✅ 投資スタイル:
【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
【おまけ】グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(6歳と5歳の一姫二太郎)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン29回完走)
✅ 本業:某零細クリニックの院長
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ インデックス投資:淡々と継続かつ新NISA対策
✅ 高配当株投資:日本株も米国株もコツコツ
2023年清秋|相場雑感と投資状況
キンモクセイの薫風が気持ちのよい季節になりました。
四季折々の風情を楽しめる日本。
- 給料が上がらない
- 超少子高齢化社会
- 増税メガネの政策
などのネガティブな面だけではなく、ポジティブな面にも目を向けたいものですね。
今回は、凡人投資家の私が相場に対する雑感と投資状況を報告した記事です。
秋の夜長。
気楽にお読み頂ければ幸いです。
相場雑感
兎にも角にも1日の株価変動幅が大きいですね。
日経やTOPIXといったインデックス指標が1日で2%近く動く日もめずらしくなく、また日中の値動きも大きいですね。
(引用:世界の株価)
- 中国経済の成長鈍化
- イスラエル・ガザ地区の紛争
- ロシア・ウクライナ問題の泥沼化
- 日本銀行のイールドカーブ撤廃思惑
- 長引くインフレによる米国金利高止まり
これらの要因がマクロ経済を大きく揺るがし、それに伴い株価が乱高下する可能性は十分にありますね。
また、金利動向を左右する経済指標の発表にも注目が集まっています。
マクロ面も気になる一方、決算発表後の個別株の値動きが個人的には非常に気になっています。
日本を代表する超優良企業であるベイカレント。
先日の決算発表を受けて、ストップ安になりました。
(引用:Kabutan Premium)
時価総額6,000億円を超える企業がストップ安することはそう滅多にありません。
決算発表後に株価が多少変動することはありますが、最近の株式市場は株価変動(ボラティリティー)が非常に高くなっている印象を強くもっています。
このような荒れ狂う相場状況をふまえて改めて思うことは、
- 明日の株価は誰にも分からない
- 短期での株価の値動きは人気投票
- 長期での株価の値動きは企業本来の価値
という点です。
世界トップクラスの頭脳をもった人たちや、世界最高峰の処理能力をもったAIがうごめく株式市場の世界。
こんな世界で短期勝負を望んでも、勝ち目がないの至極当然です。
それでも、痛い目に合わないと分からないのが人の性。
例にもれず、私も短期投資でボコボコにされた経験は星の数ほどあります。
今でも懲りずに短期投資をすることもありますが、投資の基本はやはり長期、分散、積立ですね。
インデックス投資
私が行っているインデックス投資は、
- 投資信託(オルカン、ニッセイ外国株式、楽天VTI)
- 米国ETF(VT、VTI)
という商品を決まった毎月5日に決まった金額を購入するというものです。
つみたてNISAやiDeCo等の非課税枠を優先的に使い、それ以外は特定口座で運用しています。
2024年から始まる新NISAでは、つみたて枠も成長投資枠もインデックス投資を行う予定です。
特定口座で保有している商品については、売却して新NISAで買い直す方法が理論上は最適解のようです。
しかし、私は特定口座で保有している商品を売却せず保有継続する予定です。
株式投資においてはシンプルが一番です。
これまでの経験上、あれやこれやと手をだしすぎると成績が落ちてしまうのが、株式投資の世界です。
高配当株投資
私が行っている高配当株投資は、
- 日本の高配当株:個別株を1株ずつ、時に単元で購入
- 米国の高配当株:VYM、HDV、SPYDをスポット購入
というものです。
日本株については、有名な大型高配当株(通信、保険、銀行、商社など)は割高感が強く購入していません。
一方、中小型の高配当株は比較的割安な印象をもてる銘柄がありますので、少しずつ購入しています。
具体的に購入している銘柄は、
- 日本電技
- CDS
- 住友精化
- カネミツ
- コンドーテック
- グローブライド
といったものです。
注:購入を推奨しているわけではありません。
米国の高配当ETFは値頃感はあるものの、円安のために手が出しにくい印象ですが、少しずつ時間を分けて購入しています。
株式ではありませんが、AGGという債券ETFを最近少しずつ購入しています。
一般的に債券の利回りは1〜2%ですが、AGGの利回りが3%を超えてきており、投資妙味があると考えています。
とはいえ、債券より株式の方がインフレへの耐性もあり、あくまでもポートフォリオのおまけ部分としてAGGは保有する予定です。
まとめ
まとめにはいります。
✅ インデックス投資:淡々と継続かつ新NISA対策
✅ 高配当株投資:日本株も米国株もコツコツ
世界一の投資家である、ウォーレン・バフェット氏の言葉を引用します。
皆が恐れているときこそ貪欲に、皆が喜んでいるときこそ慎重に
相場が荒れている時こそ、チャンスが訪れるタイミングでもあります。
とは言え、相場に張り付きすぎても精神的にも肉体的にも疲労してしまいますので、ほどよい距離感が投資を長く続けるためには必要になりますね。
チャートばかり眺めるのではなく、秋の花々や名月を愛でながら過ごしたいものですね。
今日も最後までありがとうございました。
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