iDeCoと付加年金ってどっちもやっていいの?
こんなお悩みにお答えします。
アドセンスアカウントが閉鎖された日、
こんな手紙が国民年金基金から届きました。
ざっくり言いますと、
「iDeCoの掛金多すぎだからiDeCo一旦中止ね」
ということです。
アドセンス狩りにあおうが、
iDeCo一旦中止されようが、
僕は死にましぇーーーーーーん。
最近疲れているみたいです。
読者をやめるボタンは押さないでくださいね。
いつも通り結論からいきます。
②:付加年金をしたらiDeCo掛金上限が減額
③:個人的にはiDeCoと付加年金の併用がおすすめ
ひとつずつ解説していきます。
iDeCoと付加年金の併用するときの注意点
iDeCoと付加年金。
いずれもフリーランスにとって、老後資金対策には欠かせないものです。
付加年金は第一号被保険者(フリーランスや自営業者など)しか加入できません。
一方で、iDeCoは国民年金を払っている日本国民のほぼ全員が加入できます。
それぞれの概要についてごく簡単に説明します。
iDeCo
日本語では個人型確定拠出年金と呼ばれるものです。
日本政府が、
「年金あげられなくなるかもしれないから、自分たちでなんとかしてね〜」
というメッセージを込めた制度だと個人的には考えています。
細かいことは抜きにして、
iDeCo=自分で自分の老後資金を準備して節税もできるお得な制度
という風に理解して頂ければ十分です。
職業などによって、月々の掛金が変わります。
- 第1号被保険者(フリーランスや自営業者):6万8,000円
- 第2号被保険者(会社員や公務員):1万2,000円〜2万3,000円
- 第3号被保険者(専業主婦など):2万3,000円
年金の2階部分(厚生年金)がない第1号被保険者は、
iDeCoでしっかり老後資金対策をする必要があるため、
掛金上限も高くなっています。
付加年金
付加年金は名前のとおりで通常の年金に月400円を付け加える制度です。
たった月400円?
と思ったあなた。侮ってはいけませんよ。
付加年金を払った場合に将来追加される年金額は、
月200円*付加年金を納めた月数
ということになります。
<具体例>
付加年金を40歳から60歳まで20年間支払い、
100歳(60歳から40年間)まで生きたとします。
- 付加年金の支払い総額:月400円*12ヵ月*20年間=96,000円
- 付加年金で受け取れる総額:月200円*12ヵ月*40年=960,000円
96,000円の支払いに対して960,000円が受け取れる訳です。
人生100年時代となった今、
フリーランスの方にとって、
付加年金はどんな投資よりも高リターンが期待できます。
しかし、付加年金をしている時のiDeCoの掛金限度額は、
68,000円→67,000円
に減額されます。
この事実を知らなかった故に、
私のiDeCo積立が一旦中止となりました。
まとめ:iDeCoも付加年金も老後資金対策の鉄板
まとめにはいります。
②:付加年金をしたらiDeCo掛金上限が減額
③:個人的にはiDeCoと付加年金の併用がおすすめ
個人的には、
はまず付加年金をして余裕があればiDeCo
というスタンスでよいと思います。
iDeCoも付加年金も老後資金対策の一環です。
豊かな老後を過ごすために、無理のない範囲で継続しましょう。
今日も最後までありがとうございました。
【関連記事】
賛否両論はありますが、個人的にiDeCoはよい制度だと思っています。
付加年金は長生きリスク回避の一助になりますね。