開業準備ってどれくらい大変なのかな?
普通に働きながら開業準備ってどうするのかな?
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 勤務医→フリーランス医師→開業準備中
✅ 家族:妻と年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン27回完走)
✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒
今回の記事でわかる内容は次の通りです。
✅ 採用関係
✅ 医療機器・備品関係
フリーランス医師の開業計画|開業3ヵ月前の現状
Time flies.
光陰矢の如し。
開業準備をしていて日々思うことですね。
開業を意識したのが約3年前。
1年以上かけて開業場所を決定。
そして3ヵ月後の開業を控えた今。
- 開業を考えている方
- 開業に興味がある方
- 開業準備中の方
にとって何かしらのお役に立てれば幸いです。
工事関係
- 外壁(種類、色など)
- 内装(家具、床材、壁紙など)
- 照明の位置や種類
- 窓枠の色
- 防犯カメラの位置
- などなど
挙げ出すときりがないほど、決めることが非常に多いです。
何か1つ決めたら、新しく決めることが3つ出てくるような感覚に陥ります。
週に1回定例会があり、工事の進捗状況を現場監督から報告を受けます。
と同時に、前述したような内容をひとつずつ決めていくことになります。
開業3ヵ月前になり、大詰めの状態にはなってきましたが、まだまだ決めることは多々あります。
開業を意識されている方は、気になるクリニックや参考にしたいクリニックをあらかじめピックアップしておくと、参考になると思います。
採用関係
開業約5ヵ月前にハローワークとインスタグラムでスタッフ募集をかけました。
募集をかける前は、応募してくれる方がいるのかなぁと不安な毎日を送っていました。
ところが、ふたを開けてみてびっくり仰天。
予想をはるかに超える応募者があったため、書類選考をまず行い、その上で面接を行い採用者を最終的に決定しました。
スタッフ採用の面接時には、担当税理士さんに大変お世話になりましたね。
面接のポイントなどを教えて頂けたのは、非常に助かりました。
結果的には、
- 看護師3名
- 医療事務2名
の体制でスタートする予定としています。
スタッフの数や種類は、開業する診療科や規模によっても変わります。
開業後の状況をみて、スタッフ増員を検討することになりそうです。
願わくば、早々にスタッフ募集をかけられるほど、多くの患者さんに来院頂きたいものですが・・・。
採用が決まったら、スタッフ待遇(給与や保険など)も決めなくてはなりません。
待遇面については、税理士さんと社労士さんとの相談が欠かせません。
ここでポイントになるのが、よい税理士さんやよい社労士さんの見つけ方です。
税理士さんや社労士さんを見つける一番よい方法は、先輩開業医の情報や口コミを頼りにすることです。
税理士ドットコムなどのサービスも良いですが、地方ではやはり口コミの信頼度が非常に高い印象です。
開業予定の土地で知り合いの先輩開業医がいらっしゃるのであれば、お願いして聞いてみるとよいですね。
医療機器・備品関係
- レントゲン装置
- 内視鏡装置
- エコー
- 電気メス
などの大型医療機器は、工事の関係もあるので開業1年前から大枠は決めておく必要があります。
医療機器の種類や値段に関しては、医療機器の卸の力にかかっているといっても過言ではありません。
私は勤務医時代から大変お世話になりかつ信頼できる、地元の医療機器卸さんにお願いしています。
医療機器を安く購入することも大切ではありますが、メンテナンスや故障時などの対応まで考慮して、どのルートで医療機器を仕入れるかを考慮すべきです。
開業3ヵ月前になってくると、
- 縫合処置セット
- 体温計
- 血圧計
- 診療机や椅子
- 薬品入れ
- 脱衣カゴ
などの細かい医療機器や備品も選定することになります。
細かい備品については、選ぶのがだんだんと疲れてくるので、業者に任せてしまうのも一つの方法ですね。
まとめ
開業3ヵ月前の現状をまとめてみました。
兎にも角にも、選ぶことが多すぎてヘトヘトになりますね。
とは言っても、自分で選択できるという自由な環境を楽しみながら、引き続き開業準備に邁進したいと思います。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
20冊近く開業関係の書籍を読みましたが、本書が一番内容的にもまとまっており読みやすいです。実際に開業してみないと見えてこないことも多いと思いますが、事前のシュミレーションがいかに大切か思いしらされます。
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予期せぬことが起こるのが人生ですね。良い時期もあれば必ず悪い時期もあり、浮き沈みを繰り返しながら、少しでもよりよい方向へ進みたいものです。
医師としてブログ運営に挑戦して1年9ヵ月経過したリアルな現状をまとめました。ブログで収益をあげることの大変さを身をもって感じています。