新NISAのつみたて投資枠で何を買おうか迷ってるんだ・・・
金融庁が厳選した商品といっても、たくさんありすぎるよね・・・
こんな投資初心者さんのお悩みに対する記事です。
✅ 投資スタイル:
【コア】インデックス(全世界&全米)
【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
【おまけ】グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン29回完走)
✅ 本業:某クリニックの院長
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ どれだけ? → 余剰資金で
新NISAのつみて投資枠|何をどれだけ買えばよい?
2024年から始まる新NISA。
もう一度、新NISAのおさらいをしておきましょう。
新NISAは、
- つみたて投資枠
- 成長投資枠
以上2つから構成されています。
従来のNISAに比べて新NISAでは投資枠が大幅に拡大した点もすばらしいですね。
しかし、新NISAの魅力はなんといっても、
- 非課税保有期間が無期限
- 口座開設期間の恒久化
につきます。
この魅力を最大限に活用するために、適切な商品を選択し長期保有することが肝要です。
今回は新NISAのつみたて投資枠で、
- どの商品を
- どれだけ購入すべきか
について解説します。
新NISAで投資デビューを考えている投資初心者さんのみならず、既に投資を始めている中級者以上の方にとっても復習という点で役立つ内容となっております。
ぜひ最後までご覧ください。
何を買う?
新NISAではありませんが、現行のつみたてNISAでどのような商品が人気であるか確認しておきましょう。
楽天証券では、このような結果となっています。
(引用:楽天証券)
続いて、SBI証券ではこのようなランキングです。
(引用:SBI証券)
いずれの人気商品に共通していることは、
- 分散がきいている
- 信託報酬(コスト)が低い
- 買付手数料が無料
という点ですね。
では、これらの人気商品からどれを選べばよいのか?
先に結論で述べたとおり、あえて一つだけ選ぶとすれば、「eMAXIS slim 全世界株式」、通称「オルカン」でしょう。
毎年開催される「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」という企画でも、「オルカン」が毎年1位に君臨し続けています。
- 今からどれだけ時間がたち
- 米国一強の時代が終わろうとも
- 資本主義経済が崩壊することなく
- 儲けたいという人欲が消失しない限り
- 全世界株式という金融資本は成長し続ける
このようなストーリーに共感できる方なら、まさにおすすめできる商品ですね。
一方で、
- これからも、米国が世界No.1で間違いないよ
- いやいや、これからはインドがトップになる
- まてまて、我が日本を忘れてはいけませんよ
という思いが強い方であれば、それぞれの国の指数に連動した商品を購入すればよいですね。
しかし、将来どの国が成長するか分からないという方は、無難に「オルカン」を選択しておけば後々後悔する可能性は少ないでしょう。
どれだけ買う?
SNSやネット界隈では、
- オルカンを
- 毎年360万円買い
- 5年で非課税枠1,800万円を
- 埋めきって後は基本的に放置
という方法が、新NISAの最適解という意見もあるようです。
年間360万円もオルカンをほいほい購入できるような方が、そもそも株式投資する必要があるのか?
という疑問はさておき、株式投資ではリスクを長期間とった方がリターンが収斂される可能性が高いことも真理ではあります。
しかし、私のような一般市民も含め、多くの方が年間オルカンを360万円購入できる資金はないのが現状でしょう。
ここで、本ブログで再三強調していますが、一般市民が株式投資を行ううえで最も重要なことがあります。
それは、
- 株式投資はあくまでも余剰資金で行う
という点です。
例えば毎月3万円を積み立てるなど、ある程度ルールを決めた方が、投資は長続きしやすく投資成績も向上する可能性が高いのも事実です。
しかし、投資成績を上げることはあくまでも投資の目的ではありません。
株式投資は人生を豊かにする手段にすぎないことを忘れてはいけません。
- お子さんの教育費が上がるにつれてつみたて額を減らす
- 親の介護等で仕事を減らすのでしばらくつみたて自体をやめる
身の回りの環境が変わっても、頑なに同じペースで投資を続ける必要は全くありません。
自分の人生は自分のものです。
自分のペースで最終的に目的地に到達できればそれでよいのです。
まとめ
まとめにはいります。
✅ どれだけ? → 余剰資金で
難しいことをしようとすればするほど、成績が悪くなるのが株式投資です。
単純で簡単なことを自分のペースで淡々と継続することが、株式投資を成功に導く秘訣です。
今回の記事が、自分なりの投資の正解を導き出すヒントになれば幸いです。
今日も最後までありがとうございました。
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