インデックス投資を続けているけど個別株投資もやってみたいなぁ・・・
でも個別株投資って難しそうだし手間もかかるみたいだよ・・・
下手に個別株投資をせずにインデックス投資だけしていればいいのかなぁ・・・
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 投資スタイル:
【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
【おまけ】グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:6歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン28回完走)
✅ 本業:医療従事者
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ インデックス投資を続けるための暇潰し
✅ 自分オリジナルのファンドを作る充実感
インデックス投資と個別株投資|併用して感じたメリット
15年程前に投資を始めた私。
一番最初に購入したのは、ステートストリート社が発売していた投資信託でした。
月日は流れ、長女が生まれた6年程まえから個別株投資も開始しました。
投資歴自体は15年程ですが、個別株投資に関してはまだまだ初心者です。
こんな私ではありますが、インデックス投資と並行して個別株投資を行って感じているメリットについて解説します。
- インデックス投資を続けているけど個別株投資にも興味がある
- インデックス投資に少し飽きてきてしまった
このような方にとって、何かしら参考になれば幸いです。
インデックス投資のありがたみを再認識
個別株投資の経験がある方であれば、個別株投資ならではの手間や大変さが多少理解できると思います。
- 決算書や中期計画書などでファンダメンタルの確認
- チャートや株価指標(PER、PBR等)の確認
- 金利や為替や経済指標の動向の確認
- 突発的なニュースに伴う業績変動の予想
これらを定期的に行いながら個別株を管理する必要があります。
- なんとなく有名な企業を
- なんとなく安そうだから
- なんとなく買ってみた
というやり方でも上手くいくケースもありますが、私自身はこのようなやり方で利益を出せたことは皆無です。
一方、インデックス投資は個別株投資に伴う煩わしい手間はかかりません。
個別株投資を始めた当初、インデックス投資がいかに洗練された投資手法であることを痛感しましたね。
逆説的ではありますが、個別株投資を始めたからこそ、今でもインデックス投資を15年以上も続けられているとも感じています。
インデックス投資を続けるための暇潰し
かれこれ15年ちかくインデックス投資をしていますが、インデックス投資は基本的にすることがありません。
- つみたてる金額を決める
- 購入する商品を選ぶ
- つみたて購入の設定をする
これで終わりです。
その気になれば30分程度で終わります。
後は20年以上ほったらかしておくだけです。
たったこれだけで、多額の報酬を得ているプロの投資家よりも優れた成績を出せるというのは、何とも不思議な世界ですね。
全人類がインデックス投資を同じようにできれば、効率的市場仮説が提唱するように、インデックス投資が最強になるでしょう。
しかし、インデックス投資の成績を超えて利益を出したがる欲望が消失しない限り、市場も株価も説明が付かない動きを見せるのが現実世界です。
結局のところ、インデックス投資は多くの人にとって退屈なのですね。
退屈な作業を20年以上続けられるほど、人はよくできた生き物ではないのですね。
その退屈しのぎには、個別株投資が非常に相性がよいです。
個別株投資を勉強することで、インデックス投資への理解がさらに深まります。
木を知ることで森を知るという感覚です。
インデックス投資の権化的な存在である、バートン・マルキール氏やチャールズ・エリス氏も実生活は個別株へも投資しているようです。
ただし、個人的には投資のコアはインデックス投資におき、個別株投資はあくまでもサテライトで行うことをおすすめします。
自分オリジナルのファンドを作る充実感
インデックスファンドは個別株の集合体です。
ただし、その集合体の細かい比率を自分で決めることはできません。
インデックスの中には、ゾンビ企業も含まれていることは否めません。
そのインデックスに個別株投資を加えることで、自分が納得した企業への投資比率を高めることができます。
まさに自分オリジナルのインデックスファンドを作るようなイメージです。
投資活動で何よりも大切なのは、相場から退場せずに居続けることです。
「敗者のゲーム」の著者であるチャールズ・エリス氏が語っていたように、稲妻が光る瞬間に市場にいなければ、株式投資で大きなリターンは得られません。
市場に長く居続けるためには何が必要でしょうか?
それは、住居と同じく自分にとって居心地のよい環境を構築することです。
私自身がインデックス投資に加えて個別株投資も行っている一番の理由は、自分のポートフォリオの中での自分が考える優良企業の比率を高めたいからです。
個別株を加えず、愚直にインデックスを丸ごと購入していた方がリターンが高くなる可能性はもちろんあります。
しかし、それを納得した上でのことです。
投資成績は他人と比べるものではありませんので、自身で考え納得したポートフォリオを作ることの方が肝要です。
また、株式投資のリターンのみで、人生全体の満足度が決まるわけではありません。
まとめ
まとめにはいります。
✅ インデックス投資を続けるための暇潰し
✅ 自分オリジナルのファンドを作る充実感
誰一人として同じ人生を歩むことがないように、投資手法も人それぞれ違っていて当たり前です。
だからこそ、投資手法や成績を他人と比較したところで何も有益なことはありません。
新NISAが2024年からはじまることを受けて、投資人口の増加が予想されます。
現時点では、低コストの全世界株式または全米株式のインデックスファンドを、余剰資金の範囲内で定期的に購入し長期保有することが多くの方にとって最適解ではあります。
それでも、個別株投資をインデックス投資に隠し味程度で加えることで、個性的なポートフォリオを形成し、より充実した投資生活が送れるものと考えています。
読者のみなさまが、より充実し楽しい投資生活を過ごされることを心から応援し願っております。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
これまで100冊近く投資関連の書籍を読みましたが、結局はジェレミー・シーゲル先生の書籍に落ち着きます。個別株投資を考えているのであれば、必ず読んでおくべき2冊ですね。