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四季報2023年秋号で発見|還元上昇期待の増配銘柄

 

四季報で銘柄探し?そんな時間ありましぇ〜ん・・・

他の投資家さんがどんな銘柄に注目しているのか気になるね・・・

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:約15年
 ✅ 投資スタイル:
   【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
   【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
   【おまけ】グロース(日本個別)
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン29回完走)
 ✅ 本業:某クリニックの院長
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが我々の確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡四季報2023年秋号で発見|還元上昇期待の増配銘柄
 ✅ 7438 コンドーテック

 

 

 

🙇‍♂️筆者からのお願い
 ✅ 今回は個別銘柄を紹介する記事です
 ✅ 売買を推奨している意図は全くありません
 ✅ 最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします

 

 

 

会社四季報2023年秋号で発見|還元上昇期待の増配銘柄

木, 公園, 秋, 葉, 自然, 田舎, 景色

 

 

読書の秋。

食欲の秋。

運動の秋。

 

そして、株式の秋。

 

ということで、やってきました会社四季報2023年秋号。

 

秋の夜長のお供に、就寝前に少しずつ読み進めています。

 

元々読書が好きなので、様々な書籍を読んできた私が断言します。

 

 

安眠薬と枕の両方になる本は、会社四季報オンリーワン。

 

 

どうでもよい前置きはこれくらいにしておきましょう。

 

 

今回は、会社四季報2023年秋号で私が気になった銘柄を紹介します。

 

名前は地味ながら10年以上連続増配し株主還元も高い企業となっております。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

コンドーテック:企業概要

 

コンドーテックは産業資材メーカーおよび商社で、工事関連業界向けインフラ・環境資材の製造販売と仕入販売を行っています。

 

主力製品は自社工場生産品で、建設関連資材のターンバックル、足場吊りチェーン、シャックル(業界トップ)、ねじ製品、アンカーボルトなどです。

 

ちなみに、シャックルはこちらです。

 

 

ざっくり言いますと、社会インフラを支える縁の下の力持ち的な企業です。

 

以前、ショーボンドを紹介した記事でも述べましたが、これから日本の社会インフラを立て直す時期に入ります。

 

個人的には、コンドーテックの技術や商品の需要は当面増えるものと想定しています。

 

 

利益率や財務状況

 

利益率の推移はこのような状態です。

 

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

  • 営業利益率:4〜7%
  • ROE:5〜11%
  • ROA:3〜7%

 

同業他社と比較しても、飛び抜けてよい数字ではありません。

 

しかし、良くも悪くも安定して利益を出し続けています。

 

 

キャッシュフロー(Cash Flow:CF)の推移です。

 

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

 

着目すべきポイントは、

 

  • 営業CFが一度もマイナスになっていない
  • 現金が着実に積み上がってきている

 

という点ですね。

 

 

負債や自己資本比率の推移です。

 

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

  • 自己資本比率:55〜60%
  • 有利子負債比率:2〜14%

 

財務面も今のところ問題はない様子です。

 

 

株価指標

 

PER、PBRを見ていきましょう。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

直近5年のレンジでは、高くもなく安くもなくという状況ですね。

 

 

続いて、配当利回りの推移です。

 

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

  • 5年平均利回り:3.85%
  • 5年最大利回り:3.05%
  • 5年最低利回り:2.26%

 

後で説明しますが、連続増配および株主還元を強化している点を考慮すると、

 

  • 利回り3.0%以上:少しずつ買い増し
  • 利回り3.2%以上:どんどん買い増し
  • 利回り3.4%以上:ぐいぐい買い増し

 

という買い方を私はしています。

注:くどいですが推奨しているわけではありません。

 

 

配当金の推移・配当政策

 

ここからは、コンドーテックの中期経営計画の資料を抜粋しながら説明します。

 

まず、配当金の推移はこちらです。

 

(引用:コンドーテック中期経営計画2023年〜2026年)

 

  • 1995年上場来減配なし(27期)
  • 2011年3月期から連続増配(13期)

 

27年も減配していないなんて・・・。

 

なんということでしょう・・・。

 

まだ抱きつくには早いですよ。

 

続いて、経営目標です。

 

(引用:コンドーテック中期経営計画2023年〜2026年)

 

経営目標の文言に注目してください。

 

  • 売上高・利益の極大化
  • 株主還元の更なる充実(増配継続)を目指す

 

うれし涙で目の前がぼんやりしてきました。

 

そして、利益配分の基本方針としてDOEを採用しています。

 

(引用:コンドーテック中期経営計画2023年〜2026年)

 

DOE4.0%以上に目標を引き上げるだけではなく、DOEの説明もしっかり説明資料に書かれている点も、コンドーテックの株主への思いやりがにじみ出ていますね。

 

そんなに株主還元アピールして大丈夫なのでしょうか。

 

コンドーテックの配当性向の推移はこちらです。

 

 

一時的に配当性向が50%を超えることもありますが、概ね20〜30%で落ち着いており、増配余地は十分あると考えます。

 

 

まとめ

秋, 街, 葉っぱ, Lane, 葉, 秋の紅葉, 紅葉, 秋の色

 

まとめにはいります。

 

💡四季報2023年秋号で発見|還元上昇期待の増配銘柄
 ✅ 7438 コンドーテック

 

 

「PBR1倍割れの是正」という言葉が歩き出してから、日本企業の株主還元意識が日に日に高まる気運を感じます。

 

日本株を買うのは、日本人だけではなく世界中の投資家です。

 

それはすなわち、日本人だけに株主還元をアピールをしても生き残れないという裏返しになります。

 

株主が投資先の企業に何を求めているのか。

 

株主が求めるものに企業がどのように応えていくのか。

 

株主と企業がお互いに同じ方向を向き、よりよい社会を作り上げる未来を想像しながら、こつこつと株式投資を続けていきたいものです。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

個別株投資を行う上で欠かせないのが、ファンダメンタルズ分析。そのファンダメンタルズ分析を学ぶために、まずおすすめなのが足立先生の書籍です。初学者にも非常に分かりやすく書かれており、私も時々読み返すこともあります。運動も株式もやはり基礎基本が大切ですね。

 

 

 

 

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