2024年が始まるけど、他のみんなはどんな投資方針なのかなぁ・・・
新NISAも始まるし、投資を始める時に悩む人も多そうだね・・・
こんな投資初心者さんのお悩みに対する記事です。
✅ 投資スタイル:
【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
【おまけ】グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と5歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン30回完走)
✅ 本業:某零細クリニックの院長
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが我々の確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ 高配当株投資:購入金額とペース落とす
✅ グロース株投資:特に小型は面白いかも
2024年の投資戦略|インデックス・高配当・グロース
(引用:Kabutan Premium)
色々あった2023年。
振り返ると普通に株を買って持っていれば、資産が増える1年でした。
日経やTOPIXもバブル期以来の高値で推移し、年初来約25〜28%で終えました。
そして、円安が進んだ1年でもありましたね。
一方、グロースには厳しい1年でした。
さて2024年。
個人的には、
①米国や欧州諸国の政策金利引き下げ時期
②日本の金融緩和政策の変更・中止
これらが為替を大きく動かす要因として注目しています。
とはいえ、マクロ経済は一個人でどうしようもない問題。
マクロ経済への意識も大切ではありますが、相場の雰囲気に飲まれず、自分自身の投資方針や軸をぶらさない方が重要であること。
ここ数年、とくに思います。
私自身、SNSやネットの情報を確認しますし、自らもXやブログという媒体を通して発信もしています。
他人の投資成績や投資方針も参考にはしますが、あくまで参考です。
二次情報ではなく一次情報を自ら確認し、自ら考え投資を継続する。
面倒なことではありますが、「急がば回れ」とは正にこのことですね。
さて、前置きが長くなりましたが、2024年の投資戦略を順番に解説します。
あくまでも私個人の方針ですので、決して真似はおすすめしません。
一方、投資初心者の方にとって、自身の投資方針を決める一助になれば幸いです。
インデックス
これまでと投資戦略は変わりません。
淡々とタイミングを読まず積立購入するのみです。
とは言え、今年から始まる新NISA。
新NISAは積立投資枠も成長投資枠もインデックス運用です。
購入する商品は、
- eMAXIS slim 全世界株式(通称:オルカン)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
の2つです。
2023年までは上記の2つに加えて、
- 楽天VTI
- VT(ETF)
- VTI(ETF)
を特定口座で購入していましたが、2024年からは購入を中止し、購入資金を新NISAにまわします。
オルカンとニッセイ外国株式を選んだ理由は、購入当初にすごく悩んで決めた思い出だけが残っており、明確な理由は忘れてしまいました。
ここ最近になって、様々な投資信託が誕生しており紹介している方も多いです。
しかし、
- 世界に幅広く分散され
- コストが低く
- 分配再投資型のタイプ
であれば、大差はないと考えます。
それより投資商品の選択で悩む時間の方が勿体ないですね。
高配当
2023年はまさに高配当株投資ブームでしたね。
書籍のみならずSNS等でも高配当株一色という状況。
そんな私も2023年もコツコツと高配当株は購入していました。
2023年に単元化した銘柄は、
- 2169 CDS
- 2503 キリンホールディングス
- 3076 あいホールディングス
- 4008 住友精化
- 6073 アサンテ
- 6823 リオン
- 7208 カネミツ
- 7438 コンドーテック
- 7990 グローブライド
です。
2024年中に単元化したいと考えている銘柄は、
- 1723 日本電技
- 3437 特殊電極
- 6919 ケル
- 7931 未来工業
- 7995 バルカー
- 9986 蔵王産業
あたりです。
相変わらず大型の高配当株は、いずれも値上がりしすぎて個人的には旨みが少ない印象です。
中小型株も徐々に購入したい銘柄数が減ってきています。
(引用:【10分で分かる】株式投資に役立つ12月の投資トピック総まとめ【インデックス・高配当】 - こびと株.com)
実際、高配当株数もピークから下がり基調です。
2024年は日本の高配当株を購入する資金は温存気味になるかと考えています。
さて、米国の高配当株ETFである、VYM、HDV、SPYDです。
2023年はドル建てで見ると購入してもよい時期もありましたが、ドルをあまり保有していなかったこともあり、少しずつしか購入しませんでした。
2024年に入り、円高方向にふれて、かつ株価が上昇しなければ、買い増ししてもよいかとは考えています。
グロース
2023年はボコボコにされていたグロース株。
2023年末になり、米国FRBの利下げ開始が匂わせるようになってから、ようやくエンジンが掛かり始めた印象です。
投資というより投機的なスタンスでグロース株投資をしている手前、2023年は全くグロース銘柄を触っていませんでした。
しかし、相場のサイクル的にはそろそろ高配当からグロースへの切り替わりが起こるタイミングであり、特にゴミくず扱いされていた小型グロース株の巻き返しに着目はしています。
グロース株投資に関しては、下手をすると冗談抜きで人生が詰む可能性もあるので、具体的な銘柄紹介は控えさせていただきます。
まとめ
まとめにはいります。
✅ 高配当株投資:購入金額とペース落とす
✅ グロース株投資:特に小型は面白いかも
新NISAが始まり、これまで以上に投資熱が高まりそうな1年になりそうですね。
しかし、投資とは長く続けて実を結ぶものです。
新NISAという畑を政府がせっかく提供してくれたのに、種をまかずにいては何も育ちません。
また、種をまいてすぐに芽が出なくても、畑をしっかり管理する必要があります。
そして、やがて大きく育った作物を得るというのが株式投資本来の姿です。
2024年も長い投資人生の1年に過ぎません。
あわてず、コツコツいきましょう。
今日も最後までありがとうございました。
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