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ご訪問、ありがとうございます。
夏はカレーでしょ!
ということで、
カレーを食べ過ぎて、若干お腹の調子が悪い、
サブスリー&パパドクターです。
僕の経歴などは、次の記事をご参照ください。
「今のやっていることに、どうしてもやりがいを感じられないな・・・」
こんなお悩みに、
不本意な異動をきっかけに「うつ」を発症した僕が、
自らの経験をふまえて、お答えします。
結論から述べます。
「やりがいを感じないこと=自分の本心以外で決めたこと」
ということです。
<目次>
「やりがい」ってそもそもなんだ?
みなさんは、仕事や趣味などに、
「やりがい」を感じていますか?
では、みなさんにとっての「やりがい」って何ですか?
収入やお金
地位や名誉
人に喜ばれる
人それぞれ、いろいろな「やりがい」はあると思います。
ちなみに僕の場合、
〇仕事(医師)
知識や技術の向上が、患者さんの健康(≒幸福)につながる
〇ランニング
自己限界への挑戦が、純粋に楽しい
心身ともに健康状態が維持できる
〇ブログ
一人でもいいから記事を見てくれる人の存在
自分の思考などの整理
書く技術の向上
一部目的とごっちゃになっているところもありますが、
だいたいこんな感じになります。
結局のところ、
「やりがい」=「幸福の源」
ということに、「うつ」になってから気がつきました。
「やりがい」を得るためにすべき、たった一つのこと
では、どうしたら「やりがい」を得られるのでしょうか?
僕なりの答えとしては、
「自らの本心で決めたことをやる」
ということです。
「誰かに勧められたから・・・」
「あこがれの人がしているから・・・」
といった理由で、何かを始めることを、
否定しているわけではありません。
行動を起こしている時点で、何も行動を起こしていないより、
充分価値があります。
理由がどうであれ、何かを始めてみて、
「あれ・・・、なんか楽しくないし、やりがい感じないな・・・」
と思った時点で、
「今やっていることって、自分の本心で決めたことだっけ?」
と、考えなおしてみてください。
もし、「本心で決めたこと」ではないのであれば、
今やっていることはやめて、別のことを始めましょう。
結果的に、「やりがい」を得ることができ、幸せへの近道になるはずです。
「自己決定」が「幸福への鍵」
結局のところ、
「自分の本心で決める」=「自己決定」
が、「やりがい」や「幸福」にはとても大切です。
子供の頃や社会人になって間もない時期に、
親や先輩から、「あーしろ、こーしろ」と言われることは、
もちろんあります。
それでも、僕自身の人生を振り返ってみると、
高校や大学の進学先
医者という職業の選択
診療科(専門)の選択
働く場所の選択
など、人生の大きな節目においては、
自分の本心で決めさせてもらえました。
両親や先輩に本当に感謝です。
ただし、ここで注意したいのが、
「自己決定」したことに対して、反論をしてくる人です。
さらに、
「反論の内容が、一見筋が通っているように感じる内容」
「反論してくる人が、自分より立場が上、または権力者」
であったりすると、
せっかくの「自己決定」が揺らぎ、崩れます。
またまた、僕の経験話になります。
「うつ」のはじまりは「不本意な異動」だったと、実感しています。
異動の話が出た当時、
「異動せずに、今の職場で働きたい」
ということが、悩みに悩んだ末での僕の本心=「自己決定」でした。
ところが、「自己決定」に対して、
「異動しないと、泌尿器科医として、今後この地域で働けなくなる」
「異動しないと、今の職場での職務内容を改悪する」
「将来的に、今の職場にいても、ポジションはない」
といった反論攻撃を受け、
僕の「自己決定」は粉々にされました。
この時点で、妻や友人に勧められた
「異動も断り、職場もやめる」
という選択をすればよかったと思っていますが、
当時の僕は、「異動する」という決断をしました。
その結果、「うつ」を発症し、今に至っています。
「自己決定」に対して、反論してくる人への対策
あなたが悩みに悩んだ末に行った「自己決定」を、
叩きにくる人へはどう対応したらよいでしょうか?
答えは、
「近づかない」または「無視する」
ということです。
「世の中に絶対正しい」
ということは存在しません。
自分の価値観、正義、常識をぶんぶん振り回しながら、
あなたの「自己決定」を壊しに来る人には、近づいてはいけません。
それが仮に、10年以上一緒に働いた上司でも、無視してください。
「常識とは、その人が18歳までに集めた偏見のコレクションのことを言う」
「自己決定」の反論でよく使われるフレーズ
「あなたのためを思って、〇〇した/しない方がきっといいよ」
こんな台詞をいう人にも、近づいてはいけません。
「あなたのためを思って」という人は、
あなたのことを「本当に思っていない」人です。
「自己決定」がどうしてもできない時
仕事をやめる等、大切な選択で悩んでいる方へ。
上司や先生もいいですが、「あなたが大好きな人」に相談してください。
異動の件で、僕が「僕の大好きな人」に相談した際、
全員が「異動に反対」でした。
悔やんでも悔やみきれないことですが、
時間は前にしか進みません。
明日も色々迷いながらも、
最後は自分の本心に従って、丁寧に過ごしたいと思います。
今日もありがとうございました。