カブ×マラソン×ファミリー

家族と資産形成とマラソンに人生を捧ぐパパのブログ

グローブライド|世界トップ企業&連続増配&高配当銘柄を徹底分析

 

 

 

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:18年
 ✅ 投資スタイル:
   【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
   【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
   【おまけ】グロース(日本個別)
 ✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:8歳と6歳)
 ✅ 趣味:ランニング(フルマラソン34回完走)
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬

 

 

今回の記事の結論です。

 

 

💡グローブライド|世界トップ企業&連続増配&高配当
 ✅ 業績:営業利益率 4.88% ROE 5.86%  ROA 3.07% 
 ✅ 財務:自己資本比率49.9% 営業CF17年でマイナス0回
 ✅ 株価指標:PER 12.6倍 PBR 0.74倍 配当利回り 4.29%  
 ✅ 配当:12年連続増配継続中

 

 

 

🙇‍♂️筆者からのお願い
 ✅ 今回は個別銘柄を紹介する記事になります
 ✅ 売買を推奨している意図は全くありません
 ✅ 最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします

 

 

 

グローブライド|世界トップ&連続増配&高配当銘柄

 

 

「ダイワ」という釣具メーカーなら知っているけど、「グローブライド」と聞いてもピンとこない方が多いのではないでしょうか。

 

実はかの「ダイワ精工」が「グローブライド」と企業名へと変わっていたのです。

 

そんなの常識というあなた。

 

間違いなく株中毒。

 

前置きはさておき、今回は釣具世界トップ企業である「グローブライド」を、株式投資という目線で解説した記事です。

 

 

再三の忠告になりますが、銘柄の購入を推奨している意図はありません。

 

投資の最終的な判断は自己責任でお願いします。

 

 

企業概要

 

グローブライドは、釣具世界トップのスポーツ・レジャー用品メーカーです。

 

「ライフタイム・スポーツ・カンパニー」として、

 

  • 釣具製品
  • ゴルフ製品
  • ラケット製品
  • サイクルスポーツ製品

 

を製造販売しています。

 

リールの製造販売から創業し、カーボン生産技術を基礎にゴルフ用品、テニス用品、そしてサイクルスポーツ用品へとビジネス拡大してきました。

 

フィッシング・タックル分野の売上高は世界トップ。

 

主力ブランドは次の通り。

 

  • フィッシング:ダイワ
  • ゴルフ:ONOFF FOURTEEN
  • テニス:Prince

 

釣りやゴルフやテニスをしたことがある方で、これらのブランドを知らない人はいないでしょう。

 

2009年にスノーピークのフィッシング事業を譲受し、ダイワ精工から商号をグローブライドに変更。

 

 

企業の顔であるホームページのトップ。

 

 

釣好きにとっては、たまらないイメージですね。

 

 

業績推移

 

売上高と営業利益の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

2022年、2023年とEPSがグンと上がっていますが、2024年、2025年は下落。

 

やはり、スポーツ系銘柄は流行り廃りの影響が大きいですね。

 

一方、BPSは緩やかながら上昇傾向です。

 

 

営業利益率、ROE、ROAの推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

営業利益率、ROE、ROA、いずれも横ばい基調。

 

2025年3月期の予想は次の通り。

 

  • 営業利益率:4.33%
  • ROE:5.86%
  • ROA:3.07%

 

同業他社と比較し、飛び抜けてよくもありませんが合格ラインでしょう。

 

 

 

財務状況

 

キャッシュフロー(CF)の推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

2007年から2024年までの17年間で、

 

  • フリーCFのマイナス:4回
  • 営業CFのマイナス:0回

 

フリーCFは致し方ないとしても、黒字経営を17年連続は流石の一言。

 

 

 

有利子負債や自己資本比率等です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

自己資本比率が上昇で、有利子負債比率は低下傾向。

 

財務面でも安定してきている様相です。

 

 

配当推移

 

配当推移です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

 

素晴らしい右肩上がりの増配。

 

 

中期経営計画で提示された資本政策はこちら。

 

 

図の中に小さくかかれていますが、「安定配当を目指す」という文言。

 

ますます長期保有したくなりますね。

 

 

株価指標と配当利回り

 

直近5年間の株価指標(PERとPBR)です。

(引用:マネックス証券銘柄スカウター)

 

  • PER:12.6倍
  • PBR:0.74倍

 

PERだけ見るとそこまで割安感はありませんが、PBRはかなり低め。

 

PBR1倍割れ対策として、株主還元を強化する施策も検討されているでしょう。

 

 

直近5年の予想配当利回りの推移です。

 

(引用:マネックス銘柄スカウター)

 

  • 5年平均利回り:3.33%
  • 5年最高利回り:4.82%
  • 5年最低利回り:2.12%

 

個人的には現状の利回り4.3%前後でも、長期保有するなら悪くないと考えます。

 

 

そして個人投資家が大好きな株主優待制度もあります。

 

(引用:グローブライドIR情報より)

 

釣りと株が好きな人にとっては、涎が垂れる優待ですね。

 

優待制度には相変わらず賛否両論あります。

 

私自身は株式投資の魅力の一つとして残ってほしいと思う一方、やはり株主平等の原則からの観点では廃止も止むを得ないですね。

 

 

まとめ



 

まとめにはいります。

 

 

💡グローブライド|世界トップ企業&連続増配&高配当
 ✅ 業績:営業利益率 4.88% ROE 5.86%  ROA 3.07% 
 ✅ 財務:自己資本比率49.9% 営業CF17年でマイナス0回
 ✅ 株価指標:PER 12.6倍 PBR 0.74倍 配当利回り 4.29%  
 ✅ 配当:12年連続増配継続中

 

 

私自身、グローブライドのような「ほどよく地味だけどしっかり稼ぐ企業」を長期保有するスタイルが好みです。


短期的な株価の動きに一喜一憂せず、「良いビジネスをしている企業のオーナーになる」

という感覚を大切にしたいものです。

 

恒例の結びとして、私が心に刻んでいる投資格言を添えます。

 

株式市場は、短期的には『人気投票の場』に過ぎないが、長期的に見れば『価値の計測器』として機能する (ベンジャミン・グレアム)

 

 

今日も最後までありがとうございました。

 

 

【おすすめ書籍】

ジェレミー・シーゲル先生の書籍は古典ではありますが、何度も読み返す価値がある名著です。基本的に人間の悩みや行動は昔から変わらないものですから、古典を読むことは非常に意義があります。

 

 

 

 

【関連記事】

2024年8月5日、令和のブラックマンデー。その日に私が行った行動を振り返る記事です。

maoyoshi-papa.com

 

2025年3月時点での我が家の小学生と保育園児の投資成績を振り返る記事です。

maoyoshi-papa.com

 

 

2025年3月時点での高配当株ポートフォリオと投資状況を振り返る記事です。

maoyoshi-papa.com