最近株を始めたんだけど、株価が気になって夜も眠れないんだ・・・
そんなに株価が気になるなら、やめたらいいんじゃない?
う〜ん、どうしたらいいかなぁ・・・
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 投資スタイル:
【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
【おまけ】グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン28回完走)
✅ 本業:医療従事者
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ 投資の勉強は1日5分
✅ 毎日売買しない
株式投資との適切な距離感
人間関係でも同様ですが、株式投資においても適切な距離感が重要ですね。
- 近すぎず、遠すぎず。
- 冷めすぎず、熱くなりすぎず。
近年の投資ブームやNISA等の制度改革により、私の周りでも株式投資を始める方が増えています。
私が投資を始めた2008年当時はスマホもなく、また研修医という立場で毎日が激務だったこともあり、株価をチェックする暇も余裕もありませんでした。
逆説的ではありますが、このような状況だったからこそ、今でも投資を続けられているのかもしれません。
しかし、現在ではスキマ時間さえあれば、スマホで株価をいつでもチェックすることが可能です。
さて、前置きが長くなりましたが、今回の記事では投資初心者の方に向けて、株式投資との適切な距離感について解説します。
日々の株価変動に気をもまれている方は、ぜひ最後までご覧ください。
株価の確認は1日1回
頻繁に株価を確認しても、投資成績は何も変わりません。
むしろ、成績が下がる可能性が高いです。
株価の確認は1日1回で十分ですね。
私自身、夜の空いた時間に個別株に関して確認する程度で、つみたてNISAやiDeCoで購
入している投資信託に関しては、数ヶ月に1回程度しか確認していません。
もし株価が気になってしまう場合は、アプリを削除することも一つの手段です。
株価の確認に費やす時間を減らし、自己投資や家族との時間を増やすことで、人生を豊
かにすることができるでしょう。
株式投資の勉強は1日5分
株式投資に関する情報を集めたり、勉強を行うこと自体は否定しませんが、やり過ぎは
禁物です。
株式トレードを生業としていない限り、1日たった5分でも投資関連の勉強をすれば十分
です。
一定期間集中して学ぶことも大切ですが、株式投資以外の知識を増やすための勉強に貴
重な時間やお金を費やした方がよいですね。
特に若い方であれば、株式投資ではなく自己投資にかける比率を高めた方が、結果的に
リターンも高くなるでしょう。
株式投資は、始めようと思えばいつでも始められます。
しかし、10代や20代という時間はどれだけ対価を払っても戻ってきません。
毎日売買しない
休むことも、相場にとっては一種の投資と言えます。
1株投資をしている私が言うのもなんですが、株を毎日売買する必要は全くありません。
個人投資家の最大の強みである時間軸を長く持つことを考慮しても、売買頻度を増やし
ても得をすることはほとんどありません。
個人投資家の売買頻度が増えて喜んでいるのは、売買手数料が舞い込んでくる証券会社
だけでしょう。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏もこう述べています。
- 第1ルール:損しないこと
- 第2ルール:第1ルール1を忘れるな
一番避けなければならないのは、あわてて高値で購入して、あわてて安値で売却するこ
とです。
「あの時もっと買っておけばなぁ」という程度が丁度よいと言えます。
そのうちチャンスは必ず訪れます。
まとめ
まとめにはいります。
✅ 投資の勉強は1日5分
✅ 毎日売買しない
株式投資を行う環境は年々よくなっています。
しかし、情報過多になっているのも事実であり、その取捨選択能力が試される状況でもあります。
食事と同様に、情報も質が高いものを適切な量とタイミングで摂取しないと、返って毒にもなりえます。
株式投資との距離感も腹八分にとどめることが、長く続ける秘訣と考えています。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
株式投資に関する新しい書籍が次々と出版されていますが、基礎基本を学ぶのであればやはり原点回帰が大切です。ジェレミー・シーゲル先生の著作は、時代を超えて読まれ続ける書籍ですね。