ご訪問、ありがとうございます。
「勤務医をやめたてホヤホヤ」、サブスリー&パパドクターです。
僕の経歴などは、次をご参照ください。
「さあ、イヤな会社を辞めたぞ!さて、何をまずしようか?」
このようなお悩みに、
「退職翌日、僕がまずやったこと」を、お答えします。
何かしらのご参考になれば幸いです。
<目次>
結論を述べます。
「これで自由の身だ〜!!!」
「朝から酒飲んだり、遊びまくってやる〜!!!」
はい、冗談です。
「市民センター(市役所)で各種手続きを完了させる」
ということです。
我ながら、マジメな性格だな・・・
解説します。
会社員からフリーランスになって変わること
👀 Mabel Amber, who will one dayによるPixabayからの画像
会社を辞めた次の日の朝、
いきなり顔や性格が変わるわけではありません。
何が変わるかというと、「社会保険」です。
「社会保険」には、次の3つがあります。
会社員からフリーランスに変わると、
例外はありますが、ざっくりこんな感じになります。
医療保険編 「会社員は恵まれている」
「健康保険」
名前が似ていて、ややこしいですが、全くベツモノです。
通常、会社員の場合は「健康保険」に加入することになります。
「健康保険」が「国民健康保険」に比べて良い3点を紹介します。
- 保険料を会社が半分出してくれる(「国保」は全額自己負担)
給料から天引きされているので、実感がわきにくいです。
しかし、実際はかなり割安の保険料になっているということです。 - 扶養制度がある(「国保」にはなし)
妻や子供が扶養の対象であれば、
妻や子供の保険料は負担する必要がありません。 - 傷病手当金や出産手当金がある(「国保」にはなし)
何かしらの病気で働けなくなったり、出産で仕事を休む場合、
ちゃんと保証(≒お金)がもらえます。
「え〜、健康保険めちゃくちゃいいじゃない!」
「会社員、辞めるんじゃなかったよ〜」
落ち着いてください。
以前の記事でも書きましたが、
「健康保険」には「任意継続制度」というものがあります。
条件はいくつかありますが、手続きを行えば、
会社員を辞めた後、
最長2年間「健康保険」に加入継続が可能になります。
何もしないと、勝手に「国保」に切り替わるので、
これから「会社を辞めてやろう」とお考えの方、
是非、「任意継続制度」をご検討ください。
年金保険編 「年金ってもらえるの?」
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
会社員の場合、何も考える必要はありません。
なぜなら、年金の保険料は、給料から勝手に天引きされます。
フリーランスの場合、ちょっと考える必要があります。
なぜなら、年金の保険料は、自分で支払う手続きが必要があります。
「え〜、なんか年金手続きってメンドウくさそう〜」
「年金って、本当にもらえるの?保険料払わないといけないの?」
退職翌日、年金手続きを行ってきた僕の感想です。
手続き自体は、15分程で終了しました。
これをメンドウと感じるかどうかは、あなた次第ですが・・・。
続いて、「年金は本当にもらえるの?」問題です。
国民年金の保険料(払うお金)は、月額約16,000円。
20歳から60歳までの40年間、完全に保険料を納めると、
保険料の合計額は約788万円。
保険料を完全に納めた場合の受給額(もらえるお金)
年額約78万円(月額約64,000円)もらえます。
ですので、
65歳からざっくり10年以上生きればモトがとれる
ということになります。
現時点での平均寿命(男性:81歳 女性:87歳)で考えると、
男性の受給額:約1,250万円(払った保険料の1.6倍)
女性の受給額:約1,750万円(払った保険料の2.2倍)
ということになります。
人生100年時代と呼ばれている中、
長生きすればするほど得をする制度ですので、
損をする可能性は低いと思われます。
また、年金の財源は、「保険料」だけではありません。
「消費税などの税金」
「積立金(年金積立金管理運用独立行政法人)」
も年金に当てられています。
「積立金(年金積立金管理運用独立行政法人)」に関しては、
約170兆円もあるとされていますので、
「年金がもらえなくなる可能性は、現時点では非常に低い」
と考えます。
長々と書きましたが、
「会社を辞めた次の日は、しっかり保険の手続きをしましょう」
ということになります。
こういう、「面倒くさいことを後回しにしない」こと。
今後のフリーランス人生で、
成功をつかむ秘訣だと信じています。
モヤモヤした天気が続きますが、
皆様がこころも身体も健やかに過ごせる週末になることを、
願っております。
今日もありがとうございました。