先日のブログでもお伝えしましたが、私の子供がコロナに感染しました。
経過としては感染翌日から解熱し現在も体調は良好です。
今回の記事は趣向をかえて、
医師として父として我が子のコロナ感染という経験をふまえ、
今現時点で率直に感じたことをつづります。
相変わらずお金や投資に関する記事が続きました。
箸休め程度に読んで頂ければ幸いです。
五感でとらえられないものほど怖い
- 視覚
- 聴覚
- 嗅覚
- 触覚
- 味覚
コロナウイルスが蔓延している現実は、五感でとらえられます。
しかし、コロナウイルス自体は五感でとらえられません。
五感でとらえられないものに対する恐怖。
見えない敵に対して常に注意を払う精神的苦痛の蓄積。
コロナが簡単に終息しない原因は、
コロナウイルス自体のみならず、
感情という諸刃の剣をもった私たちにもあるのですね。
理論や知識より感情で人は動く
「パパ、早く病気治りたい」
と泣きじゃくりながら高熱に苦しむ娘の姿。
- 小児のコロナ感染で重症化は稀
- 数日のうちに症状が治まることが多い
コロナに関する一般的な知識は、私の頭の中に存在していました。
ところがです。
我が子がコロナに感染し苦しむ姿を目の当たりにしたとき、感情が理論や知識を飛び越えていきました。
「自分の身には何が起こってもいいから、娘だけは助かって欲しい」
無意識のうちにこんなツイートもしてしまいました。
【速報】
— まおよしパパ|フリーランス医師&投資家&サブスリーランナー (@MaoyoshiP) 2022年4月3日
娘が朝から38℃の発熱。
コロナ検査の結果は陽性。
ツイッターもブログも仕事もしばらく休みます。
自分の命はどうでもいいですが、娘の命は死んでも守ります。
みなさまもどうか気をつけてくださいね。
家族みんなが元気になって、また帰ってきます。
第三者的に見れば過度の心配でしょう。
医師としては判断能力不足と言われるでしょう。
それでもあえて言わせてください。
医師だって父親だって人間です。
人間は機械ではありません。
最終的に人を動かすのは心であり感情です。
未来は誰にも分からない
最近の天気予報は外れなくなりましたね。
人工衛星技術の向上なども一因でしょう。
しかし、天気予報があたるのは自然を相手にしているからです。
空は悲しい気持ちだから雨雲を作りません。
地球は飽きたからといって反対方向に回りはじめたりしません。
未来が誰にも分からない原因は、未来を作る人間に感情があるからです。
コロナ自体には感情はないでしょう。
それでも、コロナと対峙している人間に感情があるからこそ、コロナ終息の未来が読めなくなっているのです。
まとめ
自分の子供がコロナに感染して、医師として父として率直に感じたことをつづりました。
医師や父という立場どうこうというより、1人の人間として感じた内容になってしまいましたね。
明日もみなさまが健康で穏やかな1日を過ごせることを願いつつ、今回の記事を終わりにさせて頂きます。
今日も最後までありがとうございました。