ご訪問ありがとうございます、マオヨシパパです。
「金沢マラソン2021ふり返り」の2回目になります。
「金沢マラソン2021ふり返り」の1回目記事はこちら↓。
スタートからゴールそして帰宅した後など、「2児のパパ&サブスリーランナー」がマラソン当日をどのように過ごしたのかふり返ります。
「フルマラソンレース中は、何を考えて走ればいいの?」
「フルマラソン走った後って、普通に動けるの?」
こんなお悩みや疑問の解決につながる記事になっておりますので、ぜひご一読ください。
コンディション
- 天候:曇りのち晴れ
- 気温:12-19℃
- 風速:1-2m
10月末のマラソン大会としては、ベストコンディションです。
ちなみに私はもっと寒い方が好きです。
マラソンは、夏期ではなく冬期オリンピックの種目だと勝手に思っています。
レースレポート
1-5km:21:02(4:01-4:18/km)
「最初の10kmまではウォームアップ」と自分に言い聞かせて、スタートを切りました。
最初の1kmだけペースをチェックしましたが、それ以降は5km毎のタイムだけ確認。
ランニングウォッチで過度にペースを確認しすぎると、走りに集中できません。
2年ぶりのフルマラソンでしたが、割と冷静に入れました。
途中でサブスリーのペーサー集団と一緒に走りましたが、5kmあたりで離脱しました。
6-10km:20:57(4:01-4:19/km)
上り基調なので、後半にむけてペースを上げすぎないように意識。
10km地点で、「あーもう10kmか」という感覚。
まだまだ余裕があります。
例年に比べて沿道の応援は少ないですが、応援があるのとないのでは全然違います。
11-15km:20:39(4:05-4:16)
上りから下り基調へ変わる区間です。
ここでもペースを上げすぎないように我慢。
右側腹部に鈍い痛みが出てきましたが、「そのうち落ち着くさ」と自分に言い聞かせます。
フルマラソンを20本以上走って実感しましたが、「楽な時間」と「つらい時間」は波のように交互にやってきます。
あらかじめ波があることを知っているのと知らないのでは、心の余裕度が全く異なります。
15kmで補給(メダリストアップル味)を投入します。後半に向けてエネルギー補充です。
16-20km:20:23(3:57-4:03)
下り基調が続きます。
5km毎の電光掲示版のタイムで、ざっくりペースを把握します。
いいペースで走っている集団があったので、集団に混ざって走ります。
1人で走るより集団で走った方が圧倒的に楽です。
風よけにもなりますし、何も考えずについていくだけですから、自分のペースにあった集団がいたら上手に利用しましょう。
21-25km:20:34(4:02-4:07)
ハーフ通過時間が、1:27:36。
目標であった2時間50分切りは難しいと決断し、最低でもサブスリーという目標に切り替えました。
1つの目標にとらわれすぎると心の余裕がなくなりますので、レース本番では目標を柔軟にもつことも大切だと思っています。
脚も呼吸もまだまだ余裕という状態です。
26-30km:20:31(4:02-4:09)
歩いているランナーや立ち止まるランナーがぽつぽつ出始める区間です。
一緒に走っていた集団のペースが落ちはじめたので、単独走に切り替えました。
26kmあたりで、2回目の補給(Mag-on青ミカン味カフェイン入り)を摂取。
ちなみに給水所では全て給水をとっています。
給水をとるといっても、一口だけです。
31-35km:20:55(4:00-4:12)
家族が沿道で応援してくれる区間です。
沿道にいる家族に声をかけながら手を振ります。
「カッコイイパパを我が子に見せたい」という目標もありましたので、ここまである程度余裕も持って走れていたので一安心。
ただし、30kmを超えてからが本当のフルマラソンです。
徐々に余裕がなくなり、脚に乳酸がたまってくる感覚が出てきます。
34km地点で3回目の補給(梅丹ゴールド)を投入。カフェインが200mgも入っており、メチャクチャ頭がスッキリします。味はともかく効果テキメンです。
脚がつり始めた感覚があり、2RUNをかみ砕いて飲見込みます。
苦しい時間が続きますが、フォームを維持するよう努めます。
ペースが落ちていると分かると精神的にショックを受けるだけなので、苦しくてもランニングウォッチでペースの確認はしません。
36-40km:21:08(4;08-4:13)
両側のふとももがつりかけており、慎重に走ります。
ペースが落ちているランナーを抜いて、自らを鼓舞し走り続けます。
後5kmといった看板も出てきますが、走りに集中します。
「集中、集中、集中・・・」と念仏を唱えながらゴールへ向かいます。
40-ゴール:9:16(4:07-4:11)
ここまで来たら、あとは気合いです。
残り1kmで、両脚全体がピクピクし出します。
たのむからゴールまで持ってくれと祈りながら走ります。
電光掲示版でサブスリーは達成できたことを確認しながら、最後は万歳ポーズでゴール!!!
ゴール後
コースに振り返って、「楽しい42.195kmでした」と一礼。
ランチューバ−で有名な「タカヤマラソンさん」がいらっしゃったので少し談笑。
「タカヤマラソン」さんの動画は、全てのランナーに心からお勧めできるチャンネルです。
まだ見たことがないという方は、ぜひチャンネル登録してください。
ゴール会場に設置された大型モニターに映るサブスリー達成の様子を見ながら会場を後にします。
今年はフィニッシャータオルは事前に配布。
完走メダルも自分でとって、自分でかけます。
少し寂しい感じもしますが、現時点ではやむを得ません。
そそくさと着替えて、ザバスのリカバリープロテインを飲んで、シャトルバスに乗り込み金沢駅へ出発。
33-34kmあたりを走っているランナーを応援しながら、金沢駅から自宅まで徒歩で帰りました。
帰宅後
13時前に自宅到着。
家族が出迎えてくれました。
「パパ速すぎて悲しかった」というお褒めの言葉を我が子から頂きました。
長男はママとお昼寝へ。
長女は私とお出かけへ。
マラソンによる交通規制がまだ解除されていませんので、近くのスーパーへ買い出しへ。
買い出しから帰宅後、長女もお昼寝へ。
家族みんながお昼寝中に、掃除や洗濯をします。
お昼寝から目が覚めたら、おやつを食べたり絵本を読んだりして過ごします。
普段の休日となんら変わりません。
普段の休日と変わっているのは、パパがフルマラソンを完走して3時間ほどしか経過していないことだけです。
もちろん夕食もパパが作ります。
ハロウィンということもあり、「カボチャとベーコンのクリームペンネパスタ」です。
子供たちもモリモリ食べてくれて、ほっとしました。
夕食後、お風呂に入り寝かしつけをして、22時頃から家事の残りをします。
長い一日がようやく終わりを迎えました。
まとめと今後の目標
金沢マラソン2021当日の様子を振り返りました。
終わってみると本当に寂しいものです。
寂しいと感じている時点で、完全にマラソン中毒なんですけどね。
今後のランニングに関しての目標は次の通りです。
いち市民ランナーとしての優先順位は、次の通りです。
- 家族
- 健康
- 時間
- お金/仕事
- ランニング
4番目と5番目は甲乙つけがたいところですが、1番から3番までは揺るぎありません。
マラソンをさせてくれる家族に心から感謝です。
また、厳しい状況の中、金沢マラソンの運営に関わった全ての方々に感謝いたします。
そして、このようなブログを読んで頂いている読者のみなさまにも感謝いたします。
今日も最後までありがとうございました。