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株価暴落|日経平均はいつまでどこまで下がるのか?

 

今年に入って日経平均が下がっているみたいだね・・・。

いつまでどれくらいまで下がるのか怖くて投資できないね・・・。

 

 

こんなお悩みに対する記事です。

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:15年
 ✅ 投資スタイル:雑食
   ①メイン:米国&全世界インデックス
   ②サテライト:高配当(日本個別&米国ETF)
   ③おまけ:グロース(日本個別)
 ✅ 家族:妻と子供2人(一姫二太郎)
 ✅ 職業:フリーランス医師
 ✅ 趣味:ランニング(マラソン26回完走)
 ✅ マラソン自己ベスト:2時間51分10秒 

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡日経平均はいつまでどこまで下がるのか?
 ✅ いつまで:最長3年間
 ✅ どこまで:最大下落率64% 
 ✅ 過去の暴落時下限:PBR≒0.8

 

 

ひとつずつ解説していきます。

 

 

 

日経平均はいつまでどこまで下がるのか?

ぼかしの無料写真

 

  • ドラえもん:のび太とママの説教
  • 寝かしつけ:パパと背中スイッチ
  • 株式投資:投資家と株価暴落

 

何事にも避けられない出来事はありますね。

 

 

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

ービスマルク

 

という言葉があります。

 

 

しかし、歴史を学んだところで暴落を避けることはできません。

 

一方、暴落時に何をすべきかは歴史から学べます。

 

 

過去の暴落を知り、今の状況をどのようにして乗り越えるか。

 

 

具体的に解説していきます。

 

 

過去の暴落を振り返る

茶色の紙と黒のペン

 

 

100年に1度とも言われるリーマンショック。

 

リーマンショック以外にもここ20年ほどで暴落はたびたび訪れました。

 

直近ではコロナショックが最も記憶に新しいところですね。

 

 

2000年以降に起こった代表的な暴落は、

 

  • ITバブル崩壊
  • リーマンショック(サブプライムローン)
  • 東日本大震災
  • チャイナショック
  • コロナショック

 

ですね。

 

2000年以降の日経平均のチャートです。

 


赤枠で囲った部分が暴落時期になります。

 

暴落期間の長さや下落率はまちまちですが、定期的に起こっていますね。

 

 

下の表は、暴落時の具体的なデータになります。

 

(引用:オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資 まおよしパパ作)

 

 

2021年末から、

 

  • ウクライナ問題
  • 資源価格の高騰
  • コロナバブルの崩壊
  • 中国経済成長の鈍化
  • 歴史的な高インフレ

 

などが重なり日経平均は下落基調です。

 

 

私自身はITバブル崩壊は経験していませんが、

 

  • 3年間かかって
  • ブルトラップを繰り返しながら
  • じわじわ下がる

 

現在の相場に似ているような印象です。

 

 

日経平均の直近高値は、2021年9月につけた30,650円。

 

ITバブル崩壊時の

 

  • 下落期間:3年
  • 下落率:-64%

 

というデータをあてはめてみると、

 

  • 下落期間:2024年9月まで(3年間)
  • 最安値:11,035年(下落率-64%)

 

ということになります。

 

 

過去暴落時の下限はPBR≒0.8

電卓の無料写真

 

 

日経平均11,000円まで下がるの?はよ損切りしなきゃ!

 

 

 

落ち着きましょう。

 

 

ここから非常に重要な数値を発表します。

 

 

次のグラフは日経平均株価のPBR推移を示したものです。

 

(引用:https://www.okasan-online.co.jp/tradeinfo/theme/2020/0313/

 

 

  • リーマンショック
  • コロナショック

 

いずれの暴落時においても、

 

  • 日経平均はPBR0.8を割っていない

 

のです。

 

 

💡ざっくり用語解説|PBR
 ✅ Price-Book value Ratio の略
 ✅ 日本語では株価純資産倍率
 ✅ PBR=株価÷1株純資産(BPS)
 ✅ PBR=1.0:基本(解散価値)
 ✅ PBR>1.0:割高
 ✅ PBR<1.0:割安

 

 

PBRについて詳しく知りたい方は、こちらのサイトがおすすめです。

 

www.jsda.or.jp

 

 

2022年9月時点での日経平均の1株純資産(BPS)は約24,000円。

 

  • BPS×PBR=株価

 

という公式にあてはめますと、

 

  • 24,000×0.8=19,200円

 

となります。

 

 

以上から、

 

  • 日経平均は約19,000円まで下がる可能性あり

 

と計算上はじき出されます。

 

 

しかし、個人的には日経平均は19,000円まで下がらないと考えています。

 

 

下のグラフは2010年から2022年の日経平均PERとPBRを示したものです。

 

ー日経平均 ーPER ーPBR

 

(引用:世界の株価日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準

 

 

2022年7月時点のPBRは1.2であり割高感があります。

 

しかし、PERは右肩下がりでむしろ割安な印象です。

 

 

最近の決算内容を見ますと、過去最高益を出している企業も多数みられます。

 

 

日本の企業はがんばっています。

 

株を買って応援しましょう。

 

 

注意:

実際のところ、PERやPBRだけでは割安割高の判断は困難です。

これ以上深掘りすると脳が悲鳴をあげはじめるので、やめておきますね。

 

 

まとめ:暴落という波を乗りこなそう

波の無料写真

 

まとめにはいります。

 

 

💡日経平均はいつまでどこまで下がるのか?
 ✅ いつまで:最長3年間
 ✅ どこまで:最大下落率64% 
 ✅ 過去の暴落時下限:PBR≒0.8

 

 

株価が下がり始めると、

 

  • 資産がどんどん減っていき
  • だんだん耐えきれなくなって
  • ついには株を売ってしまう

 

ところが、

 

  • 売ってしまった時が底値で
  • 売った翌日から株価が上がり出す

 

という事態が最も避けるべきです。

 

 

長期投資を継続するにあたり、

 

  • 暴落がいつまで続き
  • どれくらい下がるのか

 

を事前に想定しておくことが肝要です。

 

 

知識なくして長期投資は継続できません。

 

 

知識を得ることで暴落時でも、

 

  • 狼狽することなく
  • 市場から退場せず
  • コツコツと投資を継続する

 

強い握力が手に入ります。

 

 

とか偉そうなふりをして、やっぱり嫌です暴落。

 

 

とはいっても、

 

  • 伸び続ける枝
  • 落ち続けるナイフ

 

どちらも存在しません。

 

つらい時期ではありますが、ともに乗り越えていきましょう。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

投資ブームの影響で株式投資に関する書籍が非常に多くなりましたね。しかし、いずれの書籍もジェレミー・シーゲル先生の影響を強く受けている印象です。何事も基礎源流を学んでおくことが強い土台を形成します。

 

 

 

 

 

 

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