投資信託で資産運用始めたいけど何を選べばいいの?
こんなお悩みに対する記事です。
2022年1月22日、
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of Year 2021」
が発表されました。
「Fund of Year」シリーズは毎年開催されているもので、
100名以上の投信ブロガーによる投票に基づき、
優良な投資信託が表彰されるものです。
ざっくり言いますと、
Fund of Yearで表彰された投資信託を選択していれば、
投資の方向性として大きな間違えはしていない
という意味合いになります。
早速結果を発表しつつ、
私自身が購入している銘柄が入っているか公表しますね。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of Year 2021
1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
3年連続のFund of Yearに輝いている投資信託です。
- 私のつみたてNISA
- 妻のつみたてNISA
- 子供2人のジュニアNISA
以上にしっかり組みこんでいます。
長期投資の王道ともいえる投資信託ですね。
2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
主に米国や欧州などの先進国の株式から構成された投資信託です。
個人的にはここまで上位に入ることが意外でした。
VTIやVTという言葉を耳にすることが多かったのですが、
ファンドの長期的な安定性が評価されたのでしょうか?
私自身がつみたてNISAで購入している商品です。
3位:バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(VT)
世界全体に投資するというファンドです。
正確にいいますと、VTは投資信託ではなくETFです。
- 私の特定口座つみたて
- 子供2人の老後資金対策(100株)
で購入しています。
VTIやVOOといったアメリカだけに投資するETFより、
全世界に満遍なく投資をする商品の方が、
日本人には人気があるみたいですね。
4位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
こちらも鉄板商品ですね。
- 妻のつみたてNISA
- 子供のジュニアNISA
で購入している銘柄です。
2022年1月時点で、
VOO(S&P500連動のETF)の価格が1株4万円前後
ということをふまえますと、
S&P500に連動した商品で長期分散投資をするならば、
100円ずつでも購入できる投資信託の方がETFよりベターだと考えています。
5位:iFree レバレッジ NASDAQ
いわゆるレバナスと呼ばれる銘柄です。
個人的にはものすごく意外な結果です。
私が金融投資で絶対にしないと決めていることの一つが、
レバレッジをかけた投資をしない
ということです。
「できるだけ早くお金持ちになりたい」
という気持ちはよく分かります。
私も早くお金持ちになれるならなりたいです。
しかし、
レバレッジ商品に投資をするということは、
下手をすると人生を台無しにするリスクを背負っている
ということは忘れないようにしてくださいね。
6位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2位のニッセイ外国株式インデックスファンドとほぼ同じ内容の投資信託です。
ニッセイと三菱UFJ、どっちの会社が好きですか?
くらいの差しかないと思います。
7位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
ここにきてバランスファンドが出てきました。
世界各国の株式と債券に分散投資をする投資信託です。
株式と債券の比率は、
50:50
になっています。
非常によい投資信託ではありますが、
個人的には現金でしっかり貯金していれば債券は不要
と考えているので、購入はしていません。
8位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
いわゆる楽天VTIという商品です。
アメリカ全体の株をまとめて購入しているイメージになりますね。
私自身は楽天カードのつみたてNISA残り分(月16,000円)で購入しています。
9位:たわらノーロード先進国株式
2位のニッセイ外国株式インデックスファンド
6位のeMAXIS Slim先進国株式インデックス
上記と内容的にはほぼ差がない投資信託です。
iDeCo等で選択できる投資信託が少ない状況では、
候補の一つになりえますね。
10位:SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBIが楽天に対抗して出してきた商品です。
8位の楽天・全米株式インデックス・ファンド
と内容的には同じです。
コスト面でSBIの方が楽天より若干安い可能性がありますが、
販売されてから間もないので現時点では何ともいえませんね。
医師投資家ポートフォリオ銘柄
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of Year 2021」で選ばれた中で、
私が実際に購入している銘柄は以下の通りです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 楽天・全米国株式インデックス・ファンド
- VT
選ばれなかった商品も購入していますが、
また機会があれば紹介させて頂きます。
なお、金融投資は必ず自己責任でお願いいたします。
まとめ:日本人は全世界株がお好み
まとめにはいります。
2位:ニッセイ外国株式インデックスファンド
3位:バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)
米国株だけの投資信託がトップ3に入っていないことが、
個人的にはおもしろい結果でした。
いわゆるホームカントリーバイアスですかね?
今日も最後までありがとうございました。
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