ 勤務医→フリーランス医師→開業準備中 
 ✅ 家族:妻と年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン27回完走)
 ✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒

 

 

今回の記事でわかる内容は次の通りです。

 

 

💡フリーランス医師の開業計画|開業3ヵ月前のリアル
 ✅ 工事関係
 ✅ 採用関係
 ✅ 医療機器・備品関係

 

 

 

 

フリーランス医師の開業計画|開業3ヵ月前の現状

 

Time flies.

光陰矢の如し。

 

 

開業準備をしていて日々思うことですね。

 

開業を意識したのが約3年前。

 

1年以上かけて開業場所を決定。

 

そして3ヵ月後の開業を控えた今。

 

  • 開業を考えている方
  • 開業に興味がある方
  • 開業準備中の方

 

にとって何かしらのお役に立てれば幸いです。

 

 

工事関係

 

  • 外壁(種類、色など)
  • 内装(家具、床材、壁紙など)
  • 照明の位置や種類
  • 窓枠の色
  • 防犯カメラの位置
  • などなど

 

挙げ出すときりがないほど、決めることが非常に多いです。

 

何か1つ決めたら、新しく決めることが3つ出てくるような感覚に陥ります。

 

週に1回定例会があり、工事の進捗状況を現場監督から報告を受けます。

 

と同時に、前述したような内容をひとつずつ決めていくことになります。

 

開業3ヵ月前になり、大詰めの状態にはなってきましたが、まだまだ決めることは多々あります。

 

開業を意識されている方は、気になるクリニックや参考にしたいクリニックをあらかじめピックアップしておくと、参考になると思います。

 

 

採用関係

 

 

開業約5ヵ月前にハローワークとインスタグラムでスタッフ募集をかけました。

 

募集をかける前は、応募してくれる方がいるのかなぁと不安な毎日を送っていました。

 

ところが、ふたを開けてみてびっくり仰天。

 

予想をはるかに超える応募者があったため、書類選考をまず行い、その上で面接を行い採用者を最終的に決定しました。

 

スタッフ採用の面接時には、担当税理士さんに大変お世話になりましたね。

 

面接のポイントなどを教えて頂けたのは、非常に助かりました。

 

結果的には、

 

  • 看護師3名
  • 医療事務2名

 

の体制でスタートする予定としています。

 

スタッフの数や種類は、開業する診療科や規模によっても変わります。

 

開業後の状況をみて、スタッフ増員を検討することになりそうです。

 

願わくば、早々にスタッフ募集をかけられるほど、多くの患者さんに来院頂きたいものですが・・・。

 

 

採用が決まったら、スタッフ待遇(給与や保険など)も決めなくてはなりません。

 

待遇面については、税理士さんと社労士さんとの相談が欠かせません。

 

ここでポイントになるのが、よい税理士さんやよい社労士さんの見つけ方です。

 

税理士さんや社労士さんを見つける一番よい方法は、先輩開業医の情報や口コミを頼りにすることです。

 

税理士ドットコムなどのサービスも良いですが、地方ではやはり口コミの信頼度が非常に高い印象です。

 

開業予定の土地で知り合いの先輩開業医がいらっしゃるのであれば、お願いして聞いてみるとよいですね。

 

 

医療機器・備品関係

 

  • レントゲン装置
  • 内視鏡装置
  • エコー
  • 電気メス

 

などの大型医療機器は、工事の関係もあるので開業1年前から大枠は決めておく必要があります。

 

医療機器の種類や値段に関しては、医療機器の卸の力にかかっているといっても過言ではありません。

 

私は勤務医時代から大変お世話になりかつ信頼できる、地元の医療機器卸さんにお願いしています。

 

医療機器を安く購入することも大切ではありますが、メンテナンスや故障時などの対応まで考慮して、どのルートで医療機器を仕入れるかを考慮すべきです。

 

 

開業3ヵ月前になってくると、

 

  • 縫合処置セット
  • 体温計
  • 血圧計
  • 診療机や椅子
  • 薬品入れ
  • 脱衣カゴ

 

などの細かい医療機器や備品も選定することになります。

 

細かい備品については、選ぶのがだんだんと疲れてくるので、業者に任せてしまうのも一つの方法ですね。

 

 

まとめ

 

開業3ヵ月前の現状をまとめてみました。

 

 

兎にも角にも、選ぶことが多すぎてヘトヘトになりますね。

 

 

とは言っても、自分で選択できるという自由な環境を楽しみながら、引き続き開業準備に邁進したいと思います。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

20冊近く開業関係の書籍を読みましたが、本書が一番内容的にもまとまっており読みやすいです。実際に開業してみないと見えてこないことも多いと思いますが、事前のシュミレーションがいかに大切か思いしらされます。

 

 

【関連記事】

開業6ヵ月前の現状を綴った記事です。時間は本当にあっという間に過ぎていきます。

maoyoshi-papa.com

 

予期せぬことが起こるのが人生ですね。良い時期もあれば必ず悪い時期もあり、浮き沈みを繰り返しながら、少しでもよりよい方向へ進みたいものです。

maoyoshi-papa.com

 

医師としてブログ運営に挑戦して1年9ヵ月経過したリアルな現状をまとめました。ブログで収益をあげることの大変さを身をもって感じています。

maoyoshi-papa.com

 

ブログ再開|フリーランス医師がデジタルデトックスして分かったこと

f:id:yoshiho182:20220309221627p:plain

 

デジタルデトックスってどんな効果があるの?

SNSやブログをやめちゃうとなんだか不安・・・

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

読者のみなさま。

 

 

お待たせしました。

 

約束通り戻ってきましたよ。

 

 

えっ?

 

待ってないって??

 

戻ってくるの早すぎじゃないって???

 

 

・・・

 

 

さあ行きますよ。

 

 

💡今回の記事で分かること
 デジタルデトックスで得られること&失うこと

 

 

結論からいきます。

 

 

💻デジタルデトックスして分かったこと
 ①:ブログはやっぱり最高
 ②:見えないつながりも財産
 ③:情報の権威性
 ④:睡眠や健康が一番大切
 ⑤:PVやフォロワー数は減少する

 

ひとつずつ解説していきます。

 

 

フリーランス医師がデジタルデトックスして分かったこと

f:id:yoshiho182:20220309222849p:plain

 

デジタルデトックスとして、

 

ブログとSNSを3日間完全に休みました。

 

 

医師という仕事柄、

 

メール完全無視はできませんので、

 

必要最低限のメールチェックは行っていました。

 

 

ブログやSNSに元々あてていた時間を、

 

読書

 

瞑想

 

自己対話

 

に使ってみました。

 

 

実際にデジタルデトックスを行ってみて、

 

得たもの

 

失ったもの

 

について解説していきます。

 

 

ブログはやっぱり最高

ブログ, インターネット, ウェブ, テクノロジー, メディア, コミュニケーション, 社交, 文字

 

かれこれ1年以上続けてきたブログ。

 

なんだかんだで収益化はできていません。

 

 

それでも断言します。

 

 

ブログはやっぱり最高です。

 

 

ブログのメリットとして、

 

・アウトプットのプラットフォーム

・ライティングスキルの向上

・マーケティングの学習

 

などがよく紹介されています。

 

 

しかし、

 

後述もしますがなんといっても、

 

ブログが最高な理由はブログ読者さんとのつながりです。

 

 

0.1秒でも1人でもいいです。

 

 

このブログを読んで、

 

くすっ

 

と笑ってもらえたら。

 

 

この記事を書いた価値があります。

 

 

見えないつながりも財産

社会的なメディア, フェイスブック, ツイッター, インスタグラム, アイコン, マーケティング

 

現代においては、

 

目に見えるつながりと同等かそれ以上に、

 

目に見えないつながりの価値が高まっています。

 

 

ブログの読者さん

 

SNSのフォロワーさん

 

 

つながりを財産と表現することが、

 

適切ではないかもしれません。

 

 

しかし、

 

普通に生きていたら一生出会えなかった方々と、

 

ブログやSNSを通じてつながりを持てるということ。

 

私にとっては財産と表現せざるを得ないほど、

 

貴重なものと感じています。

 

 

情報の権威性

図書館, 本, 本棚, 文学, 読む, 本の虫, 知識, 情報, データ, カレッジ, 大学, 学ぶ, 教育

 

顔も素性も分からない人が発信している情報。

 

顔や素性を公表している人が発信している情報。

 

 

あなたはどちらを信じますか?

 

 

デジタルデトックス中に覚悟を決めました。

 

 

このブログを読んでくださる読者さんにとって、

 

ブログの信頼性および権威性を高めるべく、

 

私の正体に関する記事を後日公開します。

 

 

睡眠や健康が一番大切

猫, 家畜, 睡眠, 飼い猫, 動物, 残りの部分, リラクゼーション, リラックス, 夢, 疲れた, サバ

 

アントニオ猪木さんの名言。

 

元気があればなんでもできる。

 

 

逆説的に表現すると、

 

 

元気がなければなんにもできない

 

 

ということになりますね。

 

 

元気の源は、

 

①よく食べて

 

②よく運動して

 

③よく寝る

 

です。

 

 

読者さんが元気がでるブログを書くためには、

 

筆者である私自身が元気であることが必要最低条件ですよね。

 

 

ブロガーのみなさま。

 

 

時々の夜更かしや夜遊びはよいですが、

 

しっかり寝ましょうね。

 

 

PVやフォロワー数は減少する

却下, 道路標識, 警告, 勾配

 

当たり前といえば当たり前ですが、

 

更新されないブログのPVは減ります。

 

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また、

 

つぶやかないSNSのフォロワー数も減ります。

 

 

しかし、

 

読者解除もせず、

 

フォロー解除もせず、

 

待ってくださっていたみなさま。

 

 

みなさまの心の広さに感服いたしております。

 

 

まとめ:一旦離れてみるのも悪くない

地球, インターネット, グローバリゼーション, テクノロジー, 通信網, グローブ, 世界, グローバル

 

まとめにはいります。

 

 

💻デジタルデトックスして分かったこと
 ①:ブログはやっぱり最高
 ②:見えないつながりも財産
 ③:情報の権威性
 ④:睡眠や健康が一番大切
 ⑤:PVやフォロワー数は減少する

 

 

ウクライナ情勢

 

オミクロン株

 

などなど。

 

 

まだまだ不安なニュースが多い現状です。

 

こんな状況だからこそ、

 

デジタル情報から距離を置き、

 

自然や自分自身と対話することの価値は大きいと感じています。

 

 

今回の締めとして、ローランドさんの名言を引用させて頂きます。

 

明けない夜ないと待っている時間があるのなら東へ行く。

止まない雨はないと思う暇があるのなら雲の上に行く努力をする。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

 

 

【関連記事】

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はてなブログ今週のお題|医師になる前後での試験の思い出

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医者になるためにはどれくらい勉強しないといけないの?

医者になってからも試験ってあるの?

 

 

はてなブログ今週のお題

 

「試験の思い出」

 

に関する記事です。

 

 

お金にまみれた記事が続きました。

 

 

箸休め程度にさらっと読んでいただければ幸いです。

 

 

医師になって10数年と月日は流れました。

 

 

中堅医師&年子パパ

 

となった私が、

 

リアルな体験談をふまえて語らせて頂きます。

 

 

💡今回の記事で分かること
 ✅:医師になる前後で受ける試験の概要
 ✅:医師になる前後で受ける試験ための勉強時間

 

 

結論からいきます。

 

 

💡医師になる前後の試験&大変度ランキング
 1位:医学部受験  勉強時間1日平均4-5時間
 2位:国家試験   勉強時間1日平均10時間
 3位:専門医試験  勉強時間1日平均2-3時間
 
 
ひとつずつ解説していきます。
 
 

大変度ランキング|医師になる前となった後の試験

white stage

 

 

私が10歳の時です。

 

大好きなひいばあちゃんが亡くなりました。

 

家族みんな病室で大泣き。

 

その時ことは今でもはっきり覚えています。

 

 

「僕が医者になって病気を治せば、みんなが泣かなくて済むんだ」

 

 

私が医師を目指すきっかけです。

 

 

幸い医師になることができ、現在も医師として働いています。

 

 

医師になる前と医師になった後も試験はあります。

 

 

 

 

1位:医学部受験

human heart illustration

 

なんと言っても、

 

医学部受験が一番大変でした。

 

毎日塾で勉強。

 

昼休みに勉強。

 

部活が終わってヘトヘトで帰ってからも勉強。

 

勉強漬けの毎日でしたね。

 

 

高校3年生の時は、

 

毎日平均4−5時間は自己勉強していたと思います。

 

 

もっと少ない勉強時間で、

 

医学部に合格できる人はたくさんいます。

 

 

私のような凡人は、

 

とにかく人の倍以上努力するしかないと、

 

高校生の時点で自覚していたようです。

 

 

こぼれ話をひとつ。

 

大学センター試験の数学で、

 

終了5分前にマークミスに気がつきました。

 

 

その瞬間

 

人生終わった

 

と思いましたが、

 

光りの速さでマークミス修正を行い事なきを得たことは、

 

20年近くたっても忘れられません。

 

 

2位:国家試験

group of fresh graduates students throwing their academic hat in the air

 

大学医学部に無事入学した後も試験は続きます。

 

  • 単位取得試験
  • 進級試験
  • 卒業試験

 

等々です。

 

医師になるための最大の山が医師国家試験です。

 

とはいっても合格率90%前後の試験です。

 

また、

 

医学部受験試験と異なり他人と競争する試験ではありません。

 

 

それなりに過去問をしっかり勉強して、

 

勉強会を開いたりしながら試験対策をすれば、

 

ほとんど問題なく合格できます。

 

 

とは言っても、

 

大学6年の夏以降は1日平均10時間以上の勉強は必要です。

 

 

私の場合、

 

同じ場所で勉強していると集中力が途切れるため、

 

自宅→自習室→図書館→自宅

 

など勉強場所を変えてリフレッシュしていましたね。

 

 

3位:専門医試験

black stethoscope with brown leather case

 

医師になった直後は初期研修医になります。

 

 

現状では2年間の初期研修医期間を終えた後、

 

後期研修医となり専門医取得を目指します。

 

 

専門科目にもよりますが、

 

4-5年の臨床経験を経た後に、

 

専門医試験を受けて専門医の資格を得ます。

 

 

私自身は専門医試験のために、

 

試験半年前から平均1日3〜4時間勉強していました。

 

 

ちなみにですが、

 

専門医の資格がなくても医師としては働けます。

 

 

個人的には専門医は最低でもとっておいた方が、

 

医師過剰時代を迎えるにあたり、

 

心の支えになるとは考えています。

 

 

まとめ:何事においても生涯勉強

眼鏡, 本, 教育, リサーチ, 知識, 文章, 教科書, 情報, 文学, 勉強, 読む, 開いた, 年

 

まとめにはいります。

 

 

💡医師になる前後の試験&大変度ランキング
 1位:医学部受験  勉強時間1日平均4-5時間
 2位:国家試験   勉強時間1日平均10時間
 3位:専門医試験  勉強時間1日平均2-3時間
 
 
医師に限らずどのような職種であろうと、
 
生涯勉強です。
 
「お金の減らし方」
 
という有名な書籍を書かれた森先生の言葉を引用して、
 
今回の記事を締めさせていただきます。
 
 

お金持ちになる最短の方法は勉強することです

 

 

結局最後はお金の話になりましたね・・・。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

お金を増やす方法に関する書籍が多い中で、お金を減らす方法を説いた書籍です。

お金は結局手段にすぎません。

 

 

 

 

【関連記事】

「実家は心の拠り所」です。早くコロナが落ち着いて欲しいと願う日々です。

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2022年も始まったばかりですが、今年の感じは「無」です。

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サブスリーランナーの私が自分に贈りたいものは、やっぱり時間ですね。

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医師&薬剤師は必見|ニューイングランドジャーナルを無料で購読する方法

一冊の本, 論文, ドキュメント, 詩, 側, 文学, 書き込み, 読書用の眼鏡, 眼鏡, 低視力, 読む

 

論文の購読料高いなぁ・・・。タダで読む方法ないかなぁ・・・。

 

こんなお悩みに答えします。

 

 

めずらしく医師らしい記事です。

 

 

  • NEJM(ニューイングランドジャーナル)
  • JAMA(ジャマ)
  • Lancet(ランセット)
  • BMJ(ビーエムジェイ)

 

アメリカの上場企業やETFの名前???

 

 

惜しいですが、はずれです。

 

 

これら4つは、

 

医学ジャーナル4天王

 

と呼ばれるものです。

 

 

断言します。

 

これらを知らない医師はヤブです。

 

 

私自身、これらのジャーナル全てに目を通せてはいません。

 

しかし、

 

①:各ジャーナルのメーリングリストに登録

②:週1回の各ジャーナルから概要メールを受け取る

③:気になった論文を読む

 

という方法で医学知識のブラッシュアップを心がけています。

 

 

今回はNEJMを無料で読む方法を紹介させて頂きます。

 

基本的には医師限定の方法にはなりますが、

 

  • 医師ってどんな論文読んでるのかな?
  • 論文読むのにお金ってどれくらいかかるのかな?

 

という好奇心旺盛な本ブログの読者様にとっても有益な記事になっております。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

結論からいきます。

 

 

NEJMを無料で購読する方法
 ①:エム・シー・アイ(MCI)に登録する
 ②:メデュア(Medure)のサイトを開く
 ③:メデュアのサイトからNEJMサイトにアクセスする

 

ひとつずつ解説していきます。

 

 

ニューイングランドジャーナルを無料で購読する方法

米国, マンハッタン, コントラスト, ニューヨーク, ニューヨーク市, チャイナタウン, 大都市

 

無料で購読できる医学論文もありますが、質の高い論文は通常有料です。

 

今回紹介するニューイングランドジャーナルの購読料は、

 

年間約30,000円

 

になります。

 

トミカ50台ほど買えるね!

 

具体的な手順を含めて解説していきます。

 

 

ニューイングランドジャーナルってどんな論文?

本, 聖書, 文章, 文学, キリスト教, 年, 勉強, スピリチュアル, 学び, 学ぶ, 知識, 神様

 

医師なら誰でも知っていると思いますので、

 

一般の方向けにニューイングランドジャーナルについて簡単に説明します。

 

 

週間少年漫画の四天王で例えますと、

 

  • ジャンプ
  • サンデー
  • マガジン
  • チャンピオン

 

ジャンプ的な存在です。

 

冗談はさておき、

 

「臨床医学論文の王様」

 

といっても過言ではないジャーナルになります。

 

最近はコロナ関連の論文が多いですが、

 

日常診療に大きなインパクトを与えるような論文が掲載されます。

 

 

 

MCIに登録する

登録, ログイン, キーボード, 手, 書きます, 登録するために, 窓, ボタン, Webサイト

 

「ニューイングランドジャーナルを無料で購読する」

 

具体的な方法にうつります。

 

まず下記のリンク先のMCIに登録します。

 

www.medical-ci.co.jp

 

私自身は初期研修医の時に登録しました。

 

  • 年齢
  • 性別
  • 医師歴
  • 勤務先
  • 専門科目

 

等々を入力すれば登録完了となります。

 

登録自体は3分ほどで完了します。

 

もちろん登録は無料ですし、後から課金されることもありません。

 

決して怪しい会社ではございませんので、

 

ご安心ください。

 

 

Medureのサイトを開く

事務机, ラップトップ, コンピューター, オフィス, フェイスブックログイン, おしゃべり, フェイスブック

 

MCIに登録後、メデュア(Medure)というサイトへ移動します。

 

リンクはこちらです↓。

 

www.medure.jp

 

2022年1月17日に開設された非常に新しいサイトです。

 

医師だけではなく薬剤師さんも利用できます。

 

 

メデュアのサイトからNEJMにアクセスする

f:id:yoshiho182:20220128000542p:plain

 

こちらの画面右脇の

 

「The New England Journal of Medicine」

 

をクリックしてニューイングランドジャーナルにアクセスすると、

 

無料で論文全文を購読することができます。

 

こんな感じです↓。

 

f:id:yoshiho182:20220128224432p:plain

 

 

ちなみにですが、

 

「ヒューマン・アナトミー・アトラス」

 

も無料で閲覧可能です。

 

 

MCI登録のメリットとデメリット

上皿天秤

 

タダでNEJM読めるなんて、なんか怪しい・・・。

 

こんな慎重派のあなたへMCI登録のメリットとデメリットをお伝えします。

 

メリット

 

論文購読のみならずアンケート調査が定期的にメールで送られてきます。

 

アンケート調査に答えますと、

 

Amazonギフト券などに交換が可能なポイントがたまります。

 

真面目にアンケート調査に答えますと、

 

年間約50,000円分のポイントがゲットできます。

 

高配当株100万円分の価値と同じだね!

 

 

デメリット

 

迷惑電話の頻度が増える

あやしい勧誘メールが届くようになる

 

といったことありません。

 

唯一のデメリットと言えば、

 

アンケート調査依頼のメールが定期的に届く

 

くらいです。

 

別にアンケートに答える必要はありません。

 

メールはスルーしてもOKです。

 

 

まとめ:MCIでポイントゲットとNEJMタダ読みしよう

冒険, 宝の地図, 旧世界地図, 海賊, 海賊の宝, 地図, 方位磁針, ナビゲーション, ナビゲート

 

まとめにはいります。

 

 

NEJMを無料で購読する方法
 ①:エム・シー・アイ(MCI)に登録する
 ②:メデュア(Medure)のサイトを開く
 ③:メデュアのサイトからNEJMサイトにアクセスする

 

医師のポイ活については賛否両論ありますが、

 

程度によっては私はありだと思っています。

 

MCIのアンケートは時間単科が非常に高いので、

 

個人的にはおすすめです。

 

①:MCIポイントをためる

②:Amazonポイントに交換する

③:書籍や日用品(Amazon定期便)を購入する

 

というように私は利用させて頂いています。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

 

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