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【無料教材】J-FLEC「おこづかいゲーム」のやり方|小学生と親子40分で学ぶお金の使い方

J-FLECのおこづかいゲームを親子40分で学ぶ記事のサムネイル
おこづかいゲーム|親子40分で学ぶ

「小学生にお金の話をしたい。でも、何から始めればいい?」

「投資を教える前に、買い物や貯金を楽しく体験させたい」

こんなお悩みに対する記事です。

🖌この記事を書いている人
 ✅ 投資歴:約19年
 ✅ 投資スタイル:インデックスを土台に、日本高配当株などを組み合わせる
 ✅ 家族:妻、年子2人
 ✅ 幼児期から、買い物やこども銀行券を使った金融教育を実践
 ✅ 座右の銘:良心に恥じぬことが我々の確かな報酬

今回の記事の結論です。

💡投資より先に「選ぶ・記録する・振り返る」
 ✅ J-FLECの「おこづかいゲーム」は無料で、ゲームだけなら約30分
 ✅ 親子で10分振り返り、使った理由を言葉にする
 ✅ 残金の多さだけで評価せず、納得できる選択だったかを確認する
 ✅ 家庭のルールは一度で完成させず、1か月後に見直す

以前の記事では、こども銀行券を使い、「使う・貯める・守る」を日常の買い物で学ぶ方法を紹介しました。

以前の記事が日常で続ける仕組みなら、今回は1回のゲームで「選ぶ・記録する・振り返る」を体験する入口です。その続編として、2026年4月に金融経済教育推進機構(J-FLEC)が公開した新教材を、家庭で無理なく使う手順に絞ります。

投資より先に、おこづかいで「選ぶ」練習をする

子どもの金融教育というと、株やNISAを思い浮かべる方もいるかもしれません。

しかし、その前に身につけたいのは、限られたお金の中で優先順位を決める力です。

わが家でも幼児期は、スーパーで欲しい物を前にしたとき、「いま使うとお金は減る」「残せば別の物を買える」と考える時間をつくってきました。

小学生になれば、そこへ「記録する」「あとで振り返る」を足せます。利益を出す練習ではなく、自分で選び、その結果を引き受ける練習です。

文部科学省の小学校学習指導要領解説でも、買い物の仕組みや消費者の役割、物や金銭を計画的に使うことが家庭科の学習内容に位置づけられています。家庭では、正解を教えるより体験の機会をつくる方が続けやすいと感じます。

J-FLECの「おこづかいゲーム」で学べること

J-FLECの「おこづかいゲーム」は、主に小学校高学年向けの無料教材です。公式ページからカード、ワークシート、にこにこポイント計算シート、教師用指導書をダウンロードし、印刷して使います。

ゲームでは「ニーズ」「ウォンツ」「ラッキー」「どっきり」の4種類のカードを引き、起きた出来事をおこづかい帳へ記録します。

最後は次の3つの視点で振り返ります。

振り返る視点 親子で確認したいこと
残ったお金 予定外の出来事に備えられたか
にこにこポイント 自分や周りがうれしい使い方だったか
自分の満足度 金額に関係なく、納得できる選択だったか

残金だけなら「何も買わない子」が一番になりがちです。満足度も一緒に見ることで、お金は貯めるだけでなく、納得して使うものだと話しやすくなります。

親子40分で行う具体的な進め方

公式の所要時間は、ゲーム単体で30分です。家庭では最後に10分の会話を足すと、次の行動へつながります。

時間 やること 親の役割
0〜30分 公式の進行に沿ってゲームを行い、おこづかい帳へ記録 計算方法だけ補助し、選択を先回りして指示しない
30〜40分 3つの視点で振り返る 答えではなく理由を聞く

振り返りで使う質問は3つで十分です。

  1. 一番「使ってよかった」と思うものは何だった?
  2. 予定外の出費が来たとき、どんな気持ちになった?
  3. もう一度なら、同じ使い方をする?

「それは無駄づかい」と決めつけず、理由を聞きます。失敗しても家計が困らないゲームだからこそ、子どもが自分で考える余白を残せます。

家庭のおこづかいルールに持ち帰る

ゲーム後は、家庭のルールを一気に増やさず、次の5項目だけ決めます。

項目 決め方の例
金額と渡す日 家計と年齢に合わせ、毎月同じ日にする
おこづかいで買う物 お菓子・文具など対象範囲を言葉にする
前借り 原則なし、または家族会議で確認する
記録方法 紙・アプリのどちらでも、週1回だけ確認する
見直し日 1か月後に金額ではなくルールを見直す

金額や定額制・報酬制に、すべての家庭へ当てはまる正解はありません。大切なのは、親子で同じルールを共有し、途中で変えるときも話し合うことです。

親が気をつけたい3つの注意点

1つ目は、残金が多い子だけを褒めないことです。必要な物へ使えたなら、それも良い判断です。

2つ目は、お金の教育を投資の英才教育にしないことです。使う、貯める、備える、相談するという土台が先です。

3つ目は、教材の利用条件を確認することです。家庭で使う資料はJ-FLECの公式ページから最新版を取得しましょう。教材を部分的に抜粋・加工したり、公開の場で配布したりする場合は、公式FAQの条件を確認し、必要に応じてJ-FLECへ問い合わせてください。

本来の主な対象は小学校高学年です。低学年の家庭利用に応用する場合や計算が苦手な子には、計算を親が手伝い、選ぶ部分を子どもに任せれば十分です。

始める前のチェックリスト

✅ J-FLEC公式ページから必要な資料を印刷したか
✅ 親が正解を先回りして教えないと決めたか
✅ 残金・にこにこポイント・満足度の3つを見るか
✅ ゲーム後に10分話す時間を確保したか
✅ 家庭ルールの見直し日を決めたか

まとめ

小学生のお金教育は、いきなり投資から始める必要はありません。

まずは限られたおこづかいで選び、記録し、振り返る。その小さな経験が、将来の買い物、貯蓄、投資で自分なりに判断する土台になります。

J-FLECの「おこづかいゲーム」なら、無料で約30分。親子の会話を10分足して、夏休みの40分から始めてみてはいかがでしょうか。

以前の家庭での取り組みは、「いつから&どうやって?|子供への金融教育」でも紹介しています。

本記事は家庭での金融教育に関する一般的な情報です。おこづかいの金額やルールは、子どもの発達段階と各家庭の状況に合わせて調整してください。

【参考リンク/確認日:2026年8月3日】