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「フリーランスになったけど税金が心配・・・」
こんなお悩みに対する記事です。
結論からいきます。
フリーランスになったらやるべき税金対策は次の3つです。
①iDeCo掛け金の変更
②国民年金の付加年金に加入
③社会保険の手続き
僕が3ヵ月前に公務員医師を辞めてから実践している内容になります。
今回は①iDeCoについて解説します。
<目次>
①iDeCo掛け金の設定を変える
iDeCoについての詳細な説明は省略します。
iDeCoについて詳しく知りたい方は、ググってください。
山ほど情報が得られます。
年金を家(ハウス)に例えると次のような感じです。
家の高さを高くするほどもらえる年金が増えるというイメージです。
ポイントは基礎となる1階部分がないと2階も3階も建てられません。
公務員や会社員のiDeCo掛け金上限は月12,000〜23,000円です。
一方フリーランス(第一号被保険者)の掛け金上限は月68,000円になります。
年間でみるとiDeCo掛け金上限は次の通りです。
- 公務員 144,000円
- 会社員 276,000円
- フリーランス 816,000円
公務員や会社員には厚生年金(年金ハウスの2階部分)がありますが、フリーランスには2階部分はありません。
その代わりといってはなんですが、フリーランスにはiDeCo(年金ハウスの3階部分)を高くできる権利が与えられています。
高くできるなら高くしておきたいですよね。
②iDeCo掛け金を変更する方法
iDeCoは開設時にやや手間がかかりますが、掛け金の変更はそれほど手間ではありません。
iDeCoの掛け金を変更したい場合、iDeCoをしている証券会社に連絡しましょう。
僕の場合は楽天証券でiDeCoをしていますので、楽天証券のホームページから申し込みました。
申請書類は2日ほどで届きましたので、届いた書類に掛け金など必要な情報を記入して返信するだけです。
③iDeCo掛け金の変更で得られる金額
再度提示しますが、iDeCoの年間掛け金上限は次の通りです。
- 公務員 144,000円
- 会社員 276,000円
- フリーランス 816,000円
iDeCoの良いところは掛け金が所得控除になる点です。
特に高収入の方がフリーランスになった場合、所得税率が高くなりますので所得控除額も大きくなります。
所得税率が30%として、年間の節税額は次の通りです(既にiDeCoをしているという前提です)。
iDeCoをしていない方であれば、iDeCoを始めることで節税額はさらに多くなります。
④iDeCoの掛け金変更の注意点
最も注意すべき点は「掛け金は1年に1回しか変更できない」点です。
自分の懐事情とよく相談して掛け金を設定するようにしましょう。
まとめ
iDeCoは老後資金作りには非常にすぐれた制度です。
節税対策にも利用できますので、活用しない手はないと思います。
しかし、メリットばかりではありません。
iDeCoの代表的なデメリットとして次のようなものがあります。
- 手数料がかかる
- 開設にやや手間がかかる
- 60歳まで引き出せない
- 商品によっては元本割れのリスクがある
等々
老後の備えも大切ですが、今は今しかありません。
iDeCOやつみたてNISA等の長期投資は、今の豊かさを失わない程度にやっていけいばいいと思っています。
今日も最後までありがとうございました。