優良な中小型株ってどうやって探せばいいのかなぁ?
四季報なんて読むヒマないし、なんかよい方法ないかなぁ?
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 投資スタイル:
<コア>インデックス(全世界&全米)
<サテライト>高配当(日本個別&米国ETF)
<おまけ>グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン27回完走)
✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒
✅ 本業:医療従事者
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
2️⃣ 気になる銘柄をKabutanで検索
3️⃣ 「大株主」をチェック
4️⃣ 「組入ファンド」をチェック
5️⃣ 「組入銘柄」をチェック
プロが選ぶ中小型株の見つけ方
餅は餅屋
という諺があるように、基本的には投資の素人が投資のプロに勝つことはできません。
特に銘柄選定において投資のプロは、
- 多額の資金を投じた情報収集
- 度重なる企業訪問
を行っています。
私のような一般市民が知り得ないことを平気で知っているプロが選ぶ銘柄。
そんな銘柄、特に中小型株を見つける方法を今回紹介します。
- 大型株にはもう飽きた
- 中小型株で攻めてみたい
こんな方は特に最後までぜひご覧ください。
①:KabutanとMINKABを無料登録する
まず最初に、
- Kabutan
- MINCAB
の2つに登録しましょう。
リンクはこちら↓。
- インデックス投資しかやらない主義
- アクティブ投資という言葉聞くと鳥肌がたつ
- 個別株投資なんて危なくてやってられない
という方は完全にスルーしてください。
しかし、
- 個別株投資にチャレンジしたい
- インデックス投資なんてつまらない
- 自分オリジナルのポートフォリオを作りたい
という方は登録必須のサイトです。
いずれも有料版もありますが、無料版で全く問題ありません。
ちなみに私は「Kabutan日本株版」だけ有料登録しています。
②:気になる銘柄をKabutanで調べる
Kabutanのページを開きます。
既に保有している、または気になっている中小型銘柄を検索しましょう。
例えば、今回は「ニチアス」という銘柄で調べてみましょう。
こんなページが出てきます。
- 株価
- 基本情報
- チャート
- ニュース
- 決算
など様々な情報が集約されています。
おそらくほとんどの方がチェックしていない項目。
それが、「大株主」ですね。
今回はこの「大株主」がミソになります。
③:「大株主」をチェック
早速「大株主」をチェックすると、企業の大株主一覧が表示されます。
誰が大株主という点は非常に重要な情報です。
しかし、今回の趣旨である「プロがすすめる中小型株」を探すためには、画面をもう少し下にスクロールする必要があります。
「大株主」の画面を下にスクロールすると、「組入ファンド」上位5つが出てきます。
これらのファンドが「ニチアス」という銘柄を組み込んでいるということになります。
ファンドとは、いわゆる投資のプロが厳選した銘柄の集合体です。
④:「組入ファンド」をチェック
「組入ファンド」の中から、気になったファンドをチェックしてみましょう。
今回は、「ダイワファンドラップ日本株式セレクト」をみてみましょう。
クリックするとMINCABのページに飛びます。
⑤:ファンドの「組入銘柄」をチェック
MINCABに飛ぶとこんなページになります。
ここで、ファンドの組入銘柄をチェックすると、まさにプロが選んだ銘柄が無料で閲覧することが可能になります。
こちらのファンドは大型株がメインのようですね。
中小型株やバリュー株を集めたファンドもありますので、そちらの方から中小型株を探す方が時短になります。
どのファンドも約50〜100銘柄で構成されています。
四季報で3,700銘柄から探すよりもずいぶん手間が省けますね。
まとめ
まとめにはいります。
2️⃣ 気になる銘柄をKabutanで検索
3️⃣ 「大株主」をチェック
4️⃣ 「組入ファンド」をチェック
5️⃣ 「組入銘柄」をチェック
実際に私は相場が軟調な時にチェックしています。
自分のポートフォリオで補強したいセクターで、知らない銘柄があればチェック。
- 過去と予想業績
- 株価指標(PER、PBR、配当利回り)など
- 長期潮流
- 参入障壁
などを確認して投資対象にすべきかどうか判断しています。
ちなみに毎日チェックする必要はありません。
ファンドの銘柄組み換えは1年に1回くらいがほとんどですからね。
ただし、
- 投資のプロが選んだ銘柄=優良銘柄
とは限りません。
最後は自分で分析確認するようにしましょう。
とは言っても、最初は難しいと思いますので、少しずつ勉強しながら銘柄に対する知識を増やしていけば、自ずと投資家の力量は向上していきます。
偉そうなことを書きましたが、私もまだまだです。
ともに頑張りましょう。
今日も最後までありがとうございました。
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投資中級者向けではありますが、個人投資家としてのレベルアップを狙っている方にとっては、非常に読み応えがある書籍です。DCF法など難解な部分はありますが、基本的には企業本来の価値と株価のずれを見抜くことが肝要ですね。