
✅ 投資スタイル:
【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
【おまけ】グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:7歳と6歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン34回完走)
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ 財務:自己資本比率70% 営業CF17年でマイナス1回
✅ 株価指標:PER 10倍 PBR 0.53倍 配当利回り 4.54%
✅ 配当:11年間減配なし
✅ 売買を推奨している意図は全くありません
✅ 最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします
ニホンフラッシュ|リスク高めの財務健全な高配当銘柄
日本経済もさることながら、中国経済の先行き不透明性が気になる昨今。
そんな日本と中国への依存度が高いというリスクを持ちつつも、財務健全かつ割安高配当銘柄ニホンフラッシュを解説します。
『高配当』というキーワードを二度見してしまう。
こんな配当大好き民の読者様にとって、明日からの投資戦略の一助になれば幸甚です。
企業概要
1964年に創立された住宅内装部材メーカーのニホンフラッシュ。
徳島県小松島市に本社を構えています。
マンション・老健施設向け内装ドア(フラッシュ工法による室内ドア)、システム収納、化粧造作材など住宅内装システム部材の開発、製造および販売を行っています。
マンション向け内装ドアは国内トップクラス。
中国市場向けは子会社6社と省都を中心に営業所(30カ所)、販売代理店ネットワークを確立(売上の約70%)。
国内向けは大手ハウスメーカー・有力デベロッパーや全国の建材問屋、営業所ネットワークを通じて地方のホームビルダーに販売。
主要取引先は万科企業股分、大和ハウス工業となっています。
世界での売上構成比率はこちら。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
ほぼ中国と日本に依存しています。
さらに、不動産事業が傾きかけている中国経済への依存度が高い点で非常にリスクが高いです。
企業の顔であるホームページのトップ。

(引用:ニホンフラッシュホームページ)
未来をひらく
さらっとドアにかけているところが好印象。
ホームページもスッキリしており、職員としても働きやすそうな雰囲気を漂わせます。
業績推移
売上高と営業利益の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
2022年までは順調に右肩上がりの成長でしたが、2023年から利益が右肩下がりです。
中国の大手不動産倒産問題が発端した2023年。
やはり中国経済と連動している様子が伺われます。
ということでEPSはここ数年下落基調ですが、BPSは積み上がっています。
営業利益率、ROE、ROAの推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
売上と同じく2022年までは、営業利益率も10%を超え、ROEもROAも高い水準を維持していましたが、2023年以降はやや厳しい状態です。
2025年3月期の予想は次の通り。
- 営業利益率:8.33%
- ROE:5.30%
- ROA:3.87%
2026年から巻き返しができるかどうかというところでしょう。
財務状況
キャッシュフロー(CF)の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
2007年から2024年までの17年間で、
- フリーCFのマイナス:6回
- 営業CFのマイナス:1回
という成績は概ね合格ではないでしょうか。
近年やや現金が低下している点がやや気がかりです。
有利子負債や自己資本比率等です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
自己資本比率は70%前後で推移し、有利子負債比率も低め安定で財務は健全。
配当推移
配当推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
直近11年間は減配せず徐々に配当を増やしています。
しかし、業績が低下傾向であり配当性向が高めになっている点は注意が必要です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
配当金の原資である現金は十分にあり、2025年は創業60年目という節目でもあることから減配する可能性は低いと考えています。
しかし、中国経済が復活しないとニホンフラッシュの業績改善も厳しく、いずれ減配の憂き目に合う可能性はあります。
配当方針について累進配当などの明文化が未だに出されておらず、明文化されるとより安心して長期保有ができそうです。
株価指標と配当利回り
直近5年間の株価指標(PERとPBR)です。


(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- PER:10.0倍
- PBR:0.53倍
指数面でも割安感はありますが、いわゆるバリュートラップという面も否定できず。
直近5年の予想配当利回りの推移です。

(引用:マネックス銘柄スカウター)
- 5年平均利回り:4.59%
- 5年最高利回り:3.30%
- 5年最低利回り:1.69%
株価下落に伴い配当利回りも右肩上がりです。
ここで注意なのが、「配当利回りが高いから買う」という考え。
中国経済への懸念は残るものの、ニッチトップという強みを持っており、個人的には少しずつ買い増してもよいと判断しています。
まとめ

まとめにはいります。
✅ 財務:自己資本比率70% 営業CF17年でマイナス1回
✅ 株価指標:PER 10倍 PBR 0.53倍 配当利回り 4.54%
✅ 配当:11年間減配なし
ニホンフラッシュはポートフォリオの主軸におく銘柄ではありません。
ポートフォリオ全体として配当利回りを高めるスパイス的な小型株です。
ポートフォリオの王道は大型中心と考えますが、大型だから安心という保証はありません。
かの有名なANAやJALのように、安泰と考えられていた銘柄にも減配無配リスクは常につきまといます。
投資の大原則、分散が肝心要なのですね。
恒例の結びとして、私が心に刻んでいる投資格言を添えます。
株式市場は、短期的には『人気投票の場』に過ぎないが、長期的に見れば『価値の計測器』として機能する (ベンジャミン・グレアム)
半導体、AIなどの流行りを追いかける手法を否定はしません。
私自身は地味な銘柄を拾い集め長期保有する手法が好みです。
日々激しく揺れ動く株価と比べ、コツコツ積み上げる配当金は増える一方であり心を落ち着かせてくれます。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
長期株式投資さんの3作目の書籍。1作目と2作目もすばらしい書籍でしたが、3作目も要所を押さえた良書です。特にこれから株式投資を始める投資初心者さんは、1株ずつ株式を購入する行動と共に本書籍を読み進めると、投資家としての練度が向上すること間違いありません。
【関連記事】
2024年8月5日、令和のブラックマンデー。その日に私が行った行動を振り返る記事です。
2024年12月時点での我が家の小学生と保育園児の投資成績を振り返る記事です。
2024年12月時点での高配当株ポートフォリオと投資状況を振り返る記事です。