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日清食品HD|即席麺王者は安定成長&高収益&安定配当の優良銘柄か?

 

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:18年
 ✅ 投資スタイル:
   【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
   【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
   【おまけ】グロース(日本個別)
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:8歳と6歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン34回完走)
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡日清食品HD|即席麺王者は安定成長&高収益&安定配当?
 ✅ 業績:営業利益率 9.33% ROE 11.15%  ROA 6.25% 
 ✅ 財務:自己資本比率 60% 営業CF17年でマイナス0回
 ✅ 株価指標:PER 16.0倍 PBR 1.83倍 配当利回り 2.35%  
 ✅ 配当:25年間減配なしの累進配当

 

 

 

🙇‍♂️筆者からのお願い
 ✅ 今回は個別銘柄を紹介する記事になります
 ✅ 売買を推奨している意図は全くありません
 ✅ 最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします

 

 

 

日清食品HD|即席麺王者は安定成長&高収益&安定配当の優良銘柄か?

 

インスタントラーメンの代名詞ともいえる「カップヌードル」。

 

その生みの親である**日清食品ホールディングス(以下、日清食品HD)**。

 

世界中で親しまれている日本を代表する食品メーカーです。

 

食品業界の中でも安定した成長力と高いブランド力を持つこの企業は、

 

  • 長期投資に適した銘柄なのか?
  • 配当や財務の観点から見たときの魅力は?

 

といった疑問に応えるべく、本記事では日清食品HDを株式投資の観点から詳しく解説します。

 

再三にはなりますが、購入を推奨している意図はありません。

 

最終的な投資判断は自己責任でお願いします。

 

 

企業概要

 

日清食品HDは、1958年に世界初の即席ラーメン「チキンラーメン」を発売して以来、インスタント麺市場の先駆者として成長を遂げてきました。

 

現在では、

 

  • カップヌードル
  • ラ王
  • どん兵衛
  • 焼きそばU.F.O.

 

などの数多くの定番商品を持っています。

 

日本国内はもちろん、アメリカ、ブラジル、アジア諸国など世界19カ国に生産拠点を持つグローバル企業です。

 

また、持株会社体制のもと、

 

  • 国内食品事業:日清食品株式会社
  • 冷凍・チルド食品:日清フーズ
  • 海外事業:NISSIN FOODS(香港上場)

 

などを傘下に置いており、収益基盤は多様化しています。

 

 

企業の顔であるホームページのトップはこちら。

 

 

 

日本を代表する企業だけあって、デザイン性は素晴らしいですね。

 

 

業績推移

 

売上高と営業利益の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

売上高も営業利益率も美しい右肩上がりの成長。

 

EPSはここ数年横ばいですが、BPSは着実に積み上がってきています。

 

 

 

営業利益率、ROE、ROAの推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

 

営業利益率、ROE、ROA、いずれも横ばいながら高い水準で維持。

 

 

2026年3月期の予想は次の通り。

 

  • 営業利益率:9.33%
  • ROE:11.15%
  • ROA:6.25%

 

食品セクターでこの数字は流石の一言。

 

 

財務状況

 

キャッシュフロー(CF)の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

 

2007年から2024年までの17年間で、

 

  • フリーCFのマイナス:6回
  • 営業CFのマイナス:0回

 

フリーCFマイナス6回はともかく、17年連続の黒字経営は素晴らしいの一言。

 

 

 

有利子負債や自己資本比率等です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

 

自己資本比率は直近で60%前後で推移しており、有利子負債はまずまず。

 

現金を溜め込みすぎず、使いすぎずという状況です。

 

 

配当推移

 

配当推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

連続増配ではありませんが、なんと25年以上減配なしの累進配当。

 

(引用:Kabutan Premium)

 

 

また、2024年度通期報告で次のような報告も。

 


株主還元の部位を拡大すると、

 

 

  • 総還元性向100%超
  • 累進的配当
  • 機動的な自社株買い

 

涙がでるような嬉しい文言の数々。

 

株主還元への意識の高さが伺えます。

 

 

株価指標と配当利回り

 

直近5年間の株価指標(PERとPBR)です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

  • PER:16.5倍
  • PBR:1.84倍

 

過去のデータと比較すると、かなり割安な状態と考えます。

 

 

直近5年の実質配当利回りの推移です。

 

(引用:マネックス銘柄スカウター)

 

  • 5年平均利回り:2.35%
  • 5年最高利回り:1.38%
  • 5年最低利回り:0.91%

 

決して高配当ではありませんが、日清食品HDで利回り2%超えという状況は、かなり珍しいと考えます。

 

個人的には利回りが2%超えているうちはコツコツ買い集めてもよいと考えています。

 

 

そして、みんな大好き株主優待制度もあります。

 

(引用:株主さまご優待 | 日清食品グループ

 

QUOカード系の優待ではないので、個人的には廃止されずに残ってほしい優待制度の一つですね。

 

 

 

まとめ

 

 

まとめにはいります。

 

 

💡日清食品HD|即席麺王者は安定成長&高収益&安定配当?
 ✅ 業績:営業利益率 9.33% ROE 11.15%  ROA 6.25% 
 ✅ 財務:自己資本比率 60% 営業CF17年でマイナス0回
 ✅ 株価指標:PER 16.0倍 PBR 1.83倍 配当利回り 2.35%  
 ✅ 配当:25年間減配なしの累進配当

 

 

株式投資には流行りすたりがありますね。

 

最近はAIや半導体関連が市場を賑わせていますが、地味に放置されている食品系セクターにこそ私自身は妙味があると考えます。

 

 

人の行く道の裏にあり花の山。

 

 

恒例の結びとして、私が心に刻んでいる投資格言を添えます。

 

株式市場は、短期的には『人気投票の場』に過ぎないが、長期的に見れば『価値の計測器』として機能する (ベンジャミン・グレアム)

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

ジェレミー・シーゲル先生の書籍は古典ではありますが、何度も読み返す価値がある名著です。基本的に人間の悩みや行動は昔から変わらないものですから、古典を読むことは非常に意義があります。

 

 

 

 

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