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日清製粉|株主還元強化を明言した製粉ナンバーワン企業を徹底解説

 

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:17年
 ✅ 投資スタイル:
   【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
   【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
   【おまけ】グロース(日本個別)
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:7歳と6歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン34回完走)
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡日清製粉|株主還元強化を明言した製粉No.1企業
 ✅ 業績:営業利益率 5.86% ROE 7.64%  ROA 4.70% 
 ✅ 財務:自己資本比率60% 営業CF17年でマイナス0回
 ✅ 株価指標:PER 13.5倍 PBR 1.03倍 配当利回り 3.11%  
 ✅ 配当:配当性向50%以上明言
 ✅ 株主優待:500株で3,000円相当の自家製品 

 

 

🙇‍♂️筆者からのお願い
 ✅ 今回は個別銘柄を紹介する記事になります
 ✅ 売買を推奨している意図は全くありません
 ✅ 最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします

 

 

 

日清製粉|株主還元強化を明言した製粉ナンバーワン企業

 

半導体は産業の米。

 

とも言われていますが、粉も我々が生きていく上で欠かせません。

 

今回は国内No.1製粉企業でありながら株主還元強化を明言した「日清製粉」を解説します。

 

銘柄の購入を推奨している意図はありません。

 

投資の最終的な判断は自己責任でお願いします。

 

 

企業概要

 

創業1900年、120年以上の歴史を持つ国内トップの製粉会社である日清製粉。

 

主な事業は以下の通り。

 

  • 製粉事業(小麦粉・ふすまなど)
  • 食品事業(パスタ、プレミックス、冷凍食品など)
  • 中食・外食事業(製パン・製菓・外食向け商品)
  • 健康食品事業やバイオ事業(酵素、プロバイオティクスなど)

 

また、近年は海外事業にも注力。

 

北米・アジアを中心にグローバル展開を拡大中です。

 

パン・麺類・スイーツなど日本人の食生活に欠かせない商品を幅広く提供。

 

まさにディフェンシブ銘柄ですね。

 

 

企業の顔であるホームページのトップ。

 



なくてはならないものだけ、つくっている。

 

The Base of Life

 

 

製粉企業とは思えないほど、普通にカッコいい。

 

 

 

業績推移

 

売上高と営業利益の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

ややムラがありますが、EPSおよびBPSは増加傾向です。

 

 

営業利益率、ROE、ROAの推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

営業利益率、ROE、ROAはほぼ横ばい。

 

だって製粉企業ですから(ん、どこかで見たフレーズ)。

 

2025年3月期の予想は次の通り。

 

  • 営業利益率:5.86%
  • ROE:7.64%
  • ROA:4.70%

 

食品セクターとしては問題ない数値です。

 

 

財務状況

 

キャッシュフロー(CF)の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

2007年から2024年までの17年間で、

 

  • フリーCFのマイナス:3回
  • 営業CFのマイナス:0回

 

連続17年間で黒字経営。

 

さすが国内トップの製粉企業だけはあります。

 

 

有利子負債や自己資本比率等です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

自己資本比率は60%以上で推移し、有利子負債比率はやや上昇傾向。

 

自己資本比率が40%以上あれば合格ラインなので、一応財務面も合格。

 

 

配当推移

 

配当推移です。

 

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

上場から累進配当ではありませんが、2013年から12期連続で増配しています。

 

さらに素晴らしいのは、直近に公表した株主還元強化の文言。

 

 

企業の利益は誰のものか、ということをよく理解していますね。

 

 

株価指標と配当利回り

 

直近5年間の株価指標(PERとPBR)です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

  • PER:13.5倍
  • PBR:1.03倍

 

ニップンほどバリュー感はありませんが、過去と比較しても割安水準。

 

 

直近5年の予想配当利回りの推移です。

 

(引用:マネックス銘柄スカウター)

 

  • 5年平均利回り:2.35%
  • 5年最高利回り:3.26%
  • 5年最低利回り:1.77%

 

配当性向が上昇傾向という背景を加味しても、利回りも高い水準です。

 

利回りが3%を超えているうちに、個人的にはコツコツ拾っておきたいです。

 

 

ちなみに株主優待制度はこちら。

(引用:日清製粉IRより)

 

具体的な価格は提示されていませんが、3,000円相当ですかね。

 

大変失礼ご無礼ですが、私自身によっては魅力が少ないかなぁという印象。

 

コツコツ買い続けて気がついたら500株という感じがよですかね。

 

 

まとめ

白と青のテキスタイルに茶色の木製スモーキングパイプ

 

 

まとめにはいります。

 

 

💡日清製粉|株主還元強化を明言した製粉No.1企業
 ✅ 業績:営業利益率 5.86% ROE 7.64%  ROA 4.70% 
 ✅ 財務:自己資本比率60% 営業CF17年でマイナス0回
 ✅ 株価指標:PER 13.5倍 PBR 1.03倍 配当利回り 3.11%  
 ✅ 配当:配当性向50%以上明言
 ✅ 株主優待:500株で3,000円相当の自家製品 

 

 

恒例の結びとして、私が心に刻んでいる投資格言を添えます。

 

株式市場は、短期的には『人気投票の場』に過ぎないが、長期的に見れば『価値の計測器』として機能する (ベンジャミン・グレアム)

 

 

前回紹介したニップン同様、食品セクターは為替やマクロ経済の影響をモロに受けますので、業績が読みにくいのは事実。

 

しかし、本当に優秀な企業でかつ参入障壁が高ければ、価格転嫁などで自ずと利益は増えてくるものだと考えています。

 

人は生物である以上はいつか衰えますが、企業は人類が滅亡しない限り生き続けますからね。

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

ジェレミー・シーゲル先生の書籍は古典ではありますが、何度も読み返す価値がある名著です。基本的に人間の悩みや行動は昔から変わらないものですから、古典を読むことは非常に意義があります。

 

 

 

 

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