開業準備って大変って聞くけど本当かなぁ?
開業前の忙しさってどの程度なのかなぁ?
こんなお悩み(?)に対する記事です。
✅ 家族:共働き妻 年子2人(5歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング マラソン 株式投資
✅ 本職:医師(15年目)
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ 精神面:期待と不安が交錯
開業を1ヵ月後に控えた医師の現状
開業を思い立ったのが、2020年1月某日。
気がつけばそれから3年が経ち、1ヵ月後に開業を控えています。
- 地元の建築会社へ開業相談
- 開業場所探しと決定に費やした2年
- 建物設計の度重なる修正
- 医療機器の選定
- 税理士さんと資金繰りの相談
- 外装内装の選定
- スタッフ面接
- 社労士さんとスタッフ待遇の相談
- 近隣のクリニックへ挨拶回り
- ホームページ作成会社とのやりとり
挙げ出すときりがないので、これくらいにしておきます。
とはいっても、まだまだ開業に向けた準備は現在進行形です。
- 開業を考えている方
- 開業に興味がある方
- 開業前の医師の現状を知りたいマニアックな方
にとって何かしら参考になれば幸いです。
開業準備
これまでも決して暇ではありませんでした。
しかし、いざ開業1ヵ月前になり建物引き渡しが先日終わった頃から、忙しさが指数関数的に上昇しています。
- 大型医療機器の搬入
- 備品の調達
- スタッフ研修
- 採用薬の決定
- 電子カルテのセット組み
- 院内マニュアルやルール作り
- 内見会の準備(ちらしやDM)
- ホームページの最終仕上げ
- 予約システムなどの検討
- 近隣医療施設への挨拶回り
今ブログを書きながら頭の中にあるのは、ざっとこんなもんです。
とは言っても、
- 1つ片付いたら3つやることが出てくる
という状況ではあります。
それでも、
- 共に開業する妻(医師)
- 子供の相手をしてくれる両親
- 建築および設計事務所
- 医療機器の卸
- 薬の卸
- 医療機器メーカー
- 薬品メーカー
様々な方面からの手厚いサポートのおかげで、今のところ準備は順調に進んでいます。
頼ることの大切さと頼れることのありがたさ。
日々日々痛感しています。
精神面
患者さんご本人、患者さんのご家族、当クリニックに関わる全ての方が、心穏やかな日々を通して、豊かな人生を過ごしていただくことを目指す
これが私のクリニックの理念です。
クリニックに医療機器が搬入されると、自分がこの場で診療している姿が想像しやすくなりますね。
まさに「期待が膨らむ」とはこのことかとひしひし感じています。
一方で、もっぱら一番の不安は「患者さんが来てくれるのか」という点です。
いわゆる落下傘での開業なので、今まで診てきた患者さんを引き込むということはできません。
最初は患者数も少なくて苦労すると十分に想定しつつ、より丁寧な診療を心がけたいと考えています。
なんのせ、クリニックを受診するかどうかの一番の決め手は「口コミ」のようですからね。
個人的には、テレビを含めたCMを全くしない「スターバックスのマーケティング」を真似したいと思っていますが、果たしてどうなることやら・・・。
まとめ
まとめにはいります。
✅ 精神面:期待と不安が交錯
兎にも角にも、前に進むしかないと自らに言い聞かせながら毎日を過ごしている現状です。
最初からうまくいくことなんてありませんから、致命傷を負わない程度に躓きながらもしぶとく起き上がり、少しずつ理想のクリニックに近づけていければと。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
時間の使い方というより、時間に対する捉え方を根本的に見直すきっかけになった書籍です。毎日忙しく過ごされている方は、いったん目の前のタスク消化を止め、本書籍を読んでみてはいかかがでしょうか。今という時間をより大切に愛おしく感じるはずです。