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「医者って退職金沢山もらえるの?」
こんな質問にお答えします。
mohamed HassanによるPixabayからの画像
結論から述べます。
「例外を除いて、そんなに沢山退職金はもらえません」
ということです。
勤務医≒転勤族
医師になって間もない時期は、
色々な病院を回って、経験を積む方が多数派です。
病院ごとに、得意な分野や不得意な分野があります。
また、色々な上司や同僚などとの出会いもふえます。
若いうちに色々経験をしておくことが、
医者として、社会人としてのスキル向上につながることは、
間違いないと思います。
ある程度経験をつみ、
大学院に入学したり、
留学したり等々のキャリアを経て、
40歳後半〜50歳前半に、ある病院のポストに落ち着き、
勤務医生活をまっとうされる方が多いと思われます。
ですので、
一つの病院に20年以上継続勤務される医師は、
どちらかというと少数派です。
退職金≒継続勤務年数X退職時給料
一般的に、
同じ会社で働く期間が長くなるほど、
退職金は増えます。
しかし、前述の通り、
医者が同じ病院で長く働くことは、通常まれです。
しかも、
「医者は給料が高い」というイメージがあると思いますが、
実際の給料には色々な手当がついています。
退職金を計算するときには、手当分が省かれますので、
皆様が想像するよりも、退職金は大分少なくなります。
退職金をあてにする時代は終わった
退職金をもらえるだけでも、まだいい方です。
退職金が振り込まれた時、
「ほっとした」
というのが僕の正直な感想です。
今後の超高齢化社会に伴う社会保険料の増加などの問題もあり、
一般的な流れとしては、
「退職金なし or 減額」
になっています。
将来安泰といわれていた公務員でさえ、
退職金が必ずしも保証されいるわけではありません。
「退職金だけで老後は安泰」
と考えていると、きびしい状況に追い込まれる可能性があります。
「退職金はもらえないモノ」
と考えて、今から積み立てNISAやiDeco等で、
老後に向けた資産運用を行った方がよいと考えています。
僕自身は、積み立てNISAもiDecoもどちらも行っています。
これからは、
銀行口座=資産
ではなく、
証券口座=資産
という時代がやってくると思っています。
きびしい現実ではありますが、
現在の資本主義社会においては、
情報弱者が搾取され続けることになります。
お金や資産運用に関して、勉強するのであれば、
まずはこの書籍が鉄板のオススメです。
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「忙しくて本なんか見ている暇がない」
という方には、
You Tubeで「リベラルアーツ大学」と検索してみてください。
お金に関する知識を体系的に学べる、すばらしい動画です。
隙間時間でこの動画を見るだけでも、
金融リテラシーはどんどん右肩上がりになります。
最後に、
お金も大切ではありますが、
健康と時間
これを大切にしましょう。
心を病んだ私が、心底実感しています。
コロナでまだまだ落ち着かない週末になりそうです。
何はともあれ、
「自分の身は自分で守る」
の精神で、丁寧に過ごしたいと思います。
今日もありがとうございました。