ご訪問ありがとうございます、マオヨシパパです。
「マラソンで、いつも途中で失速してしまう・・・」
「マラソン中につらくなった時、どうしたらいいんだろう・・・」
こんなお悩みに対する記事です。
私がマラソン本番になると必ず読んでいる書籍「マラソンレース必勝法」を紹介します。
今回は本書籍の中から、レース中における心構えとして非常に大切なポイント3つを解説します。
レース序盤:タイムの貯金はカラダの借金
マラソン当日。
この日のために、日々コツコツ練習をしてきました。
疲労抜きなどの調節もして、万全の状態でスタートをきれるように準備もしてきました。
すると、スタート直後から普段より速く走れてしまい、「今日は絶好調」と思ってしまいますが、ここが落とし穴です。
気持ちよくスタートをきって、ペースをぐんぐん上げてしまうと、ほとんどの場合オーバーペースになっています。
オーバーペースでは、後半確実に持ちません。
5km通過時点で、目標タイムから1分以上ずれていないか確認しましょう。
速すぎず遅すぎず、まず最初の5kmで走りを整えましょう。
私自身の経験上でも、最初の5-10kmで予定より速く走れてしまったレースは後半もれなく撃沈しています。
レース中盤:中間点を折り返しと思うべからず
中間地点まで来ると、「残り半分だ!」とうれしくなる気持ちは分かりますが、ここも落とし穴です。
フレッシュな状態でスタートを切ってたどり着いた中間地点までの距離と、中間地点まで走った状態からのゴールまでの距離は、同じ21kmではありますが、実際に感じる「距離感」は全く異なります。
もちろん後者の方が、距離感としては長く感じます。
安心せず慎重なレース運びを続けましょう。
私の場合は、30km地点で「ようやく半分まで来た」という風に考えるようにしています。
レース終盤:集中を妨げるカウントダウン
残り10kmを切ってくると、「あと10km、9km、8km・・・」とカウントダウンしたくなります。
カウントダウンをしてしまうと、「早くゴールして楽になりたい・・・」という気持ちが強くなってしまい、走りそのもに対して集中がいかない状態に陥ります。
走りに集中がいかなくなると、フォームが乱れ、結果的に苦しみが増えてしまいます。
また、カウントダウンをすることで、1km毎の距離感も長く感じてしまいます。
私の場合は、32kmを過ぎたあたりから、「集中、集中・・・」と念仏を唱えるようにしています。
まとめ:マラソンレースは我慢の連続
マラソン直前対策に関しては、過去記事もご参照いただければ幸いです。
序盤では、「飛ばしすぎない」我慢。
中盤では、「半分まで来たと安心しない」我慢。
終盤では、「カウントダウン等で集中がとぎれないようにする」我慢。
「こんな我慢ばっかりのマラソン楽しいの?」
マラソンをしていない家族や友人からいつもこう聞かれますが、
「メチャクチャ楽しいです!」
と即答しています。
完全に中毒ですね。
そして明日は金沢マラソン2021。
結果速報します。
それでは今日もありがとうございました。