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【もう迷わない】全世界株「VT」と米国株「VTI」どっちを買えばいいですか?

 

全世界株と米国株って結局どっちがオススメ

全世界株と米国株のどっちも買ったらダメ

 

こんなお悩みにお答えします。

 

 

全世界株ファンド vs 米国株ファンド

 

 

投資を始めようとした際に、ほとんどの方がぶつかる問題です。

 

例にもれず私もこの問題にぶちあたり、相当悩んだ時期があります。

 

  1. つみたて投資をこれから始めようという方
  2. 全世界株ファンドを購入したけど、米国株ファンドに未練がある方
  3. 米国株ファンドを購入したけど、全世界株ファンドに未練がある方

 

そして、このような記事を読んでくださるような金融リテラシーが高い投資初心者の方にとって有益な記事になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

結論からいきます。

 

全世界株と米国株のどっちを買えばいい?
  • 迷っている時間があるならどっちも買いましょう

 

全世界株ファンドと米国株ファンドの違いなどについて解説していきます。

 

全世界株と米国株どっちを買えばいい問題

ポインティング, ジェスチャー, 対決, 指, 人差し指, 手, 告発, 避難, 喧嘩, 同意しない, 紛争

 

まず最初に言わせてください。

 

「全世界株か米国株か?」というお悩みをお持ちの時点で、実は正解にたどり着いています。

 

両者の違いを確認しながら、どちらがよいのか一緒に考えていきましょう。

 

全世界株ファンドと米国株ファンドのオススメ銘柄

 

全世界株ファンドと米国株ファンドと一言にいっても、実際には数多くの投資商品が存在します。

 

全世界株ファンドと米国ファンド、それぞれのオススメ投資商品を紹介します。

 

<投資信託>

全世界株ファンド:eMAXIS slim全世界株(通称:オルカン)

米国式ファンド:楽天・全米株式インデックスファンド(通称:楽天VTI)

 

<ETF>

全世界株ファンド:VT(バンガード・トータルワールドストックマーケットETF)

米国ファンド:VTI(バンガード・トータルストックマーケットETF)

 

これらをオススメする理由です。

 

  1. 低コスト
  2. 運用資産額が多い
  3. 歴史が比較的長い

 

あれっ?S&P500に連動する投資信託VOOは紹介しないの?

 

こんな鋭い指摘をされる方へ。

 

なるべく簡略化して説明するために、今回の記事では米国株ファンドの代表としてVTIを使わせて頂きます。

 

どうぞご了承ください。

 

 

全世界株ETF「VT」と米国株「VTI」を徹底比較

 

全世界株ETFの代表「VT」と米国株ETFの代表「VTI」の比較をしてみましょう。

 

概要

 

VTとVTIの概要です(2021.12.17現在)。

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(引用元より筆者が作成)

 

まとめます。

 

  1. 歴史はVTIの方が長い→長期運用にあたり信頼性がある
  2. 組入銘柄数はVTの方が多い→分散がきいている
  3. 運用資産額はVTIの方が多い→VTIの方が買っている人多い
  4. 経費率(コスト)はVTIの方が安い→といっても微々たる差

 

投資対象地域

 

米国株ETFであるVTIは米国のみになります。

 

全世界株ETFであるVTの投資対象地域はこのようになります。

 

f:id:yoshiho182:20211216232206p:plain

ここで抑えておきたい点は、全世界株といっても63%が米国株という点です。

 

ヨーロッパが16%、新興国が10%といった割合になっています。

 

ただし、今回提示した割合はあくまでも現時点での割合です。

 

20年後、30年後はどのような割合になっているかは誰にも分かりません。

 

 

投資銘柄

 

VTとVTIの各トップ10の投資銘柄です(2021.12.17現在)。

 

f:id:yoshiho182:20211217004842p:plain

(引用元より筆者が作成)

 

ほぼ一緒です。

 

米国企業の強さが際立ちますね。

 

 

運用成績

 

VTとVTIの約10年間のチャートです。

 

青:VT 緑:VTI 

f:id:yoshiho182:20211216231519p:plain

 

VTもVTIも右肩上がりではありますが、ここ10年ではVTIの圧勝です。

 

全世界株派の主張

 

全世界株派の主張を列挙します。

 

  1. 米国一強がいつまで続くか分からない
  2. 米国株にも暗黒の時代があった
  3. 米国株より全世界株の方が分散がきいている
  4. インデックス投資の産みの親も全世界株を推奨している
  5. 時価比重型であり自動でポートフォリオを調節してくれる

 

なるほど。ごもっとも、といったところです。

 

米国株派の主張

 

米国株派の主張を列挙します。

 

  1. 結局米国が世界経済の中心
  2. 米国株が暴落したら全世界株も暴落する
  3. 全世界株は分散しすぎることで低成長の国が全体の足を引っ張っている
  4. 米国企業は世界規模で事業展開しているため新興国発展の恩恵も享受できる

 

なるほど。こちらもごもっとも、といったところです。

 

 

まとめ:迷っている時間があればどっちも買いましょう

まとめにはいります。

 

全世界株と米国株のどっちを買えばいい?
  • 迷っている時間があるならどっちも買いましょう

 

筆者が購入しているETF一覧です。

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全世界株のVTと全米株のVTI、50:50で定期つみたて購入しています。

 

つみたて投資において最大の武器は時間です。

 

保有期間が長期になるほど複利の効果も得られますしリスクも均等化されます。

 

迷いながらでもいいですから行動すること、すなわち投資を始めることが肝要です。

 

ただし、投資を始める際は少額から始めるようにしましょう。

 

人生を豊かにするための投資が原因で、夜も眠れず不健康になってしまっては本末転倒です。

 

いわゆる「リスク許容度を正しく設定しましょう」ということです。

 

投資を続けていくうちに自分なりの投資方針が固まったら、全世界株か米国株のどちらか一方に絞ってもよいですね。

 

迷い続けるのであれば、50:50で買い続けても問題ありません。

 

投資も人生も人それぞれで、これが正解ということはありません。

 

 

最後に私個人の方針を述べて終わりにさせて頂きます。

 

全世界株か米国株かで悩む時間は、家族や大切な人と過ごすための時間に使いましょう。

 

その方が人生はより豊かになると信じています。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【今回の記事に関する参照サイト】

Vanguard: Helping you reach your investing goals | Vanguard

Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance News

 

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