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中堅医師の資産形成レクチャー②-5:「金融投資を始める前にすべきこと①固定費の見直し」

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お金が貯まる方法って貯金しかないのかな・・・

 

お金を増やすには収入を増やすしかないのかな・・・

 

 

お待たせいたしました。

 

いよいよ今回から金融資本に関するレクチャーが始まります。

 

 

待ってました!儲かる株の銘柄やFXの方法教えてよ!!!

 

 

落ち着きましょう。

 

今回のレクチャーは「固定費の見直し」についての内容です。

 

 

節約なんてけちくさくて嫌だ!俺は今を楽しみたいんだ!!

 

 

という方にとっても、生活の質を落とすことなく固定費を減らす方法を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

結論からいきます。

 

見直すべき固定費
 ①:通信費
 ②:光熱費
 ③:保険
 ④:学会費(医師)

 

ひとつずつ解説していきます。

 

 

固定費の見直し

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復習になりますが金融資本に関する大切な公式です。

 

金融資本の公式
 金融資本={(収入ー支出) + 資本 * 利回り} * 期間

 

いわゆる株式投資などの金融投資は利回りの部分にあたります。

 

利回りを高めることで金融資本は雪だるま式に増えていきます。

 

金融投資は資産形成において欠かすことはできません。

 

一方で金融投資にはそれなりのリスクが伴います。

 

金融投資というリスクをとる前に、無リスクで金融資本を増やす方法が支出を減らすことです。

 

支出の中でも特に減らずべきものが大きな固定費になります。

 

代表的な大きな固定費
 ・通信費(スマホ代など)
 ・光熱費(電気代など)
 ・保険(生命保険など)
 ・家賃
 ・税金

 

医師であれば学会費等も大きな固定費になりますね。

 

固定費を減らすことのメリットデメリットです。

 

固定費削減のメリット
 ①:固定費の削減にリスクはない
 ②:固定費を削減した効果はほぼ永続する
 ③:削減した固定費を金融投資の種銭にできる

 

固定費削減のデメリット
 ①:各種変更や解約などの手続きに手間がかかる
 ②:やりすぎると生活の質が下がってしまう

 

個人的な経験上、固定費の削減は手間といえば手間です。

 

しかし、たった半日程の作業で年間数万円の支出削減が永続することを考えれば、固定費削減をやらない手はありません。

 

また、適切な固定費削減により生活の質が著しく低下することはありません。

 

今回は、

 

①:通信費

②:光熱費

③:保険

④:学会費

 

に関して解説していきます。

 

通信費

スマートフォンを持った手と画面の写真

スマホ代

大手のキャリアを利用している方は、格安SIMに乗り換えましょう。

 

大手からも割安なプランが出ていますが、格安SIMの方が圧倒的に低コストです。

 

プランにもよりますが、大手キャリアから格安SIMに変更することで月々約5,000円程スマホ代が安くなります。

 

年間にすると6万円です。

 

6万円もあれば旅行や豪華なレストランで食事もできます。

 

格安SIMに変更する際の注意点をあげます。

 

格安SIMに変更する際の注意点
 ①:時間に余裕があるときにする → 一時的に連絡が取れなくなる
 ②:安すぎるプランはダメ → 通信が悪くて使えない可能性
 ③:居住地の兼ね合い → 通信会社によっては田舎ではつながりにくい

 

ネット代

自宅やマンションでのネット代金もバカにできません。

 

格安SIMを契約した会社とネット契約をまとめることでネット代とスマホ代が割引されることが多いので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

私自身は、自宅のネット回線はソフトバンクで格安SIMはYモバイルです。

 

実際の通信費は以下の通りです。

 

①スマホ代:月2,000-3,000円(妻と私2台分)

②自宅ネット代:月6,000円

 

楽天などのもっと安いプランもありますが、北陸地方という居住地をふまえてソフトバンク&Yモバイルにしています。

 

スマホ通信およびネット通信において全く不都合は感じていません。

 

こちらの記事もご参照ください。

 

maoyoshi-papa.com

 

 

光熱費

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こまめに電気消して、節水シャワー使って、寒さはヒートテックでしのいで・・・

 

光熱費削減と聞くと「貧乏くさい」というイメージを抱く方もいるでしょう。

 

こまめな消灯や節水なども大切ですが、やり過ぎると生活の質が落ちてしまいます。

 

生活の質を落とすことなく光熱費を削減する方法としては、電力会社の契約変更がおすすめです。

 

2016年4月から始まった「電力自由化」により、契約する電気会社を個人で選択できるようになりました。

 

様々な会社が電力を販売しておりますので、契約する際は普段利用しているサービスを提供している会社と連携させるとお得です。

 

電力会社を決める際はこちらのサイトがおすすめです。

 

kakaku.com

 

私自身は楽天経済圏の住人ですので「楽天でんき」と契約しています。

 

日用品などの購入やふるさと納税で獲得した楽天ポイントを電気代にあてられます。

 

元々は北陸電力と契約していたのですが、楽天でんきに変更後は基本料金分2,000円の電気代削減ができました。

 

さらに楽天ポイントだけで電気代が払えていますので電気代は実質0円です。

 

 

保険

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  • 医療保険
  • 生命保険
  • 自動車保険
  • 火災保険

 

人生の三大支出とも言われている保険。

 

民間保険に関してのポイントです。

 

保険のポイント
 ①:入るとしても掛け捨てのみ
 ②:投資とパックになった保険商品は基本的にボッタクリ
 ③:医師なら医師賠償責任保険は必須

 

民間保険に入るのであれば掛け捨てのみにしましょう。

 

小さいお子様がいる場合は掛け捨ての生命保険だけで十分と思われます。

 

給与明細に記載されている社会保険料を確認してみましょう。

 

結構な保険料を国に対して既に払っていることに気がつくはずです。

 

詳細は割愛しますが、日本の公的保険制度は非常に優秀です。

 

  • 高額医療費補助
  • 遺族年金制度

 

などの制度を知ることで民間保険の必要性が非常に少ないことが理解できます。

 

どうしても心配だから保険に入ってほしいと家族に言われて断れない・・・

 

という方でも投資とパックになった保険商品は絶対にやめてください。

 

保険と投資がパックになった商品の売り上げ≒保険会社の利益

 

と思って頂いてもよいと思います。

 

私自身が入っている保険とその理由です。

 

  • 医療保険(掛け捨て) → 妻からの切実なお願い
  • 生命保険(掛け捨て) → 子どもがまだ小さい
  • 自動車保険(掛け捨て) → 地方なので車必須
  • 地震および火災保険(掛け捨て) → マイホーム持ち
  • 医師賠償責任保険(掛け捨て) → 医師だから

 

最後の医師賠償責任保険ですが、医師であれば必ず入りましょう。

 

研修医であっても医療訴訟に巻き込まれる可能性はゼロではありません。

 

個人的なおすすめは、民間医局の医師賠償責任保険です。

 

 

学会費

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医師特有の固定費なりますが、学会費も大きな固定費になります。

 

初期研修医であれば学会費減額や免除といったこともありますが、後期研修医になると学会費がほぼ確実に生じます。

 

若手の先生に覚えておいて頂きたいことは、

 

学会の所属数≠医師としての実力

 

ということです。

 

専門医資格は別として、学会自体はお金を払えば会員になれます。

 

不必要な学会は退会し、ういた学会費は自らの人的資本を高めることに使いましょう。

 

 

まとめ

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まとめにはいります。

 

見直すべき固定費
 ①:通信費
 ②:光熱費
 ③:保険
 ④:学会費(医師)

 

どれか一つでもよいですので、やりやすいものから取り組んでみてください。

 

 

次回のレクチャーは「金融投資を始める前にすべきこと②節税方法を知る」を予定しています。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

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