FREENANCE ×はてなブログ 特別お題キャンペーン #フリーにはたらく
by GMOクリエイターズネットワーク株式会社「FREENANCE(フリーナンス)」
フリーランスってあこがれるけど、なんか怖いよね・・・
フリーランスって不安定なイメージしかない・・・
こんなお悩みにお答えします。
- 医学部を卒業
- 初期研修2年間を過ごす
- 専門科を決め医局へ入局
- 関連病院や大学病院で下働き研鑽を積む
- 各種資格(専門医、指導医)および大学院進学で博士号を取得する
- 教授を目指す/関連病院の部長を目指す/開業する
医師の大多数が、上記のようなキャリアを歩まれると思われます。
某TVドラマの影響もあってか、「フリーランス医師」という言葉を耳にするようになりました。
私は初期研修2年を終えた後、どこの医局にも属さず「フリーランス医師」として10数年間働いてきました。
- 初期研修医の先生
- 医局に入っていない後期研修医の先生
- 医者の生き方に興味がある方
にとって有益な記事になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
結論からいきます。
- ①フリーにはたらくにはスキルが必須
- ②スキルは自己努力でしか得られない
- ③医局は結局守ってくれない
ひとつずつ解説していきます。
医者にとってフリーにはたらくこと
「医者としてのはたらき方」といっても非常に幅があります。
- 毎日患者さんと向き合う臨床医としてのはたらき方
- 新しい治療方法や病態解明などを探求する研究医としてのはたらき方
- ある企業の産業医としてのはたらき方
- 製薬企業などのコンサルタントとしてはたらき方
今回は「臨床医としてフリーにはたらく」ことに焦点をあてて進めていきます。
フリーではたらくにはスキルが必須
「あなたの医者としてのスキルは何ですか?」
この質問に即答できる方であれば、フリーランス医師としてすぐにでもはたらけます。
具体的には、「〇〇科専門医、〇〇認定医」といった資格です。
健診や当直アルバイトだけであれば資格は全く不要です。
しかし、医師過剰(供給>需要)が今後訪れることを考慮すると、資格をもっていないことは非常に危険と言わざるをえません。
あなたが雇い側であることを想像してみてください。
雇用面接で同年代で人柄もよさそうな2人の医者が来ました。
1人は専門医などの資格なし。
もう1人は専門医などの資格あり。
どちらの医者を採用しますか?
最低限としても専門医の取得だけはオススメします。
科目によって専門医取得の条件が異なりますので、初期研修中のうちにしっかり調べておきましょう。
スキルは自己努力でしか得られない
専門医などの資格だけが医師のスキルではありません。
- 患者さんや家族との信頼関係を作る人間力
- コ・メディカルとの連携力
- 上司や部下とうまくつきあうコミュニケーション能力
このような能力を向上させる点においては、医局に入っていようがいまいが関係ありません。
日々の自己努力のみが己のスキルを上げる他ありません。
私自身、「医局に入らずに医師として生きていく」という覚悟を初期研修医のうちに固めました。
医学の勉強のみならず、自己啓発本やコミュニケーション能力等の書籍を寝る間も惜しんで読み漁りました。
まだまだ努力不足だとは感じていますが、何とかこれまで医者としてやってこれました。
医局は結局守ってくれない
全ての医局に当てはまるわけではありませんが、医局はあなたを守ってくれません。
「〇〇(あなたの名前)を思って、〇〇病院へ異動させたんだよ」
「〇〇(あなたの名前)を思って、大学院進学を勧めたんだよ」
こんなセリフを言われたことがある方へ教えます。
「あなたのためを思って」という人は「本当にあなたのことを思っていない人」です。
- 同期みんなが大学院へ進学しているから
- 同期みんなが関連病院を1年ごとに変わっているから
常識を疑うことが全ての始まりです。
私自身、諸事情で意図せず数ヶ月だけ医局に属しました。
結局、心を病み自殺まで追い込まれても医局は助けてくれませんでした。
まとめ
まとめにはいります。
- ①フリーにはたらくにはスキルが必須
- ②スキルは自己努力でしか得られない
- ③医局は結局守ってくれない
医者としてフリーにはたらくためにも、最低限のスキルは必要です。
自己投資も大切です健康が何より最優先されるべきです。
身体も心も壊れない程度に自己研鑽を積む必要があります。
今日も最後までありがとうございました。
【関連記事】