子供も生まれたし、そろそろマイホーム買おうかな・・・
住宅ローンって、どれくらい借りればいいのかな・・・
こんなお悩みに対する記事です。
私は2人目の子供ができたことをきっかけに、マイホームを数年前に購入しました。
当時の私が組んだ住宅ローンの概略です。
- ①借入金:4,000万円
- ②借入期間:35年
- ③金利:変動(0.5-0.6%)
4,000万円のローンにサインするとき、全身がぶるぶる震えたわ・・・
参考までに我が家の資産状況や家庭環境はこんな感じです。
- ①家庭:共働きパパママ&子供2人(年子)
- ②資産:準富裕層クラス
- ③趣味:マラソンと家族旅行(国内年2回)
現時点で、住宅ローン残高を返済する資産はあることはあります。
繰り上げ返済とかして、もっと早く返さないの?
色々考えたけど、繰り上げ返済の予定はないよ!
現在も月々約10万円の返済を継続していますが、住宅ローン控除がなくなる数年後に全額返済を予定しています。
私が住宅ローンで失敗しないよう大切にしたポイントは次の3つです。
- ①借りすぎない
- ②投資も貯金もどっちもする
- ③住宅ローン控除はおまけと考える
私自身は金融や資産運用のプロでもなんでもありません。
子育てや仕事をしながら住宅ローン返済をしているどこにでもいる一人のパパとして、
- マイホーム購入を検討されている方
- 既にマイホームを購入し住宅ローンを返済中の方
にとって、私の経験が何かしらの参考になれば幸いです。
それではひとつずつ解説していきます。
- 住宅ローンで失敗しないポイント:借りすぎない
- 住宅ローンで失敗しないポイント:投資も貯金もどっちもする
- 住宅ローンで失敗しないポイント:住宅ローン控除はおまけと考える
- まとめ:家族とマイホームを守るのは知識マッチョのパパ
住宅ローンで失敗しないポイント:借りすぎない
住宅ローンを組む前に書籍やネットでいろいろ勉強しました。
住宅ローンの相場に関しては「年収の5〜7倍」とのことですが、私にとっては高すぎという印象です。
私は年収の約3倍の住宅ローンを組み、月々約10万円の住宅ローン返済を行っています。
毎月10万円の返済は決して安くはないけど、比較的余裕をもって返済できるね
ここで一度考えてみてください。
あなたが本当にほしいのは、マイホームという建物ですか?
それとも、マイホームで家族と過ごす温かく幸せな時間ですか?
広い家や庭付きの家へのあこがれを否定するつもりはありません。
しかし、広い家や庭付きの家があなたと家族が本当に希望したマイホームでしょうか?
住宅会社が作ったコマーシャルに洗脳されていませんか?
家は子供2人とわいわいできるスペースがあれば十分! 外遊びは公園でOK!
住宅ローンを組む際は「年収の〇倍」ではなく、マイホームに求めるものをよく考えてから決めましょう。
物もマイホームもそうですが、価格ではなく価値で購入する判断をしましょう。
住宅ローンで失敗しないポイント:投資も貯金もどっちもする
住宅ローンはここ数年非常に低金利が続いています。
私の父が30年前に住宅ローンを組んだときの利率は7-10%程度だったと聞きました。
預金金利も良かったし、給料も右肩上がりだったからね・・・
現時点では住宅ローン控除の存在も考慮すると、繰り上げ返済のメリットは非常に少ないと感じています。
「繰り上げ返済する資金があるなら、利回りの高い投資先にまわした方がよい」
という意見も散見しますが、私は一部賛成で一部反対です。
仮に年率平均リターンが5%の投資先(S&P500のインデックスファンドなど)があったとしても、20年程の長期にわたってならした平均リターンであることに注意が必要です。
住宅ローンは確実に返済しなくてはならないものですので、ローン返済資金をリスク資産に全て割り振ることはかなり危険と思われます。
一方、現在の銀行預金利息はスズメの涙状態ですので、銀行にローン返済資金を入れっぱなしにしておくこともある意味リスクです。
私は数年後に住宅ローン返済を完遂する予定で、毎月のローン返済に加えて「未来のローン返済用資金」を給与所得から一定額割り振っています。
「未来のローン返済資金」に割り振ったうちの半分は銀行預金、半分は投資(インデックスファンド)にまわしています。
優柔不断な感じだけど、自分にとって一番腑におちるやり方なんだね
投資や資産運用には正解はありませんので、みなさまが心地よいと感じる方法でローン返済資金の割り振り方を考えてみてください。
住宅ローンで失敗しないポイント:住宅ローン控除はおまけと考える
住宅ローンをされている方であれば、住宅ローン控除の恩恵は心の支えの1つになっていると思います。
しかし先日、ショッキングなニュースが飛び込んできました。
2022年度の税制改正で、住宅ローン控除を1%から0.7%へ引き下げるというのです。
日本は好きだけど日本政府は大嫌い・・・
少子高齢化が進む日本では、増税や控除縮小は避けて通れません。
住宅ローン控除もさらに改悪される可能性もあり得ます。
金利も安いしローン減税もあるからマイホームを買うなら今だよ〜
こんなセリフを言って近づいてくる住宅会社の人には要注意です。
「住宅ローン控除はあくまでもおまけ」という心構えで、住宅ローンを組んだ方がよいでしょう。
まとめ:家族とマイホームを守るのは知識マッチョのパパ
まとめにはいります。
- ①借りすぎない:年収の〇倍は気にしない
- ②投資も貯金もどっちもする:リスクのバランス
- ③住宅ローン控除はおまけと考える:制度はいつでも変わる
私がマイホームを購入した理由は、マイホームで家族と過ごす温かく幸せな時間がほしかったからです。
資産運用という面ではマイホーム購入自体は浪費にあたると思いますが、よい浪費だったと思っています。
家族みんなで気兼ねなくわいわいできるマイホーム最高だよ!
マイホーム購入は浪費だと割り切ったとしても、しっかり勉強して知識をつけて自分の価値判断軸をもって理想のマイホーム購入を検討してください。
今日も最後までありがとうございました。
おしまい。