子供の金融教育って、いつから始めたらいいのかな?
お小遣いとか貯金とか、どうやって管理させればいいのかな?
こんなお悩みにお答えします。
子供に対する金融教育。
親であれば誰でも悩みますよね。
何を隠そう年子のパパである私もその一人です。
我が家の簡単な家族構成です。
- 医師夫婦(結婚10年目)で共働き
- 年子(4歳:姉 3歳:弟)の子育て真っ最中
- パパ:長期投資家&家計管理担当
- ママ:投資に全く興味なし&貯金担当(自分の貯金額も知らない)
このような家庭で行っている、
金融教育の方法やルールを紹介します。
小さなお子様をもつ方のみならず、
- お孫さんがいらっしゃる方
- これからお子さんをもつ予定の方
にとって参考になる記事となっております。
ぜひ最後までご覧ください。
結論からいきます。
✅金融教育の方法 :こども銀行券でお金の管理をさせる
✅金融教育のルール:ご褒美でお金は与えない
ひとつずつ解説していきます。
いつから&どうやって始める金融教育?
2022年4月から高校の家庭科で金融教育がいよいよ始まります。
しかし、
金融教育は学校ではなく親が日常の中で行うべきもの
と私は考えています。
なぜなら、
日常の中にこそお金を使う場面があるからです。
スポーツで例えます。
ルールやテクニックを座学で学ぶことも大切ですが、
実際に身体を動かしてみないことには上達しませんよね。
いくらマラソンの知識や練習方法を学んでも、
実際に走って練習しないことには、
マラソン完走はできません。
お金においてもスポーツと同じです。
実際にお金を使ったり貯めたりしないと、
お金の管理は上達しません。
金融教育のスタート
日常で最もお金を使う場面が多いところはどこでしょうか?
おそらく多くの方にとっては、
普段の買い物ではないでしょうか。
いわゆるスーパーマーケットですね。
「今日はキュウリが安いね〜」
「あっ、いつも買っているお菓子が今日は安売りになっている」
「珍しい魚が今日は並んでいるね」
こんな会話をしながら、
私は子供とスーパーでの時間を過ごします。
レジではスマホ決済ですので、
実際に紙幣でやりとりすることはしません。
しかし、
「なんでも物を買うにはお金が必要なんだよ」
ということを子供に毎回伝えるようにしています。
金融教育の方法
私が使っているものはこちらです。
決してダイソーの回し者ではありません。
毎週末にこども銀行券を一定額渡すようにしています。
こども銀行券はお財布にいれて、
お財布もしっかり指定の場所に片付けて、
泥棒にとられないようにします(お金をまもる)。
スーパーでお菓子を買ったりやガチャガチャをするときに、
こども銀行券と本当のお金を交換します(お金をつかう)。
ただし、
お菓子を買ったりやガチャガチャをする前に、
必ずこういう質問をします。
「お菓子を買ったりガチャガチャをしたら、お金は減るよ」
「いまガマンしたら、お金が貯まって好きなトミカ買えるよ」
しばらく考えさせます。
それでも、
80%くらいの確率で
「お菓子買う!」
「ガチャガチャする!!」
となります。
しかし、
最近になってからは
「がまんする!!!」
という言葉も出てくるようになりました。
月に一度、
財布に残っている金額に対して、
10%位の子供銀行券をこっそり入れておきます(お金がふえる)。
ざっくりとした感じではありますが、
- お金をまもる
- お金をつかう
- お金をためる
- お金はふえる
ということを、
少しずつ分かってもらえればと日々思っています。
金融教育のルール
唯一決めているルールがあります。
それは、
ご褒美でお金(こども銀行券)をあげない
ということです。
例えば、
- お片付けをしたからお金をあげる
- お手伝いをしたからお金をあげる
といった感じです。
理由はただ一つ。
何をするにしても、
お金という見返りを求めるようになってほしくないからです。
この記事を読んでくださるような、
やさしい心の持ち主である読者さんなら、
分かってらっしゃると思います。
社会に出ると、
お金という見返りよりも、
もっと大切なことがあるということを。
医師であれば、
給料や収入ももちろん大切ですが、
自分の医療行為によって、
患者さんや家族が安心し元気になってもらうことが、
本当の報酬です。
まとめ:お金は手段で目的ではない
まとめにはいります。
✅金融教育の方法 :こども銀行券でお金の管理をさせる
✅金融教育のルール:ご褒美でお金は与えない
現時点で考えている今後の金融教育予定です。
✅中学生:銀行口座でのお金の管理
✅高校生:証券口座の管理(額を見せるだけかも)
子供たちには、
- お金はあくまでも手段であり目的ではないこと
- お金よりも大切なことがたくさんあること
という点を理解してもらうために、
金融教育は欠かせないと感じています。
今日も最後までありがとうございました。
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