く
最近インデックス投資や高配当株投資をしている人が増えているみたい・・・
そんな投資方法でお金が増えるのかなぁ?
こんなお悩みに対する記事です。
✅ 投資:15年目
✅ 投資スタイル:
コア:インデックス(全世界&全米)
サテライト:高配当(日本個別&米国ETF)
おまけ:グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:5歳と4歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン27回完走)
✅ マラソンベストタイム:2時間51分10秒
✅ 本業:医療従事者
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ ゴールや目的がないとエンドレス
✅ 自己投資の方が株式投資より利回りが高い
インデックス投資と高配当株投資の残酷な事実
- 2020年〜2021年:インデックス投資
- 2022年〜2023年:高配当株投資
まさにブームでしたね。
いずれも派手さはありませんが、真面目な性格の日本人に合った投資手法と考えています。
私も15年程前からインデックス投資、5年程前から高配当株投資を行っています。
そんな私が投資初心者さんに伝えたい、これらの投資における残酷な事実を3つ解説します。
残酷とはいっても、投資手法を否定する内容ではありませんのでご安心ください。
それではひとつずつ解説していきます。
入金力が全て
- インデックス投資
- 高配当株投資
いずれも堅実な投資手法であり、人気を集めています。
しかし、いずれも結局は入金力がものをいいます。
一般的に株式投資で得られる平均的な年率リターンは、5〜7%です。
これ以上のリターンを株式投資で狙うのであれば、相応のリスクを背負う必要があります。
相応のリスクを背負う代表的な投資手法は、
- レバナスなどのレバレッジ商品
- デイトレードやスイングトレード
などですね。
これらを「投資」と呼ぶか「投機」と呼ぶかは、その人の価値観や考え方で変わってきますので、あえて言及はしません。
入金力による差を理解するために、
- Aさん:毎月1万円積立
- Bさん:毎月5万円積立
- Cさん:毎月10万円積立
という3人がいたとします。
3人とも同じ平均年率リターン5%の商品を購入したという仮定です。
10年後の結果は次の通りです。
当然のごとく、入金力が高いCさんの資産が圧倒的に増えています。
では入金力ではなく、リターンの差でどうなるか確認してみましょう。
- Aさん:年率リターン5%
- Bさん:年率リターン10%
- Cさん:年率リターン20%(バフェット???)
3人とも毎月1万円積立をしたと仮定します。
結果はこちらの通りです。
平均リターン率が倍増しても資産は倍増しません。
- 四季報を読み込み優良銘柄を知っていて
- テクニカル分析もファンダメンタル分析もできて
- 底値で買って天井で売る
こんな天才トレードを繰り返してリターン率を上げても、入金力が高いインデックス投資家には結局勝てません。
目的やゴールがないと終わらない
- 将来や老後に備えてお金や資産を増やすため
株式投資をしている人のほとんどが、同じような目的ではないでしょうか。
実際に私もつみたてNISAやiDeCoで行っているインデックス投資は、老後資金の準備です。
しかし、お金がいくらあっても不安が消えることはありません。
私の知り合いで〇億円資産がある方でも、「いや〜将来心配ですわ〜」と言う始末。
また、「配当金を再投資して複利の力を活用しよう」というよく目や耳にする台詞。
この台詞に私は恐怖を感じています。
この台詞を平気で放つ人に、私は問いたいです。
「どれだけの資産があれば、あなたは幸せになれますか?」
株式投資はあくまでも手段であり、目的やゴールではありません。
- 欲しいモノが株しかない
- 毎日株価が気になって仕方が無い
- 市場が開いていない休日が苦痛
こんな方は、
- スマホを置いて
- 株価を見ずに
- 数日自然の中に身を置く
ことをしてみてください。
自己投資による利回り>株式投資の利回り
繰り返しになりますが、株式投資の平均的な年率リターンは5〜7%です。
この年率リターンはあくまでも15年以上長期でもった場合が前提です。
100万円分の高配当株を購入しても、年間に受け取れる配当金は約5万円です。
仮に100万円を自己投資に費やし、給料が3年で2倍になるような転職や副業が可能になったとしたら、あなたは株式投資をするでしょうか?
3年で資産が2倍になるということは、72の法則にあてはめると、年率24%のリターンと同等です。
最大の資本は、優良企業の株ではありません。
あなた自身です。
まとめ
まとめにはいります。
✅ ゴールや目的がないとエンドレス
✅ 自己投資の方が株式投資より利回りが高い
インデックス投資も高配当株投資もすばらしい投資手法です。
しかし、投資は優良企業だけではなく、自分自身にも行うことが肝要です。
個人的には最大の自己投資は、尊敬できる上司の下で働くことだと思っています。
今日も最後までありがとうございました。
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自己投資と株式投資のバランスを上手く表現されている書籍は、私が知る限りこれしかありません。自己投資と株式投資がシナジー効果を生み出すと、金融資本のみならず人的資本も格段に増加しますね。