北陸新幹線グランクラス、乗ってみたいけど値段がなぁ・・・
北陸新幹線グランクラスって、乗る価値あるのかなぁ?
こんなお悩みにお答えします。
「死ぬまでに1度は乗ってみたい北陸新幹線グランクラス」
北陸生まれ北陸育ちの私が、先日こんな夢を叶えてきました。
幸運なことにグランクラスを独り占めという貴重な体験もさせていただきました。
- 北陸新幹線グランクラスにいつか乗ろうと考えている方
- 北陸新幹線グランクラスのリアルな感想を聞きたい方
- 北陸新幹線グランクラスはコスパがいいのか気になる方
にとって有益な記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
結論からいきます。
- ①サービスは最高だけどお酒が飲めないと損
- ②グランクラスに乗るなら「かがやき」ではなく「はくたか」がオススメ
- ③金沢への観光目的利用なら指定席で十分
ひとつずつ解説していきます。
北陸人が語る北陸新幹線グランクラスのリアルな感想
数日前、金沢ー東京の出張帰りに人生初の北陸新幹線グランクラスに搭乗してきました。
(どうでもいいですが指がカサカサすぎる)
2021年12月時点での北陸新幹線料金表です。
- ①自由席:13,850円
- ②指定席:14,380円
- ③グリーン席:19,100円
- ④グランクラス:27,480円
グランクラスって自由席の2倍するがやじ・・・
北陸人としての率直な感想を交えつつ、グランクラスのオススメポイントとオススメできないポイントを解説していきます。
北陸新幹線グランクラスの体験報告
高鳴る鼓動を抑えながらいざ搭乗。
さっそくコンシェルジュさんのお出迎えがあり心拍数が150を超えそうになります。
夢にまで見た北陸新幹線グランクラス室内です。
部屋全体の色調とアイボリー色シートが生み出す落ち着いた雰囲気です。
スリッパやブランケットも備え付けてあり、さながら飛行機のビジネスクラスです。
着席するとコンシェルジュさんからおしぼりが手渡されます。
続いて、軽食や飲物などが必要かどうか聞かれますので早速注文します。
メニュー表はこんな感じです。
限定という言葉に弱い私は、もちろん梅酒スパークリング(北陸新幹線のみ)を注文。
軽食とおつまみ・茶菓子もお願いしました。
梅酒スパークリングのお味はやや甘めではありますが、食前酒としては最高の一杯でした。
お腹もぺこぺこでしたので軽食もいただきます。
ひと言でいうならお上品なお味でした(食レポ下手すぎ・・・)。
調子にのって、おつまみとお酒(スパークリングワイン、赤ワイン)もいただきました。
シートの座り心地は言うまでもなく最高です。
薄暗い室内ではありますが、読書灯がありますので読書も可能です。
出張で疲れきった身体と心がほぐれにほぐれました。
前述しましたが乗車客が私一人だけでしたので、グランクラスを独り占めしてしまうという夢のような3時間8分を過ごせました。
正直あっという間の3時間8分でしたね。
グランクラスのサービスは最高だけどお酒が飲めないと損かも
- コンシェルジュさんの対応
- 食事や飲物の質
- シートの乗り心地
など、さすがはグランクラスといったサービスでした。
お酒の中でもワインが大好きな私が感動したのは、ワインの質の高さです。
梅酒スパークリング、スパークリングワイン、赤ワインのいずれも、提供された軽食に非常に合う味わい、かつ国産ワインというこだわり。
せっかくグランクラスに乗るのであれば、お酒が飲めない方にとってはちょっと損な感じはします。
もちろんお酒が飲めなくても十分なほど、グランクラス全体のサービスは最高です。
グランクラスに乗るなら「かがやき」よりも「はくたか」がオススメ
東京ー長野ー金沢間を結ぶ北陸新幹線には、「かがやき」と「はくたか」の2種類があります。
両者の違いは途中停車駅の数です。
途中停車駅の数は「かがやき」<「はくたか」です。
途中停車駅の数が多くなるほど、乗車時間は長くなります。
実際のところ、東京ー金沢間で
- 「かがやき」:約2時間30分
- 「はくたか」:約3時間
という約30分の乗車時間差があります。
同じ料金を払うのであれば、乗車時間が長い「はくたか」の方がグランクラスで過ごせる時間が長くなるのでお得というわけです。
あくまでも移動手段として割り切っている方であれば、「はくたか」より「かがやき」をオススメしますが、グランクラスで移動中も楽しみたいという方には「はくたか」をオススメします。
金沢への観光目的での北陸新幹線利用なら指定席で十分
仮に北陸人である私が東京方面から金沢への観光目的で北陸新幹線を利用するのであれば、グランクラスは利用しません。
グランクラスのサービスは本当に最高です。
お金がある方であれば、どんどんグランクラスに乗って頂ければいいと思います。
しかし、グランクラスと指定席または自由席の料金差額が約13,000円ということを考慮すると、私であればその差額で金沢到着後に美味しい寿司とお酒を楽しみます。
よほどの高級店を除き、金沢市内であれば一人13,000円も出せば美味しいお寿司とお酒は十分堪能できます。
まとめ:移動時間のとらえ方も人それぞれ
まとめにはいります。
- ①サービスは最高だけどお酒が飲めないと損
- ②グランクラスに乗るなら「かがやき」ではなく「はくたか」がオススメ
- ③金沢への観光目的利用なら指定席で十分
今回、北陸人である私が人生初の北陸新幹線グランクラスに搭乗した感想をふまえて、グランクラスをオススメできる方、オススメできない方をまとめます。
- ①お酒が飲める方
- ②時間に余裕がある方
- ③金沢へ観光目的以外で来られる方
- ①お酒がまったく飲めない方
- ②時間に余裕がなくあくまで移動手段と考えている方
- ③金沢へ観光目的で来られる方
移動時間のとらえ方も人それぞれです。
かのビルゲイツは飛行機でエコノミークラスしか乗らなかったそうです。
その理由は、「エコノミークラスだろうがファーストクラスだろうが移動時間は変わらないから」ということです。
移動時間ひとつをとっても、人それぞれ価値観や考え方が色々あります。
自分自身にとって豊かな移動時間になると思われた方は、ぜひグランクラスに搭乗してみてくださいね。
今日も最後までありがとうございました。
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