金沢マラソンで自己ベスト出したい!ペース配分どうしよう?
せっかくの金沢マラソンは気持ちよくゴールしたいなぁ・・・
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 出身:石川県金沢市
✅ 家族:4人(妻と年子2人)
✅ 仕事:フリーランス医師
✅ マラソン歴:フルマラソン完走26回(うちサブスリー16回)
✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒(@2019京都マラソン)
金沢マラソン攻略のコツ③(レースプラン)
金沢マラソン攻略のコツ第3回目になります。
レース前日および当日については、こちらの記事をご参照ください。
私自身、金沢マラソンに計5回(2016、2017、2018、2019、2021)出走しています。
計5回中4回(2017、2018、2019、2021)はサブスリー*できました。
*注:フルマラソンを3時間以内に完走すること。
しかし、初出場となった金沢マラソン2016では、失敗が失敗を呼びサブスリーはできませんでした。
金沢マラソンに出場される方が、
- 後半失速せず
- 目標タイムでゴールして
- 美味しい祝杯をあげる
ことができるように、私の失敗談をぜひ参考にしていただければ幸いです。
失敗① 新しいシューズを履いて出走
はき慣れたシューズで走る。
金沢マラソンに限らず、マラソン大会に出る時の鉄則です。
はき慣れたといっても、100kmも200kmも走ったシューズはオススメできません。
個人的な経験上、30km前後走ったシューズがベストと考えています。
初開催となった金沢マラソン2015は残念ながら落選。
私にとっての初金沢マラソンは2016年でした。
金沢マラソン2016以降は、ふるさと納税枠(寄付枠)を使って出走権利を獲得し、毎年出場にこぎつけています。
地元のフルマラソン大会に初出場ということで、気持ちが舞い上がっていたのでしょう。
はき慣れていないシューズで出走した結果、途中で足が痛くなり後半失速という結末。
基本中の基本を怠った結果ですね。
失敗② 上り坂で飛ばしすぎ
金沢マラソンのコースにおける特徴は次の通りです。
- 12-13kmまでは上り基調
- 12-13kmからは下り基調
- 後半はほぼフラット
いわゆる前半は温存して後半からペースを上げるという「ネガティブスプリット」が、金沢マラソンでは特におすすめです。
しかし、コース前半は沿道の応援も多く、テンションが上がり気味なり、ペースが思いの他上がりがちになります。
上り基調にもかかわらず、予定ペースと同じ、または予定ペースより速く走っていたら、確実にオーバーペース気味と考えた方がよいです。
サブスリーできなかった金沢マラソン2016では、サブスリーペース(1km4分15秒前後)より10秒以上速いペースで走っていました。
個人的には、予定ペースより1kmあたり10秒以上遅くても、後半で十分挽回可能と考えています。
失敗③ 下り坂で飛ばしすぎ
12-13kmの上り基調が終わると、一変に下り基調に変わります。
ここで無意識に走ってしまうと、確実にオーバーペースになります。
まだまだ前半です。
後半はほぼフラットなコースとは言っても、微妙なアップダウンが複数箇所あります。
「やっと上りが終わった!」とうれしくなって、下りで飛ばしすぎると30km以降で地獄が待っています。
サブスリーできなかった金沢マラソン2016では、下り基調になってからペースを上げすぎ(1kmあたり3分50秒)、30kmあたりから足が痙攣してしまいました。
まとめ:前半我慢できるかどうかが鍵
金沢マラソンに限らず、フルマラソンは我慢の連続です。
- 前半に飛ばしすぎない我慢
- 中盤で苦しくなったときにペースを落とさない我慢
- 後半で本当に苦しくなったときにあきらめない我慢
我慢の連続を乗り越えた先に、最高の達成感が待っています。
いよいよ本番まであと数日となりました。
怪我と風邪に気をつけつつ、仕上げていきましょう。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
金哲彦先生の書籍は数多くもっていますが、マラソン数日前から当日にかけての過ごし方については、こちらの書籍が非常に参考になります。