未成年口座ってジュニアNISA以外の使い道ないのかな?
未成年口座で子供の資産形成の下準備できないかな?
こんなお悩みに対する記事です。
✅:ジュニアNISA以外の未成年口座活用方法の一例
✅:未成年口座で子供の資産形成準備を始める
今回の記事の結論です。
②:投資信託 eMAXIS Slim S&P500 & 全世界株式
③:個別株 タカラトミー
④:現金 ゆうちょ銀行
ひとつずつ解説していきます。
保育園児投資家のポートフォリオ
最初に私の家族構成と投資状況を紹介します。
②:ママ インデックス投資(シンプル)
③:長女 インデックス投資+個別株投資(ほどほど)
④:長男 インデックス投資+個別株投資(ほどほど)
2022年3月時点で、長女および長男は保育園児です。
現在はパパ(私)が未成年口座で資産管理をしています。
ちなみに使っている証券口座は楽天証券です。
子供が高校生になった頃に口座管理を含めて手渡す予定にしています。
具体的な銘柄は次の通りです。
【特定口座】
【ジュニアNISA口座】
長女および長男共に同じポートフォリオになっています。
資産配分はこんな感じです。
ETF
ETFとは、Exchange Traded Fundsの略称です。
ざっくり言いますと、株や債券等の詰め合わせです。
VTというETFを100株保有しています。
ちなみに私が最初に購入したETFもVTです。
VTを構成する銘柄は約8,000。
世界全体丸ごとの株を詰め込んだ感じですね。
資本主義の根底が崩れない限り、VTを長期に保有していれば、ほぼ確実に利益が得られると考えています。
投資信託
ジュニアNISAで投資信託を購入しています。
銘柄は次の通りです。
①:eMAXIS Slim S&P500
②:eMAXIS Slim 全世界株式
50:50の割合で毎月つみたて購入しています。
投資家永遠のテーマである米国株式vs全世界株式の論争。
この問題に関しては正解はありません。
むしろどちらも正解です。
正解がない問題について時間をかけて深く考えること。
世の中に絶対正しいことはないという真理にたどり着く過程で、非常に大切なことだと私は考えています。
ということで、「米国株式:全世界株式=50:50」の比率で購入しています。
近い将来、
「なんで成長性が高いS&P500を100%にしなかったの?」
「なんで分散がきいているオルカンを100%にしなかったの?」
と私が怒られるくらいに、子供の金融リテラシーが上がっていることを願っています。
またETFと投資信託を両方とも保有することで、
・分配金の扱い(再投資 or 使う)
・投資のコスト(経費率や信託報酬)
・流動性の違い(売買代金の決まり方など)
といったことも自ずと学べると考えています。
個別株
個別株として、タカラトミー100株を保有しています。
我が子が大好きなトミカ等の玩具老舗メーカーですね。
個別株投資を通して、
・株主優待制度
・配当金の仕組み
・株主になる意味
・個別株と投資信託の違い(リスク・リターンなど)
等を将来的には理解してもらえればと考えています。
当面の間は、株主優待の限定トミカで満足してらえれば御の字です。
現金
保育園児というリスクをとれる年齢とは言っても、
現金0%ではもちろんありません。
お年玉やお祝い等でいただいた現金は全て、子供の預金口座に入れています。
証券口座の管理を覚える前に、まずは預金口座でのお金の管理を覚える必要があります。
・利息
・手数料
・送金や入金
といったお金に関する基礎知識を学ぶ教材として、預金口座を利用したいと考えています。
まとめ:餌ではなく餌の取り方に価値がある
まとめにはいります。
②:投資信託 eMAXIS Slim S&P500 & 全世界株式
③:個別株 タカラトミー
④:現金 ゆうちょ銀行
「貯金をしなさい。とにかく貯金をしなさい。」
幼いときから私が両親に常々言われていたことです。
貯金はとても大切です。
両親の言葉があるから今の私があります。
しかし、これからの時代を生きていくうえで、
「貯金をしなさい。投資もしなさい。」
と子供に伝える必要があると日々感じています。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
子供が高校生になったらプレゼントしたい書籍です。時がどれだけ流れても変わらない真理が詰め込まれています。
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となりの芝はいつも青く見えるものです。
米国株と全世界株のどちらがよいか?迷う過程も大切ですが、迷いすぎて購入できなければ本末転倒です。どちらも購入し保有しながら考えましょう。
投資信託とETFの違いについての解説です。一概には言えませんが、おおざっぱな性格の方は投資信託、細かい性格の方はETFが合っています。