リース企業銘柄って、利回り高くて人気らしいね
いろいろあるリース企業でどれを買えばいいのかな?
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 投資スタイル:
①コア:インデックス(全世界&全米)
②サテライト:高配当(日本個別株&米国ETF)
③グリコのおまけ:グロース(日本個別株)
✅ 家族:妻と年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン26回完走)
✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒
今回の記事の結論です。
✅ 三菱HCキャピタル 利回り>5.0%
✅ 東京センチュリー 利回り>4.0%
✅ 芙蓉総合リース 利回り>4.0%
✅ みずほリース 利回り>4.4%
✅ リコーリース 利回り>3.7%
・買い時に関しては筆者の独断と偏見によるものです
・また株式投資は元本が保証されていません
・最終的な投資判断は自己責任でお願いします
リース企業銘柄の買い時
そもそもリース企業って何してるの?
リースとレンタルって何が違うの?
具体例:大型車両 医療機器
✅ リースとレンタルの違い
①貸し出し期間:リース(年単位)レンタル(日単位)
②途中解約:リースは原則不可 レンタルは可
③保守義務:リースは借りた方 レンタルは貸した方
他にも細かい点はありますが、これくらいは理解しておきましょう。
さて、日本にある代表的なリース企業はこちらになります。
オリックスが時価総額では頭一つ抜けていますが、オリックスはリース以外にも様々な事業を展開しているため、純粋なリース企業とはいえません。
リース企業銘柄は、
- 配当利回りが比較的高め
- 連続増配している企業が多い
- お得な株主優待(QUOカードなど)
ということで個人投資家からも人気が高いですね。
しかし、
- 業績が景気の影響を受けやすい(景気敏感株)
という難点がありますので、リース企業銘柄のみでポートフォリオを固めるのは個人的にはおすすめしませんね。
続いて、個別銘柄を詳しくみていきます。
8591 オリックス
国内最大手の総合リース会社です。
- 金融(生命保険、銀行、クレジットなど)
- 自動車関連
- 不動産
- 産業/ICT機器
- 事業投資
- 環境エネルギー関連
など様々な事業を展開しています。
有名な企業名に比して、かなり複雑な経営形態ですね。
配当推移
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
連続増配ではありませんが、直近10年で減配していません。
コロナショック時にも減配していない点も評価できますね。
配当利回り
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- 直近5年平均利回り:4.45%
- 直近5年最大利回り:7.76%
急激に株価が下落する局面が時折ありますので、そこを狙って購入したいですね。
とは言っても、非常に難しいですが・・・。
個人的には、利回り>5%で購入を検討しています。
8593 三菱HCキャピタル
三菱商事系列のリース会社です。
- 機械・器具備品のリース・割賦販売・貸付等が主力
- ライフ・環境・再生エネルギー・不動産領域の金融サービスも提供
という特徴がある企業になります。
配当推移
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
小幅な年もありますが、しっかり増配しています。
22年連続増配ということで、すばらしいの一言ですね。
2021年のコロナショック時にも0.5円増配しており、増配に対する強い想いが感じられます。
配当利回り
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- 直近5年平均利回り:3.88%
- 直近5年最大利回り:5.46%
増配率も考慮すると、利回り>4.5%であれば購入してもよいと考えています。
8439 東京センチュリー
伊藤忠系列の会社です。
- 国内リース、スペシャルティ業務、国際ファイナンス業務を経営
- パソコンやサーバー等の情報通信機器リースは業界1位
- オートリース分野は業界3位
- インドのTATAグループとの業務提携などアジア圏で業界トップクラス
さすが近江の商い伊藤忠系列といった感じですね。
配当推移
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
他のリース企業同様、着実に増配しています。
2023年度に増配するかどうか見物ですね。
配当利回り
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- 直近5年平均利回り:2.45%
- 直近5年最大利回り:4.48%
現時点で私は保有していませんが、購入するなら利回り>4%あたりですね。
8424 芙蓉総合リース
みずほ銀行系の総合リース会社です。
- リース(情報関連機器・事務用機器・産業工作機械、商業設備・生産設備)
- ファイナンス(金銭貸付、運用業務)の金融ソリューションビジネス
- 環境・エネルギーソリューション(太陽光発電事業、ESCO)
- コンサル・ソリューション(財務や事務の課題解決提案)
オリックス同様、幅広い事業展開を行っています。
配当推移
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
芙蓉総合リースは17年連続増配しています。
10年間と比較し配当金は約4倍になっており、増配率も高いですね。
配当利回り
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- 直近5年平均利回り:3.07%
- 直近5年最大利回り:4.40%
私は保有していませんが、個人的には利回り>4%が購入ラインと想定しています。
8425 みずほリース
みずほフィナンシャルグループ・丸紅と提携しているリース企業になります。
航空機・船舶・プラント設備・基幹設備など大型プロジェクト案件が主力です。
配当推移
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
みずほリースも17期連続増配しています。
日本のリース企業の底力を感じますね。
配当利回り
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- 直近5年平均利回り:3.02%
- 直近5年最大利回り:4.81%
こちらも私は保有していません。
利回り>4.4あたりが購入ラインになりそうです。
8566 リコーリース
リコーグループのリース会社です。
- 事務機器(複写機器、情報機器)
- 光学機器・デバイス製品
などリコーグループ製品の取扱いが主力となっています。
配当推移
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
他のリース企業と比較し時価総額は小さめですが、連続増配は23年と日本トップクラスです。
10年前と比較し配当金は約3倍になっており、増配率も高いですね。
配当利回り
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- 直近5年平均利回り:2.80%
- 直近5年最大利回り:4.05%
他のリース企業として利回りはやや低めではあります。
しかし、増配率も考慮すると個人的には魅力的な投資対象と考えており、保有銘柄の一つになっております。
個人的には利回り>3.7を購入ラインとしています。
筆者のおすすめ
リース企業銘柄の配当利回りをまとめたものです。
個人的に最もおすすめな銘柄は、
- 三菱HCキャピタル
になります。
株主優待こそありませんが、
- 1株600-700円前後で購入しやすい
- 連続増配記録は日本2位(1位は花王)
- リース企業としては日本2位の時価総額
という点で比較的安心して長期保有できる銘柄と考えています。
まとめ
まとめにはいります。
✅ 三菱HCキャピタル 利回り>5.0%
✅ 東京センチュリー 利回り>4.0%
✅ 芙蓉総合リース 利回り>4.0%
✅ みずほリース 利回り>4.4%
✅ リコーリース 利回り>3.7%
今回解説した購入ラインの利回りは、あくまでも私個人の基準です。
紹介した利回り以上で購入すれば、必ず得をするというものではありません。
不安定な相場が続きますが、ピンチはチャンスでもあります。
今回の記事が、明日からの投資戦略のお役に立てれば幸いです。
今日も最後までありがとうございました。
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