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高配当株マニアは必読|配当に着目した日経新指数が誕生

 

 

日本の高配当株を探すのに便利な指標とかないのかなぁ・・・

高配当株だけじゃなくて累進配当株も簡単に知りたいなぁ・・・

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:約15年
 ✅ 1株投資歴:約4年
 ✅ 投資スタイル:
   【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
   【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
   【おまけ】グロース(日本個別)
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン29回完走)
 ✅ 本業:某クリニックの院長
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡配当に着目した日経新指数
 ✅ 日経連続増配株指数
 ✅ 日経累進高配当株指数

 

 

 

 

配当に着目した日経新指数が誕生

 

30年ぶりにバブル期の最高値を更新するのではとも囁かれ、何かと話題の日本株。

 

その日本株の中でも、配当金というインカムが安定的に得られる高配当株が注目を集めています。

 

一口に高配当株といっても、

 

  • 業績を順調に伸ばし株主還元も高めている銘柄
  • 業績の低迷により株価が下落し相対的に高配当化している銘柄

 

が混在しているのが日本株の現状ですね。

 

このような状況で、日本経済新聞社が新たな指数を2023年6月30日から公表することが決まりました。

 

それが、

 

  • 日経連続増配株指数
  • 日経累進高配当株指数

 

になります。

 

 

それぞれの指数について、順番に解説していきます。

 

 

日経連続増配株指数

連続増配。

 

この甘美な言葉に、どれだけの投資家が心を惑わされたことか。

 

 

日経連続増配株指数は、

 

  • 国内証券取引所の上場株式を対象に
  • 実績ベースで原則10年以上連続増配している企業のうち
  • 増配年数の上位から70銘柄を上限に選択され
  • 時価総額ウェイト方式で2010年6月末を基点(10,000)として

 

算出されます。

 

また、年1回の定期見直しが実施され6月末に入れ替えされます。

 

 

日経平均との比較チャートはこちらになります。

 

(引用:「日経連続増配株指数」「日経累進高配当株指数」の公表開始について|日本経済新聞社のプレスリリース

 

日経を大きくアウトパフォームしていますね。

 

「株式投資」や「株式投資の未来」の著者であるジェレミー・シーゲル先生の言葉、

 

  • 成長の罠
  • 配当はアクセル

 

を彷彿とさせます。

 

2023年5月末での日経連続増配株指数の予想配当利回りは、

 

  • 2.32%(日経平均:1.90%)

 

となっています。

 

高配当株好きにしては、少し物足りない利回りでしょうか。

 

さて、お待ちかねの銘柄一覧になりま

す。

 

証券コード

銘柄名

連続増配回数

(単位:年)

4452

花王

33

7466

SPK

25

8593

三菱HCキャピタル

24

8566

リコーリース

23

4732

ユー・エス・エス

23

4967

小林製薬

23

9058

トランコム

22

9433

KDDI

21

9436

沖縄セルラー電話

21

9989

サンドラッグ

21

5947

リンナイ

21

8113

ユニ・チャーム

21

2659

サンエー

20

2784

アルフレッサ ホールディングス

19

7504

高速

19

6370

栗田工業

19

9843

ニトリホールディングス

19

4527

ロート製薬

19

7532

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

19

8425

みずほリース

18

8424

芙蓉総合リース

18

9787

イオンディライト

18

9037

ハマキョウレックス

17

1973

NECネッツエスアイ

16

7613

シークス

16

3844

コムチュア

16

3769

GMOペイメントゲートウェイ

16

4547

キッセイ薬品工業

15

2502

アサヒグループホールディングス

15

4765

SBIグローバルアセットマネジメント

14

4206

アイカ工業

14

5393

ニチアス

14

2374

セントケア・ホールディング

14

4212

積水樹脂

14

1414

ショーボンドホールディングス

14

8771

イー・ギャランティ

14

3097

物語コーポレーション

14

3349

コスモス薬品

14

3038

神戸物産

14

4845

スカラ

13

5970

ジーテクト

13

1925

大和ハウス工業

13

9882

イエローハット

13

8015

豊田通商

13

8012

長瀬産業

13

4204

積水化学工業

13

9956

バローホールディングス

13

6750

エレコム

13

4205

日本ゼオン

13

4768

大塚商会

13

2127

日本M&Aセンターホールディングス

13

3837

アドソル日進

13

7976

三菱鉛筆

13

4975

JCU

13

8283

PALTAC

13

4901

富士フイルムホールディングス

13

4543

テルモ

13

3166

OCHIホールディングス

12

1930

北陸電気工事

12

8929

青山財産ネットワークス

12

1949

住友電設

12

8418

山口フィナンシャルグループ

12

7438

コンドーテック

12

9432

日本電信電話

12

9364

上組

12

7990

グローブライド

12

9435

光通信

12

9658

ビジネスブレイン太田昭和

12

2353

日本駐車場開発

12

9757

船井総研ホールディングス

12

 

連続増配で有名どころが上位に並ぶ一方で、下位にはあまり知られていない(私がこっそり狙っている)銘柄も見受けられます。

 

日経累進高配当株指数

 

配当を減配させず増配または配当維持することを累進配当といいます。

 

一方、累進配当といっても万年配当利回り0.1%とかでは魅力にかけますね。

高配当かつ累進配当という投資家が喉から出るほどほしがる銘柄で構成し指数化したものが、日経累進高配当株指数になります。

 

日経累進高配当株指数は、

 

  • 実績ベースで累進配当を10年以上続ける企業のうち
  • 予想ベースの配当利回りが高い順に
  • 30銘柄を集め
  • 時価総額ウェイト方式で2010年6月末を基点(10,000)として算出

されます。

 

 

日本累進高配当株指数と日経平均との比較チャートです。

 

 

そこまで大きな差は見られず、バリューとグロースが定期的に転換する様が見受けられます。

 

2023年5月末での日経累進高配当株指数の予想配当利回りは、

 

  • 4.80%(日経平均:1.90%)

となっています。

 

高配当株指数というだけあって、かなりの利回りですね。

 

さて、お待ちかね(2回目)の銘柄一覧はこちらです。

 

証券コード

銘柄名

累進配当回数

(単位:年)

4502

武田薬品工業

41

8593

三菱HCキャピタル

31

4008

住友精化

27

5938

LIXIL

25

5302

日本カーボン

19

1951

エクシオグループ

18

8418

山口フィナンシャルグループ

16

8354

ふくおかフィナンシャルグループ

15

8306

三菱UFJフィナンシャル・グループ

15

7433

伯東

14

8725

MS&ADインシュアラ

ンスグループホールディングス

14

4042

東ソー

14

8309

三井住友トラスト・ホールディングス

14

4208

UBE

14

8584

ジャックス

14

8316

三井住友フィナンシャルグループ

14

5857

アサヒホールディングス

13

6486

イーグル工業

13

8595

ジャフコ グループ

12

4041

日本曹達

12

9733

ナガセ

12

1941

中電工

12

5020

ENEOSホールディングス

12

8411

みずほフィナンシャルグループ

12

3738

ティーガイア

12

8341

七十七銀行

12

3244

サムティ

12

1719

安藤・間

11

8473

SBIホールディングス

11

8630

SOMPOホールディングス

10

 

 

高配当株好きなら一度は目にした銘柄が並んでいますね。

 

 

まとめ


まとめにはいります。

 

💡配当に着目した日経新指数
 ✅ 日経連続増配株指数
 ✅ 日経累進高配当株指数

 

今回紹介した指数に含まれる銘柄を見た、私の率直な感想を最後に述べます。

 

  • 指数は指数でしかない
  • 罠銘柄の混入は避けられない

 

とは言え、色々な視点から銘柄を探すうえでは、役にたちそうな印象です。

 

指数に連動した商品を購入することも楽しいですが、個別株を掘り下げて自分オリジナルのポートフォリオ作りも一興であります。

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

配当投資に関する書籍が最近増えてきていますが、株式投資の経験が全くない方が読む書籍としては、こちらの書籍がおすすめです。初心者目線での描写が心地よく感じられる書籍ですね。

 

 

 

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