NISAやiDeCoってニュースで聞くけど、資産運用ってやった方がいいのかな?
資産運用って興味があるけど、何から始めたらいいか分からない・・・
こんなお悩みに対する記事です。
NISAやiDeCoといった優遇制度の誕生や、銀行預金の低金利が長期化していることもあり、資産運用を始める方が年々多くなっているようです。
証券口座の開設数も右肩上がりだもんね
雨の日でも走るマラソン中毒の私でさえ、十数年前に資産運用を始め、現在も細々と続けることができていますので、しっかり勉強をすれば(ここが重要)誰にでも資産運用はできると思っています。
- これから資産運用を始めてみたい
- 資産運用を始めてみたけどなんとなく不安
という方にとって参考になる記事ですので、ぜひ最後までご一読ください。
今回の記事の結論です。
- ①生活防衛資金を貯める
- ②家計簿をつける
- ③固定費を見なおす
- ④資産運用の目的を決める
ひとつずつ解説していきます。
生活防衛資金を貯める
資産運用を始める前に、まず生活防衛資金を貯めましょう。
人生何が起こるか分かりません。
明日事故にあうかもしれませんし、大地震が起きるかもしれません。
そして株がいつ暴落するかも誰にも分かりません。
- 病気や怪我で収入がゼロになった
- 資産が株価暴落で半分以下になった
という最悪の状況が起こったしても生活が維持できるように、6ヵ月から1年ほどの生活費を生活防衛資金として貯めておきましょう。
全く貯金がない方は、目安として毎月の収入のうち10%を貯金に回せれば合格です。
ついつい使ってしまってなかなか貯金できないんだよな・・・
こんな方には、給料天引きで貯金用口座に入金するという方法もありますのでご検討ください。
家計簿をつける
資産運用をするにあたって大切な公式があります。
- 金融資産=(収入−支出)+(資産×運用利回り)
収入や支出を管理する上で家計簿は欠かせません。
家計簿ってなかなか続けられないのよね・・・
私も家計簿をつけることは大の苦手でした。
「お金がふえる家計簿」みたいな家計簿を買っても三日坊主がほとんど・・・
こんな私でもスマホの家計簿アプリを使うようになってから、家計簿が継続できるようになりました。
いろいろ家計簿アプリを試した中で、私が現在使っている家計簿アプリは「マネーフォワード(有料版)」です。
銀行口座、証券口座、クレジットカード等と紐付けが可能で、資産や負債(住宅ローンなど)の確認も非常に簡単にできます。
家計簿アプリを試したことがない方は、ぜひ一度試してみてください。
固定費を見なおす
家計簿をつけると毎月の支出が把握できます。
支出の中でも固定費に注目しましょう。
- ①通信費(スマホ代金など)
- ②保険(生命保険など)
- ③サブスク代(アマゾンプライムなど)
種銭がないことには資産運用は始められません。
- スマホを格安SIMへ変える
- 不要な保険を解約する
- 使っていないサブスクサービスを解約する
これらの固定費を削減することで、月々数万円の種銭ができます。
私も固定費削減として、
- ソフトバンク→Yモバイルへ変更
- がん保険の解約
- 使っていないスマホアプリのサブスク解約
を行い月々2-3万円の固定費削減に成功できました。
ただし、生活の満足度を下げない程度で固定費を見なおすようにしてください。
メチャクチャ安いSIMにしたけど、インターネット全然つながらない・・・
なんてことのならないように注意が必要です。
固定費削減は80点とれれば合格です。
固定費削減で100点を目指す時間があれば、他のことに時間をかけた方が有益です。
資産運用の目的を決める
資産運用は「人生をより豊かにする」ための手段の1つに過ぎません。
- 資産運用自体が目的になっていないか?
- 資産運用に固執し、家族・時間・健康などより大切なものを失っていないか?
ということを今一度自問してみましょう。
代表的な資産運用の目的としては、
- 老後資金
- 教育資金
- 余暇資金
- FIRE(Financial Independence, Ritire Early)
といったところでしょう。
可能であれば具体的な目標額も決めたいところですが、最低でも上記のような大まかな目標を立てるようにしましょう。
周りもやっているから、なんとなく資産運用してみようかな・・・
同調圧力で資産運用を始めることはオススメしません。
資産運用が自分の人生のゴールにとって必要なものかどうか、じっくり考えてみてください。
と偉そうなことを書いておきながら、私自身が明確なビジョンをもって資産運用を始めた訳ではありません。
資産運用を始めてみようかどうか迷っているなら、少額から始めてみることをオススメします。
0と1では大きな違い!何事も行動しないことには未来は変わらないからね!
方向性やゴールが大幅にずれていなければ、資産運用を継続しつつ、より具体的な目的を設定していけばよいと考えています。
実際のところ私自身も、資産運用というマラソンのゴールを微調節しながら走り続けている最中です。
まとめ:資産運用のスタートラインに立った時点で成功
まとめにはいります。
- ①生活防衛資金を貯める→原則生活費の6-12ヵ月分
- ②家計簿をつける→支出を見なおす
- ③固定費を見なおす→資産運用の種銭を作る
- ④資産運用の目的を決める→ゴールがないと走り続けられない
私自身の失敗および反省を込めた記事です。
資産運用を始めたのは十数年前ですが、家計簿や固定費見なおしは1年程前から始めたばかりです。もっと早くに家計簿や固定費削減をしていれば、資産は数倍になっていた可能性もあります。
資産運用をこれから始める方や始めて間もない方が、より効率的に資産を増やせるように願いを込めて記事を書かせて頂きました。
特に資産運用の目的に関しては、資産運用を続けていく上で一番大切な部分だと考えています。
マラソンも資産運用もゴールが決まっていないと続けられないもんね
この記事を読まれて資産運用というスタートラインに立った方は、既に成功しています。あとは時々つまづいたり休憩しながらでも、マイペースでゴールを目指すだけです。
私自身、マラソンも資産運用もブログもまだまだ初心者です。
FIREというよりFILL(Financial Independence, Live Liberaly:私の造語です)を目指して資産運用していますが、無理のない範囲で共に頑張りましょう。
それでは今日も最後までありがとうございました。
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