✅ 投資スタイル:
【コア】インデックス(全世界&全米ETF)
【サテライト】高配当(日本個別&米国ETF)
【おまけ】グロース(日本個別)
✅ 家族:妻 年子2人(一姫二太郎:7歳と6歳)
✅ 趣味:ランニング(フルマラソン34回完走)
✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが確かな報酬
今回の記事の結論です。
✅ 財務:自己資本比率70% 営業CF15年でマイナス3回
✅ 株価指標:PER 7.6倍 PBR 0.84倍 配当利回り 4.02%
✅ 配当:DOE3%以上&累進配当 7期連続増配
✅ 売買を推奨している意図は全くありません
✅ 最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします
E・Jホールディングス|DOE採用&累進配当の優良高配当株
給与は増えないけど配当は増えていく。
物価は上がっていくけど、配当金も増えていく。
インフレに対応可能な資産を保有しないと、ますます厳しいご時世の今日このごろ。
さて、今回はDOEを採用しさらに累進配当を明言した銘柄「E・Jホールディングス」を解説した記事です。
銘柄の購入を推奨している意図はありません。
投資の最終的な判断は自己責任でお願いします。
企業概要
2007年、日本技術開発とエイトコンサルタントによる株式移転により設立されたE・Jホールディングス。
- 環境
- 防災・保全
- 行政支援
以上3つをコアに官公庁向けへの基幹分野(道路・構造・河川・港湾、廃棄物など)の
コンサルタントと測量や調査が中心。
重点分野は次の6分野。
- 自然災害・リスク軽減
- インフラメンテナンス
- デジタルインフラソリューション
- 環境・エネルギー
- 都市・地域再生
- 公共マネジメント
主要取引先は、天下の国土交通省となっております。
企業の顔であるホームページのトップ。
自らを大胆に改革し、真に豊かな社会創りに向けて新たな価値を創造してまいります
なんか素敵なことを言っているようですが、私にはよく理解できません。
業績推移
売上高と営業利益の推移です。
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
2009年から2012年までは厳しい時期でしたが、その後は順調に売上も営業利益も伸ばしています。
EPSおよびBPSも着実に増加傾向です。
営業利益率、ROE、ROAの推移です。
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
2012年を底にして、営業利益率、ROE、ROAも上昇基調。
2025年3月期の予想は次の通り。
- 営業利益率:12.60%
- ROE:11.10%
- ROA:6.88%
同業他社と比較しても高い水準を保っています。
財務状況
キャッシュフロー(CF)の推移です。
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
2009年から2024年までの15年間で、
- フリーCFのマイナス:5回
- 営業CFのマイナス:3回
国土交通省、いわゆる国の政策次第に依存している故にやむを得ない時期はありますね。
有利子負債や自己資本比率等です。
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
自己資本比率は70%前後で推移しており、財務は盤石。
なぜ有利子負債があるのか謎ですが、なにか裏があるのでしょうか。
配当推移
配当推移です。
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
直近7年間は連続増配。
個人的には残念でしたが、株主優待を廃止する一方で累進配当を明言しました。
DOE採用かつ累進配当だなんて・・・。
高配当株好きなら、涙と涎が止まらなくなるフレーズですね。
株価指標と配当利回り
直近5年間の株価指標(PERとPBR)です。
(引用:マネックス証券銘柄スカウター)
- PER:7.6倍
- PBR:0.84倍
数字だけ見ますと、ザ・バリューという感じですが、過去と比較すると現時点ではそこまで割安ではないですね。
直近5年の予想配当利回りの推移です。
(引用:マネックス銘柄スカウター)
- 5年平均利回り:3.46%
- 5年最高利回り:4.39%
- 5年最低利回り:2.86%
個人的には利回り4%を超えているなら、コツコツ買ってもよいと判断しています。
まとめ
まとめにはいります。
✅ 財務:自己資本比率70% 営業CF15年でマイナス3回
✅ 株価指標:PER 7.6倍 PBR 0.84倍 配当利回り 4.02%
✅ 配当:DOE3%以上&累進配当 7期連続増配
大型株にも魅力的な銘柄はありますが、やはり中小型にも妙味のある銘柄が多々ありますね。
いずれにしても、皆が注目していない、またはゴミやクズ呼ばわりされて投げ売りしている時期に仕込みたいものです。
人の行く裏に道あり、花の山。
恒例の結びとして、私が心に刻んでいる投資格言を添えます。
株式市場は、短期的には『人気投票の場』に過ぎないが、長期的に見れば『価値の計測器』として機能する (ベンジャミン・グレアム)
短期一発投資も面白く刺激がありますが、再現性が高く万人向けの投資手法はやはり長期で分散投資です。
日々揺れ動く株価に一喜一憂する必要はなく、畑を少しずつ増やし手入れを行い配当金や株主還元という果実を得る。
そして、種を撒き新たな作物を育てていく。
さらに、企業努力による増配や福利効果を最大限に活かして利益を指数関数的に増やしていく。
晴れの日も曇りの日も雨の日も雪の日も、マイペースで淡々と資産を積み上げる。
単純だからこそ継続が難しいのかもしれませんね。
今日も最後までありがとうございました。
【おすすめ書籍】
長期株式投資さんの3作目の書籍。1作目と2作目もすばらしい書籍でしたが、3作目も要所を押さえた良書です。特にこれから株式投資を始める投資初心者さんは、1株ずつ株式を購入する行動と共に本書籍を読み進めると、投資家としての練度が向上すること間違いありません。
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