つみたてNISA始めてみたけど年間40万円も入金できない・・・
つみたてNISAの非課税枠を使い切らないともったいない気がする・・・
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 投資スタイル:インデックス+高配当+α
✅ 趣味:マラソン(フルマラソン26回完走)
✅ 仕事:医療従事者
✅ 家族:妻と一姫二太郎の4人暮らし
✅ 好物:せんべい
今回の記事の結論です。
2️⃣ スキマを埋めたくなる習性
3️⃣ 他人と投資成績の比較
ひとつずつ解説していきます。
つみたてNISA満額投資に潜む3つの罠
(引用:https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/files/nisajoukyou/nisaall.pdf)
つみたてNISA人口がうなぎ上りです。
私がインデックス投資を始めた15年前、つみたてNISAという制度自体はもちろん存在していませんでした。
インデックス投資をしていることを周囲に話すこともなければ、株式投資が話題に上がることすらありませんでしたね。
つみたてNISAの魅力は、
- 20年間運用した利益が非課税(通常なら約20%税金でとられる)
- 国が厳選した優良な投資信託から選択可能
などが挙げられます。
つみたてNISAは、まさに投資の第一歩としては最適な制度です。
しかし、盤石のつみたてNISAにも罠が潜んでいます。
投資初心者さんがつみたてNISAに潜む罠をさけ、豊かな人生を送るためのツールとしてつみたてNISAを活用できるよう解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
余剰資金以上での投資
投資は基本的に余剰資金で行うものです。
つみたてNISAも例外ではありません。
- 老後資金のため
- 教育資金のため
という10年以上先の未来のために、つみたてNISAをされている方が大多数でしょう。
投資というのは今ではなく未来のために行うものです。
ここであなたに質問です。
「未来も大切ですが、今を犠牲にしすぎていませんか?」
- 友人や家族との思い出作り(食事や旅行など)
- 自己投資(書籍購入やセミナー代など)
- 健康への投資(健診や人間ドックなど)
必要以上の浪費は避けるべきです。
しかし、余剰を超えたお金を無理につみたてNISAにまわす必要はありません。
スキマを埋めたがる習性
物を減らすコツは物を入れる空間を減らす
人にはスキマがあると埋めたくなる習性があります。
つみたてNISAの非課税枠は年間40万円です。
月々33,333円を積み立てると年間で約40万円ですね。
非課税枠を全て埋めたくなる気持ちは非常に分かります。
しかし、きっちり埋める必要はありません。
大切なので繰り返します。
投資はあくまでも余剰資金で行うものです。
毎日の生活を極端に切り詰めて、つみたてNISAを満額投資をしても、誰も誉めてはくれませんし、自己満足に過ぎません。
個人的には、つみたてNISAの非課税枠を増やすより、非課税期間を無期限にすることを期待しています。
他人と投資成績の比較
- 書籍
- SNS(ツイッターなど)
- ブログ
- YouTube
様々な媒体から、投資に関する情報が非常に手に入りやすい時代になりました。
有益な情報が手に入りやすくなった一方で、不要な情報も意図せず目にしてしまう機会も増えてしまいます。
特にSNS等では、
- つみたてNISAを満額投資
- iDeCoを満額投資
- 月20万円をインデックス投資で積立
- 資産額〇千万円到達
という発信やコメントを見かけることもありますよね。
断言します。
投資成績を他人と比較することほど無駄なことはありません。
投資の方法論や思考法を学ぶために、SNS等を活用することは問題ありません。
しかし、雑音まで拾わないよう情報のフィルターをかけておく必要がありますね。
特に投資初心者さんは、SNSより書籍から情報を得た方が精神衛生上もよいかと考えています。
まとめ:人生も投資もマイペースがベスト
まとめにはいります。
2️⃣ スキマを埋めたくなる習性
3️⃣ 他人と投資成績の比較
つみたてNISAは紛れもなくすばらしい制度です。
しかし、いくらすばらしい制度も使い方次第です。
月々1,000円でもよいので、つみたてNISAで投資を始めて見ましょう。
誰だって最初は初心者です。
小さな一歩がやがて大きな一歩に変わります。
焦らず行きましょう。
今日も最後までありがとうございました。
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インデックス投資をかれこれ15年続けた率直な思いをつづりました。