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高配当株投資|増配発表を先読みする方法

 

増配が発表されると株価って上がっちゃうよね〜

増配発表の先読みってできないのかな〜

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:15年目
 ✅ 投資スタイル:
   <コア>インデックス(全世界&全米)
   <サテライト>高配当(日本個別&米国ETF)
   <おまけ>グロース(日本個別)
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン27回完走)
 ✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒
 ✅ 本業:医療従事者
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡高配当銘柄の増配を先読みする方法
 ✅ 過去の業績修正履歴を振り返る
 
 ✅ 具体例
   ・NTT:2月に今期増配
   ・KDDI:5月に時期増配
   ・三菱HCC:5月に今期増配
   ・三菱UFJ:5月に時期増配
   ・JT:パターン不明

 

 

 

 

人気高配当株の業績修正パターン

 

 

歴史は繰り返さないが韻を踏む

 

  • ファッション
  • 食事
  • 音楽
  • 株式投資

 

何においてもサイクルが存在します。

 

 

過去は未来を保証するものではありません。

 

しかし、未来への備えは過去の事例から可能です。

 

 

過去のどの時期にどのような業績修正を行ったのか?

 

これを知るには、企業のIRページをひとつずつ振り返って確認すれば可能です。

 

 

しかし、ここで断言します。

 

面倒くさくてやってられません。

 

 

ということで、私は自腹を切ってKabutan Premiumの業績修正データを活用しています。

 

 

今回は高配当好きなら誰でも知っている

 

  • NTT
  • KDDI
  • 三菱HCC
  • 三菱UFJ
  • JT

 

を参考にしながら、業績修正のパターンをみてみましょう。

注:引用データは全てKabutan Premiumです。

 

 

NTT

 

泣く子も黙る連続増配かつ優良企業であるNTT。

 

全体的に業績の下方修正は少ないですが、全くないわけではありません。

 

増配の発表は過去5年で3回あり、いずれも2月に今期増配を発表しています。

 

2023年2月の決算発表で増配発表があるかどうか・・・。

 

個人的には、増配ありの可能性が高いと考えています。

 

理由はこちらの記事をご参照ください。

 

maoyoshi-papa.com

 

KDDI

 

NTTと双璧をなす日本の通信株の横綱KDDI。

 

KDDIも連続増配銘柄として有名ですね。

 

NTTと同様、ほとんど業績の下方修正は出していません。

 

今期増配の発表は過去5年で1回しかありませんが、5月に当期(次期)の増配を100%の確率で発表しています。

 

 

三菱HCC

 

高配当株好きなら欠かせないのが三菱HCC。

 

23年の連続増配は日本3位。

1位:花王(32年) 2位:SPK(24年)

 

なんと、過去5年で業績の下方修正が一度もありません。

 

さらに、本決算発表の5月に今期の増配を過去5年で3回発表しています。

 

 

じらすのが好きなドSな性格が伺われます。

 

 

個人的には、5月の本決算発表までにコツコツ株数を増やしたいと考えています。

 

 

三菱UFJ

 

日本の銀行株を買うなら三菱UFJか三井住友FGでしょう。

 

過去5年の業績修正をほぼなく、まさに凪です。

 

逆に、下方修正が全くないという点が意外ですね。

 

毎年5月の本決算で今期(時期)の増配を発表しています。

 

2023年に入ってから、日銀の政策変更に対する投資家の思惑で株価が鰻上りになっています。

 

個人的には、当面様子をみる状況です。

 

JT

 

高い配当利回りが魅力的なJT。

 

かつては連続増配で有名でしたが、2020年で連続増配は途切れ2021年には減配。

 

 

連続増配銘柄なら安全でしょうと考えている投資初心者の方。

 

この世に絶対安全な場所も銘柄もありません。

 

ご注意ください。

 

 

私自身、デンカの減配発表で正直凹んでいます。

 

 

直近5年の業績修正を確認すると、「↑↓↑↓↓↑」というランダムな動き。

 

ストリートファイターのザンギエフの必殺技「スクリューパイルドライバー」も、びっくりするようなコマンド入力のようです。

 

これまで紹介した4銘柄と比較しても、全くもって方向性が定まっていません。

 

それだけ、景気など様々な要因に業績が左右される銘柄ということですね。

 

有名な高配当銘柄ではありますが、非常に買い時が難しい銘柄でもあります。

 

 

まとめ

 

 

まとめにはいります。

 

 

💡高配当銘柄の増配を先読みする方法
 ✅ 過去の業績修正履歴を振り返る
 
 ✅ 具体例
   ・NTT:2月に今期の増配
   ・KDDI:5月に当期の増配
   ・三菱HCC:5月に今期&当期の増配
   ・三菱UFJ:5月に当期の増配
   ・JT:増配も減配もパターン不明

 

 

  • 増配は株価に既に織り込み済み

 

ということもあるのが株式相場。

 

ですので、増配を発表したにも関わらず株価が下落することも稀ではありません。

 

とは言っても、高配当株投資は基本的にキャピタルではなくインカムゲインを狙った投資手法です。

 

自分が納得する株価や配当利回りで購入できていれば、何の問題もありません。

 

全ての銘柄に共通するパターンはありませんが、お気に入りの銘柄に特定の業績修正パターンがないか確認してみると、面白い発見があるかもしれません。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

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