(医学生)医者って意外とお金で苦労しているって聞くけど本当?
(研修医)お金で困らないようにする方法ってないかな?
こんなお悩みに対する記事です。
✅:お金持ちがしている習慣を生活に取り入れる
✅:お金持ちへの第一歩を踏み出す
結論からいきます。
2️⃣:運動(健康)
3️⃣:貯蓄(投資)
ひとつずつ解説していきます。
金持ちドクターになるための3つの習慣
まず始めに残酷な現実をお伝えします。
貯金ゼロの医師が一定数存在します。
2015年にリクルート社が775人の医師に対して行ったアンケート結果です。
貯蓄なしが7%という結果です。
また、準富裕層と呼ばれる5,000万円以上の貯蓄割合は14.5%です。
これらの結果をふまえても、「医師≠必ずお金持ち」といえますね。
お金が全てではありませんが、お金は人生を豊かにする大切な土台の1つです。
土台を作る習慣を若いうちに身につけておくことは、生涯にわたる貴重な財産になります。
勉強(読書)
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト)
- マーク・ザッカーバーグ(メタ)
- 孫正義(ソフトバンクグループ)
誰もが知っている超一流の方々はほぼ読書好きです。
読書量と年収が比例するというデータもあります。
2012年に発行された雑誌PRESIDENTからの引用です。
1002人のビジネスマンに対するネットアンケート結果
月に本を4冊以上読むと答えた割合
・年収1,500万円以上 34.6%
・年収800万円台 17.8%
・年収500万円台 17.0%
医師であれば医学書や論文は読んで当然ですが、
医学以外に関する書籍を読む習慣を若い時期に身につけましょう。
小説等もよいですが、社会人としてのスキルアップが期待できる書籍を読むことをおすすめします。
欲を言えば、読書でインプットした内容をブログ等でアウトプットできれば最高です。
精神科医で作家である樺沢先生の書籍によると、
インプット:アウトプット=3:7
の比率がベストと言われています。
情報の新鮮度や手に入りやすさという点では、書籍よりネットに利があります。
しかし、情報の信憑性や不偏性という点ではネット記事より書籍が圧倒的に勝ります。
書籍として出版されるためには、出版社による公正が何十にも張り巡らされています。
出版社の威信が掛かっているため、出版社としても適当な内容の書籍を出版する訳にはいけません。
運動(健康)
医師になると多忙に追われて運動がおろそかになりがちです。
医者の不養生とはよく言ったものです。
- 短い昼休憩時間にインスタントラーメンをかき込む
- 深夜に呼ばれて帰った後にストレス発散にやけ食いやけ飲み
- 疲れているから院内移動はエレベーターのみ
- 通勤は車または電車で歩くのは1日1,000歩程度
こんな生活を送っていては、いくらお金があっても豊かな人生とは呼べませんよね。
本ブログでしつこくおすすめしている運動習慣はランニングです。
- 1人で可能
- 場所を選ばない
- 道具はシューズだけ
ということで、ランニングは忙しい経営者にも人気です。
最初は散歩から始めてジョギングにステップアップしましょう。
そして、徐々に走る時間を1日5分から10分と少しずつ伸ばしていきましょう。
少し汗をかくだけでもかなりリフレッシュできます。
外の空気を吸い、季節の移り変わりを感じることで、仕事や人生に関しても新しいアイディアが生まれることもありますね。
貯蓄(投資)
世界的な名著である「バビロンの大富豪の教え」から引用します。
収入の10%を貯蓄にまわせ
手取り収入が20万円であれば2万円を貯蓄するということです。
さらに2万円のうち1万円は投資にまわしましょう。
具体的な方法を提示します。
①:つみたてNISAという非課税制度を利用する
②:以下のファンドを定期つみたて購入する
・eMAXIS Slim S&P 500
・eMAXIS Slim 全世界株式
・SBI V シリーズ(米国株式)
・楽天シリーズ(米国株式)
後は放置です。
気になる方はこちらの過去記事をご参照ください。
1ヵ月1万円の投資を40年間継続したとします。
米国株式の平均リターン7%で複利計算します。
元本480万円に対して約2,600万円に大化けします。
(楽天複利シミュレーターより)
これで老後2,000万円問題なども全く無用の心配になりますね。
ここで1点注意があります。
初期研修期間は、医師や社会人としての教養を高めることにも注力しましょう。
金融投資をしていることを忘れるくらい、毎日の仕事や課題に取り組むのが理想ですね。
金融投資はやればやるほど成果が出る物ではありませんから。
自己投資と金融投資のバランスが大切ですよ。
まとめ:成功の秘訣は習慣化
まとめにはいります。
2️⃣:運動(健康)
3️⃣:貯蓄(投資)
ありきたりといえばありきたりな結論です。
しかし、どれほどの医師が勉強、運動、貯蓄を習慣化できているでしょうか?
何事も習慣になるとやめることが難しくなります。
私自身も健康維持の目的で始めたランニングが習慣となってしまい、走らないとスッキリしません。
中毒状態とも言われていますが・・・
一方で、投資に関しては一定の距離感を保ちましょう。
毎日株価の変動に気をとられることは、精神衛生上よくありません。
1週間に1回程度、購入した投資信託や株の推移を確認するだけで十分です。
とはいっても最初のうちは、気になって毎日見てしまうと思いますが・・・。
偉そうなことを書いてはいますが、私もまだまだ医師としても人としても未熟者です。
初期研修医の方、新社会人の方、ほどほどに一緒にがんばっていきましょう。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
インプットも大切ですが、それ以上にアウトプットが大切ということを気づかせてくれる書籍です。食べたら出す。学んだら教える。この繰り返しです。
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