米国高配当ETFからもらえる分配金で生活を豊かにしたいな・・・
米国高配当ETFの適切な買い時ってあるのかな?
こんなお悩みに対する記事です。
自分が寝ている間にもらえる配当金。
まさに不労所得の代名詞ですよね。
株式投資とひと言にいっても、
- 個別株
- 投資信託
- ETF
など様々な方法があります。
その中で、
米国高配当ETFは安定した分配金が得られる魅力的な投資先の1つです。
米国高配当ETFの代表的なものは次の3つです。
- VYM
- HDV
- SPYD
ざっくりいうと、「安定性ならVYM、分配率ならSPYD、中間がHDV」といった感じかな
今回は私自身が行っている米国高配当ETFの買い方をふまえて、米国高配当ETFの買い時について解説します。
※注意事項:株式投資は基本的に元本割れのリスクがあります。最終的な投資の判断は自己責任でお願いいたします。
まず結論からいきます。
- ①定期積み立て購入
- ②値下がり時を狙って購入
- ③今すぐ一括で購入
ひとつずつ解説していきます。
定期積み立て購入
インデックス投資では定番である、
「定期的に決まった金額をつみたてて購入する買い方」
です。
具体的には「毎月5万円ずつ米国高配当ETFを購入する」といった購入方法です。
メリット
相場をチェックする必要がなく手間がかかりません。購入価格も平準化されます。
デメリット
相場が右肩上がりであれば資産増加の効率が悪くなる可能性があります。
オススメな人
精神的に安定して投資を続けたい方にオススメの買い方です。
値下がり時を狙って購入
いわゆる「逆張り」という買い方です。
具体的には〇〇ショックと呼ばれる暴落時を狙ってまとめて購入するという方法です。
メリット
良いタイミングで購入できれば資産(キャピタル)も増やせます。
デメリット
暴落がいつ来るのか、またいつが暴落なのかといった相場を読む力が必要です。
オススメの人
それなりに投資の経験があり相場を読む自信がある方にオススメの買い方です。
今すぐ一括で購入
言葉の通り「相場など関係なく今すぐ一括購入」という買い方です。
具体的には、遺産相続などで手に入った多額の資金でまとめて米国高配当ETFを購入するといった場合です。
メリット
即座に高額の分配金が得られます。相場が右肩上がりでは資産増加も期待できます。
デメリット
高値で購入してしまった場合は、分配金が得られても資産減少により利益が相殺されてしまう可能性があります。
オススメな人
リスク許容度が高い方にオススメの買い方ですが、個人的にはほとんどの方にはオススメできません。
私の買い方
私自身は、
「定期積み立て購入」
「値下がりを狙って購入」
を組み合わせた二刀流で米国高配当ETFを購入しています。
具体的な方法を示します。
*実際の購入金額ではありません。
- 毎月12万円を「米国高配当ETF購入用の資金」として確保する
- 毎月10万円を「米国高配当ETFを積み立て購入」する
- 残った2万円は「値下がり時の購入資金」として貯めておく
- 相場が下落時に貯めておいた「値下がり時の購入資金」で購入する
私自身、相場を読む自信も力も全くありません。
しかしながら、
「値下がり時にも購入したい」
という邪な思いから二刀流の買い方をしています。
何事においても1つの方法に固執する必要はないもんね!
ちなみに米国高配当ETFの購入比率は、
VYM:HDV:SPYD=6:2:2
といった感じで安定重視です。
まとめ:投資に正解はなし
まとめにはいります。
- ①定期積み立て購入:平均狙いの初心者向け
- ②値下がり時を狙って購入:難易度高めの上級者向け
- ③今すぐ一括で購入:リスク許容度が高い人向け
人生同様、投資には正解はありません。
誰かの真似をするのではなく、
自分が腹落ちした方法で投資をすることが投資を長く続けるコツです。
参考までですが、私が米国高配当ETFの分配金で行いたいことリストです。
- 子供たちが自立した後、妻と旅行や外食をする費用に使いたい
- 孫に恵まれたら、孫へのお小遣いに使いたい
- 生涯現役で働きたいが、働けなくなった際の収入源の1つにしておきたい
今の生活も大切にしたいので、
米国高配当ETFの購入資金はあくまでも余剰資金で行っています。
みなさまも自分なりの信念やゴールをもって、
米国高配当ETFの購入をご検討ください。
今日も最後までありがとうございました。
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